ノーと言える様になった日本
私が健常で海外出張や海外駐在が多かった頃の日本は
ノーと言えない国であった
海外からの圧力があるとなんでもかんでも我慢しなければ
ならない 雰囲気だった
今のジャーナリズムは国際協調とか世界のトレンド
というような分かったような分からないことばかり言う
彼らの言う世界のトレンドが重要であるならば
「自国第一主義」が今のトレンドであろう
各国の指導者を見ても自国の民意に振り回されすぎて
信念や理念といった本来 他国に理解させなければならない事
がおろそかになり 自国の民意が右になれば右へ
左になれば左と政策がコロコロ変わる
捕鯨にしても韓国海軍の問題にしてもアメリカとの貿易協定にしても
北方4島の問題にしても尖閣諸島にしても
日本が引けば問題にならないが
それでは世界から見た日本はどんなことを言おうと
尊敬される国にはなれない
これは日本が国力を付けたから言えるようになったのか
軍事力が高くなったことから言えるようになったのか
外交力の成果なのか 敗戦を知らない人たちが増えて
プライドが持てるようになったからなのか
欧米人に対するつまらない劣等感が無くなったからなのか
暗黒の20年を何とか過ごし経済的にも余裕ができたからなのか
良い意味で島国であることが幸福だったと思う
ログインしてコメントを確認・投稿する