「急性心筋梗塞」
ICUで担当医師から説明を受けた (・・・ような気がする)
カテーテル処置で、右足鼠頸部から心臓冠動脈にステントを入れたそうだ
緊急外来処置室で、心電図を取っている最中に「心室逼迫」「心室細動」
一瞬で意識が飛び、スタッフを慌てさせたそうだ
こういうケースは非常に稀だそうで、処置最優先になったという
したがって心肺停止時間は ほんの数分で 電気ショックも一度で済んだ
闇の空間を漂ったのは どうやら その時間らしい
三途の川も お花畑も ない。
私の見た景色は 「恐怖」と言うより「寂しさ」 あるいは 「孤独感」
足がすくみ上るほどの恐怖としか 表現出来ないが・・・
今思えばむしろ、意識があるのに「伝えられない」恐怖の方が はるかに勝ると言えよう
7月2日の夕方の出来事だった
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