溶ける紙ってのは、きっと、スパイ手帳のことだろうな。ホイッスルもついてて、左手に手帳、右
手に銀玉鉄砲の小学校2年生だったな。3年生になると、マグネット筆箱なんてのが流行ったっ
け。それ以降は、メンコやベーゴマ。どれもこれも、キラキラ輝いてる。本当に楽しかったって思う
んだ。そして、遊んだ友だちの名前と同じ数の忘れられない顔が鮮やかに浮かんでくる。これは
自分の心のなかに「こだわり」というものが無かったからだって思う。そのことが、思い出を懐しい
ものにしてくれているようにも感じるのさ。
だけどさ、大人になってからの人間関係ってのは、どうしたって仕事優先になってしまい、その
中で順位がつけられてしまうような気がする。相手によって、仕事がらみで順位付けや格付を明
確にしてしまっては、人との出会いに関して、自分の心の中に「こだわり」をつくって、窮屈なサラ
リーマンの生活のなかで、自由になりたいと考えながらも、実は自らが不自由な道を選んでいる
ように思えて仕方ないのさ。人と会うということに、鈍感になってはならないし、新鮮な感覚を、い
つまでも忘れないようにしたいな。一期一会の精神を大切にしたいって思うこの頃なんだ。
俺は、頂いた名刺の裏面に、日付と場所、併せて、別れた後に、その人の似顔絵と特徴を書く
ことにしてるよ。似顔絵は、周りの人から、とてもよく似ているって言われる。だから、一度お目に
かかった方のことは二度と忘れることがないんだ。2度目に会った時には、こちらから、積極的に
挨拶申し上げるように心がけているよ。
■「ロケット鉛筆」覚えてる?ママが小学校時代に流行っていた懐かし過ぎるもの
(ママスタジアム - 12月19日 19:01)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=176&from=diary&id=5426019
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