mixiユーザー(id:20198124)

2018年12月07日22:29

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M-1グランプリ2018

M-1グランプリ2018が終わりました!


結果は、霜降り明星が優勝。とてつもない拍手笑いの数でした。
事前のトークライブでゆにばーす川瀬さんがライブで一緒になった時、その拍手笑いラッシュのえげつなさを語っていましたが、これにて意味が解りましたね。


さて、霜降り明星とは?
若手ながら先輩芸人方に引けを取らないスキル、爆笑量を誇り、フジテレビのめちゃイケ系譜な番組のレギュラーになったり、両方共にR-1ぐらんぷりで決勝の舞台を踏むなど高スペックハイグレードなコンビであります。

特に粗品さんの方は高校生から既にその才が抜きん出ており、R-1ではいきなり準決勝進出していました。
その時に自分も勝ち上がっていたので、とても強く印象に残っていたし、この人には負けられんと何故か勝手にライバル意識を持っていました。
2年後、また僕らが揃って準決勝に行った時は、僕もまあまあウケた方でしたが彼のウケ方は尋常ではなかったです。結局決勝へは行けませんでしたが。
「あれで行けなかったら大会側の趣旨と合っていない。一生行けないだろう」そう思うぐらいの作品でした。

オールザッツという番組の若手登竜門とも言えるコーナーで優勝し、ピン芸人としてこれから成功を収めていくんだろうなんて時に「ゆくゆくはコンビを組みたい」と言いのけ、実際その数年後に優勝するんだからまじ卍である。(まじ卍の意味を知りたい方は三四郎の漫才を見てみよう)
スピードワゴン小沢さんがその足跡を「漫画みたい」と比喩したのはまさに言い得て妙です。

かまいたち、和牛の同期組も頑張っていました。
特に和牛は3年連続で準優勝。個人的に優勝だと思ったがそれは情が入っていたからだろうか。
しかし、彼らの漫才にはチャンピオンにふさわしいと感じる、横綱の品格のようなものが存在した気がした。それは放送中にも言及された上品さ、技術、見ている者を魅了する華、そして確かな実力である。
正直自分なら、来年詰んだとか絶望しそうなもんですが、2人は来年も挑戦するんでしょうか。来年も歴代に並ぶモンスター級のネタを引っさげ優勝しようもんなら、レジェンドと化すのは間違いありません。ファンの方も増す一方でしょう。

トップの見取り図も全然悪い出来ではなかった。拍手笑いをしっかり取れてる時点で一流の芸人だなと地下芸人は拍手喝さいしておりますよ。
(こないだ大勢の前で喋りまくって一切返りがない時、大規模な圧迫面接かと思った)

そんな地下芸人代表とも言うべき、トム・ブラウンも最初はハラハラしたものの結果的に会場の空気を盛り上げ、次に繋げた功労者の一組でありましょう。
個人的に別の功労者を挙げるとすれば、スーパーマラドーナの田中さん。あれはテレビの前で舌を巻きました。あの自由さが尊い。


敗者復活戦も見どころの一つですが、皆さん面白かった。
たくろうが一気に株を上げたような、常連のインディアンスも毎度決勝行けばハネそうな位凄く、新人の侍スライスもその発明を評価する声が集まっていました。
金属バットさんとウエストランド井口さんのトークは永久保存版。平場も面白いのは格好よろしおまんなー。

最後はミキとプラス・マイナスさんの一騎打ち。会場ウケはプラス・マイナスさんが一番という声が多かった。実際私もそんな気がします。
今年がラストイヤーだったので、決勝の舞台で爆発するお二人の姿も見たかったですね。
確か2006年?に準決勝初進出し、この頃は既にゲンセキ!→10カラットという若手発掘番組でレギュラーを持ちブレイクのきっかけを作っていました。
当時は兼光さんが完全なるバカキャラに徹し、岩橋さんはザ・パンチのノーパンチ松尾さんに興奮剤打ったみたいな嘆きツッコミしてましたね。敗者復活でも爆笑でしたが、化け物級な先輩方も数多くひしめいており、決勝に行く、というイメージは皆さんそこまで無かったのではと思います。
それが時を経て、師匠然としたたたずまいとスタイルを身につけ決勝まであと一歩と迫ったのは非常に感慨深いものがあります。

選ばれたのはミキですが、これまた悪い出来では決してなかったし、1位である事に異論はないですね。
ただ、来年からお二人の心境的にどうなるか、環境の変化に身の振り方を考えるのか…そんな段階ですかね。
スタイルを変える。連続出場者に課せられる宿題であり、これは難しい事だと思います。


まぁとりあえず、芸人の方も一般の方も、批判的な意見は出来るだけやめてあげましょう。
あなたが嫌いと発信するものも、大抵の場合好きな人もいる訳ですから。あなたが好きなものを酷評されてたら少なからず嫌な気持ちになりますよね?
味方を敵に回すリスクも頭の片隅に置き、良いところや褒めるところをSNS等に書いた方が良いのではないかな〜なんて思いました。ま、そんな余計なおせっかいも批判される事もあるし、我々芸人は気にしないよう強く生きていきたいものですが!でも同じ人間だからね!


最後に、また来年も是非やって欲しいと関係者の方々には強くお伝え申し上げまして、私の戯れ言とさせて頂きます。




以上、M-1二回戦落ち男からのお知らせでした!いやよく偉そうに書いてきたなおい!あたおかか!!
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