メイ英首相、ＥＵ離脱の決意再表明 与党の信任受け
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これらの現象には、すべて共通した特徴があります。
戦後７０年以上、世界を席巻してきたグローバリズムが
決定的に敗北しつつあるという症状です。
ひところわが国でも「国際化」という呪文が威力を発揮して、
雨後の筍のように「国際学部」だの「国際科」だの「英語科」だのと銘打った
大学、高校ができましたね。
偏差値の低い学校に限って、その傾向は顕著で、
トレンディな響きのある「国際化」の看板で生徒集めしました。
まるで「国際化」に目を向けないのが
遅れているかのような風潮だったじゃないですか。
いま「国際化」した大学は、軒並み経営不振に陥っています。
日本人は「国際化」が「グローバル化」だと理解できなかったのでしょうね。
「アメリカ・ファースト」というトランプの言葉に象徴されているように、
いま世界各国は「国際化＝グローバル化」の嘘を見破り、
「国民国家」「国民経済」「民族固有の文化」を守るという
ごく真っ当な国家のアイデンティティを取り戻す方向に舵を切っています。
取り立てて技術もないルノーが、日産のノウハウや部品という生き血を吸い、
生き残りに狂奔してきた戦略が限界に達した。
そこに「ゴーン逮捕」の背景があるのです。
いずれにしてもグローバリズムの全世界的な退潮と軌を一にして、
「ＥＵは過去の時代の遺物になった」と断言して差し支えないでしょうね。
この潮流は、もはや誰にも止めることはできやしませんよ。
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