コストは受け入れ企業が払えよ？

■１１０番通報に多言語対応＝外国人支援策、実効性に課題−新在留資格
(時事通信社 - 12月14日 08:00)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=4&from=diary&id=5418266

この支援策にかかる金はすべて受け入れ企業が支払うべきでしょーな。地元小学校での多言語対応とかはある程度税金から払ってもいいけど、人を雇うということに対し市場にふさわしい対価を払わない企業は罰金を科してでも払わせるべき。

　だいたい、なんで外国人を入れると現状の安賃金でうまくいくと経営側の連中は思ってるのだろう…？日本人が働きたくない職場なんて、外国人だって長くは居たくないに決まってる。そりゃ、母国よりマシってことで最初は我慢するだろうけど、ある程度過ごして、回りと同じ仕事ができるなら同等以上の待遇を当然求めるだろう。結果として、常識やら習慣やらが異なる社員を抱え込むことになるわけで、そういう「違い」が刺激となって新しい生産性や商品が作り出せる会社ならいいけど、単純労働でローコストの疑似奴隷を求めてるようにしか見えんので、どうあがいても失敗しかせんと思うがねぇ…。

労働奴隷がいないと潰れる！っていう会社社長が時々ニュースに出るが、コストが支払えないような産業を労働奴隷でなんとかしようってのはしょせん小手先対応に過ぎず、根本的には支援は無駄だし、続けさせてはダメだと思う。コストをある程度度外視してでもやる事業というのは、命に直結する部分であるとか、教育（先行投資という意味で）であるとか、公務員が行政としてやるようなサービス部分ぐらいかなと思うのだけれども。