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2018年12月17日09:04

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歌舞伎座・夜の部 観劇

昨日は「初演の会」の反省をゆっくりしましたが・・・
とりあえず19日の独演会の演目を浚う。
「芝浜」は、馬桜ヴァージョンの子供がキーポイントです。
「紙屑屋」は、声色が解るか? 
「多重人格」は、初演の録音を聴いてみる。
私の勘違いで、三題は「上皇・水族館・ダブルブッキング」でした。
プログラムには、上皇の代わりに二重人格 と表記しております。

入浴をして時間が来たので東銀座へ。 歌舞伎座・夜の部 観劇です。
少し早めに着いたので、木挽堂さんへ暮れのご挨拶。
今年も一年 色々と我が儘を聞いて貰いました。
お返しに素敵な本を頂きました。

歌舞伎座へ  三階5列29番で観劇。
お目当ては、梅枝丈の阿古屋です。
玄関で時蔵夫人と梅枝夫人に会い、病気の事を気遣って下さる。
言葉を掛けて貰いました。
退院後 まだなかなか自由に芝居が見られ無い・・・ので挨拶だけして三階へ。

阿古屋:梅枝 三曲(琴・三味線・胡弓)無事にこなしてました。
緊張感が伝わって来る舞台で、お手本は勿論 玉三郎です。
良く似てるところが有りました。
今度は本公演で二十五日間みたいですね。

岩永:玉三郎 すべて人形振り 富十郎で見た事を思い出しました。
歌右衛門の阿古屋か玉三郎の時です。突っ込んだ演技でした。
今回は玉三郎はマスク(仮面)を掛けて遣ってました。
海老蔵が、伊達の十役の吹き替えに用いた時と同じです。
声はもちろん発しません。
*この日 玉三郎の声は聞けませんでした。

重忠:彦三郎 期待してましたが、少しがっかり。
襲名の時の「石切梶原」が余りにも良かったので・・・。
口跡が良いので、この人の時代が来る。と思います。

榛澤:坂東亀蔵 良かったですね。行儀の良い芸質なんですね。
この人も口跡が良いので、もっと大きな役を与えると良いですね。

あんまと泥棒
村上元三作 先代・正蔵師も落語化して高座に掛けていたものです。
私も国立演芸場主催の企画公演「作者のいる落語会」で高座に原作者の許可を得て口演してます。
あんま・秀の市 中車 不思議ですね。この人が喋ると現代劇に成ります。
江戸の話ですから多少違和感を覚える。
泥棒:松緑 う〜〜ん 解らない。なにか違和感を感じました。
つられたのかな? 着物を裏返しにして、ぱっと着るのは初演の17代目勘三郎以来か?
映画「幕末太陽傳」で左平次役のフランキー堺が真似て遣ってます。

傾城雪吉原(けいせいゆきのよしわら)
角書きに「新作舞踊」と有りました。始めて見ました。25分の小品です。
傾城:玉三郎  風情でみせる踊りでした。
外で踊って部屋の中へ入る? 下駄を履いていたのを脱いだ。
歌詞も地唄の「雪」の文句が入ってました。
岩永でしたので、綺麗な玉三郎を見せる舞踊の様です。
役者本位の番組立てでした。お客様は大いに喜んでいました。
打ち出しが20時前 どんどん時間短縮です。
歌舞伎もそろそろ形態を考える時期に来たのかもしれません。
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