mixiユーザー(id:66326466)

2018年12月24日11:50

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自分に取っては…

徳南晴一郎の『時計人間の恐怖』(原題『怪談時計人間』)を超える"奇妙な漫画"は今のところ存在してないですね

二十歳頃に初めて『ねじ式』を読んだ時も
『何てアヴァンギャルドな物語だらう!』と感服したんですが、後に同作を含む"つげ代表作"の数点が映画化なりされた(※1)様に、物語としては破綻してなかったですから

上記の徳南漫画も、物語的には筋は通ってるので近年で言うなら御茶漬海苔の様な"ソッチ系"の漫画家がカヴァーすれば、(ホラー系の)コンビニ漫画として「ソコソコ売れる」タイトルに仕上がると思うんですよ

ただ、それではオリジナルを読了後に感じる

軽い頭痛や心臓がチクチクする様な不安さ

を体感する事は無いでしょうね

チョイと高い価格設定だったのですが、復刻単行本を買って良かったと思いました

他ジャンルですが読後感が似た作品として

江戸川乱歩『人間椅子』
夢野久作『ドグラ・マグラ』を挙げれば、解る人には何となく解って頂けるかなと


■「話の展開が大胆すぎる」 半世紀前のバレエ漫画に再び光
(AERA dot. - 12月20日 16:02)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=173&from=diary&id=5427
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