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2018年12月07日23:30

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これしかないよな

 付け人に暴行した大相撲の幕内貴ノ岩(28)=モンゴル出身、千賀ノ浦部屋=が7日、日本相撲協会に現役引退を申し出て、受理された。東京都台東区の所属部屋で会見を開き、冒頭で深々と頭を下げた。「弟弟子に手を上げて、大変つらい思いをさせた。責任をとり、現役を引退したい」
 昨秋に起きた元横綱日馬富士による傷害事件では被害者だった。「自分の気持ちの弱さ。自覚が足りなかった。反省の気持ちしかありません」と硬い表情で語った。
 貴ノ岩は4日夜、巡業先の福岡県行橋市の宿舎の一室で弟弟子でもある付け人(23)の顔を素手で数発殴った。風邪薬を忘れたことが理由だったと説明した。
 この1年余り、暴力問題の発覚が絶えず、協会は10月下旬に暴力決別宣言と再発防止策を発表したばかり。芝田山広報部長(元横綱大乃国)は「この1年、これでもかというほど(再発防止に)取り組んでいる。残念極まりない」と話した。



 貴ノ岩が引退会見をしたようだ。まあ、一年前の暴行事件で加害者だった日馬富士も責任取って引退したのだから、これ以外は責任の取りようがなかったのだろう…。何とも残念だ。

 しかし、この間も書いたが、やはり相撲界自体に問題があるな。一年前日馬富士が引退したときも、日馬富士はやり過ぎたが、後輩を叱るのは先輩の務め的なことを言っていた。後輩を叱るというのは、相撲界では暴力でボコボコにすることのようだ。これが基本になっている。この部分を直さないと、いくら協会が「暴力決別」とか謳っても、意味がない。だが、今の相撲協会の中で指導=暴力としか認識していない人しかいないから、内部だけでやろうとしても無理だと思う。本気で過剰暴力を辞めさせるなら、外部から人を入れ教育しなおすしかないと思うが…。

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