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2018年12月27日21:29

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総理大臣が(゚∀。)でも、天皇陛下が賢明であれば日本国は大安心!!


「総理大臣が(゚∀。)でも、天皇陛下が賢明であれば日本国は大安心」


「天皇制の否定は正しいか」、マルキストや共和主義者が「天皇制否定」するのは「彼らの思念の上で正しい」と思う。

では「日本国民が象徴天皇制を否定するのは正しいか」と考えると一概に上記には「当たらない」と思う。

凡そ「象徴天皇制」は虚構である。古くは神話であり、上代には統治理論であった。

明治時代、近代、それは統治論として再編成され「大日本帝国ー現人神」として挙国論となった。



そこには「吉田松陰・幽囚録」があった。

★「太陽は昇っているのでなければ西に傾いているのであり、月は満ちているのでなければ欠けつつあるのである。同様に国も隆盛でなければ衰えているのだ。だから、よく国を保持するというのは、ただたんにそのもてるところのものを失わないというのみではなく、その欠けるところを増すことなのである。いま急いで軍備を固め、軍艦や大砲をほぼ備えたならば、蝦夷の地を開墾して諸大名を封じ、隙に乗じてはカムチャッカ、オホーツクを奪い取り、琉球をも諭して内地の諸侯同様に参勤させ、会同させなければならない。また、朝鮮をうながして昔同様貢納させ、北は満州の地を割き取り、南は台湾・ルソンの諸島をわが手に収め、漸次進取の勢いを示すべきである。しかる後に、民を愛し士を養い、辺境の守りを十分固めれば、よく国を保持するといいうるのである。そうでなくて、諸外国競合の中に坐し、なんらなすところなければ、やがていくばくもなく国は衰亡していくだろう。」(中公クラッシック「吉田松陰」より抜粋)



その次に「福澤諭吉」がいた。彼が明治政府の隠れたブレーンであったようだ。

★「我政府は令を陸海軍に伝へ、軍艦陸兵外征服出陣の準備を為さしむ可し。…朝鮮国の幸福を増し文明を進め…」(全集8巻、1882・7・31。朝鮮侵略は朝鮮の文明を進めるものだという侵略「思想」)

★「此度琉球にて廃藩とあらば、其士民の仰天如何ばかりなるべきや…懇々たる諭告文を御示し…日本政府は琉球を取て自ら利するに非ず、琉球人民を救う厚意なり…筆まめに書竝べ口まめに説諭して先づ彼の人民の心を籠絡する事」(全集17巻、1880・3・4)


この時代……、大航海時代以降の帝国主義の勃興、18世紀ー産業革命の成功により欧米列強は世界各地に植民地を求めた。アジア・アラブ・アフリカ・中南米などは「近代兵器」戦法の前に為す術が無かった。それ以前は「奴隷制・人身売買」そしてこの頃には「帝国主義ー植民地争奪戦・支配」となる。

西洋列強が中国・清に目の向く間、日本は「脱亜入欧」を目指し、明治維新・大日本帝国の成立の形を成した。そして「日清戦・日露戦・日韓併合・満州事変(大東亜共栄圏ー満州国)・連盟脱退2.26・日中戦争・ノモンハン(対ソ戦)・太平洋戦争」へと国民総動員しながら、「沖縄地上戦・大空襲・二発の原爆(人体実験)→敗戦」米国下GHQ占領統治を受けるに至った。



日本国は不幸な時代性の中「侵略ー解放・戦争」の只中に在った。

そして「主要都市の爆撃、二発の原爆」の下、終戦を迎えた。

当時日本国民の心情は「進め一億、火の玉だ」「欲しがりません勝つまでは」であった。

敗戦の後、日本国の再生の時、「一億総懺悔」・「不戦の誓い」などがあり「平和憲法」が生まれた。だが、第一条は象徴天皇制である。


『第一章 天皇 第一条  天皇は、日本国の象徴であり日本国民統合の象徴であつて、この地位は、主権の存する日本国民の総意に基く』


理想としては「コスモス・シチズン」ではあるが、まだまだ「ナショナリズム」な時代であるためだろうか。第一条は象徴天皇制であるのだ。




そして戦後を「裕仁天皇と明仁天皇」が「平和憲法ー象徴天皇制」を体現する事になった。

戦後「昭和・裕仁天皇」の時代は「懺悔と御巡幸」であっただろう。

朝鮮支配・満州国建国・太平洋戦争への進行を、「統帥権の干犯・軍部独走」を、また「そうであった日の丸・国民」を「止めきれなかった御自身」は「慙愧の念に堪えない」ものであったと推察する。




さて次の「平成・明仁天皇」」の先生は、福澤諭吉の薫陶を受けた「小泉信三」氏である。

★「皇室は政治の外に仰ぐべきものであり、またかくしてこそ初めて尊厳は永遠のものとなる。…然らば皇室の御任務はいずこに存するのであるか。それは実に日本民心融和の中心とならせらるることである、と福沢は言うのである」(小泉信三『ジョージ五世伝と帝室論』)


ここに「福澤諭吉の影」も見える。我々庶民は「一万円札」を渇望する者でもある。(笑


凡そ日本国民は不幸な戦争の経験を得てGHQ支配下で「平和憲法・自由(主義経済)・民主主義」を得る事になった。ここには「不戦の誓い」がある。

繰り返す、凡そ「象徴天皇制」は虚構である。そして「平和(国家建設)憲法」である。しかし、ここに「博愛と人道」を得れば「日本は理想国家」となるだろう。ロマンを抱く事により民心一体←悪く言えば掌握する事が可能だ。

言い換えれば「総理大臣がアレ(゚∀。)でも、天皇がおられる」という国体としての政治的安定性を確保できるということでもある。只今は「トランプ・シュウ・プーチン・キム」と「超・ナショナリズム」な時代である。コスモスもしくはインターナショナルでは「食いはぐれ」にもなるかもしれない。


次の天皇陛下の時代は如何に。「他人の志向ー言説と行動」を見るしかないが、「平成ー天皇」は「平和憲法と象徴天皇制」を彼の中での熟考と「取捨選択」があるだろうと思う。また「世界の名著」にも親しまれたものだと思う。

誰の精神でも、私の精神でもそうだ。「それだけ読んでいる訳じゃないーあらゆる名著に触れたい」ものさ。

また正論・反論いろいろあるさ。「一即、全体」でもない。精神は揺れ動くもの。

そのなかで「ホンモノ」を見つけてゆくしかないと思うさ。(´-`).。oO


「すめらみこと、いやさか!」( ´艸`)





ps. 先般「NHK 天皇の先生"になった男 小泉信三」てのもあった。見た。キーワードは「忠恕」だ。

※忠恕=自分の良心に忠実であることと、他人に対する思いやりが深いこと





注!「ネトウヨ落書」は全て削除してやるヨ. (〃艸〃)




■両陛下、皇族方招き昼食会=皇居
(時事通信社 - 12月27日 15:30)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=4&from=diary&id=5436449
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