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2018年12月06日10:50

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裸族で万歳! (再)


2018年04月25日10:38

ピンポ〜ン!
「宅配便です!」

めんどくさいなぁ…
部屋でひとり、裸族タイムを楽しんでたのに…
どうせ嫁はん宛てのしょーもない通販の品物やろ?
配達員の声は男やけど
なんぼ男や言うてもズボンぐらい穿いて出やな失礼やわな…

いや、最低でもトランクス?
いやさ、ボクサーパンツ?
いやいや、ブリーフ?

まぁ、どんなに面倒でも最低限、コテカぐらいは装着したらな
相手も目のやり場に困ろうというものや!
それすらめんどくさいし
このまんま居留守使ったろか?
どうせワシは痛くもかゆくもないし…




などと逡巡してる間にも
「山本さぁん、山本さん、居ないんですかぁ?」

むむむあせあせ(飛び散る汗) 面妖な!冷や汗冷や汗冷や汗

「居ないんですか?」などというやつが居るか?
仮に本当に居ないんだとしたら全く何の用もなさない台詞やし
居る相手に「居ないんですか?」は
もはや「居留守使ってるんですか?」と同義語である!手(グー)

まぁ、嫁はんに恩を売っとくのも一つの手法やし
とりあえずトランクスだけ穿いてでた

「山本ひろみさんのお宅ですね? ここに印鑑をお願いします」…






で、印鑑を押して商品を受け取り
そこで夢が醒めた!



で、何よりも不可思議だったのは
裸族でもブリーフでもコテカでもない!


配達員は「印鑑をお願いします」と
言いながら懐から配達員本人の印鑑を取り出し
ワシに差し出した!
ワシもワシでなんの躊躇もなく
さも、当然のようにそれを受け取って
受領印の欄に押印したのである!
配達員の苗字は「田中」だったのが
何故か印象的だった

「ご苦労さん!」
「ありがとうございました!」

              終わり


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