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2018年12月06日06:29

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12月6日の誕生花・マルメロ

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12月6日の誕生花と花言葉は、雪の下[ユキノシタ](愛情・好感・切実な愛)、カトレア(真の魅力)、ピラカンサ〈実〉(愛嬌)等々があります。今回は、マルメロを取り上げます。花言葉は、「魅惑・魅力・誘惑」です。

バラ科マルメロ属の植物です。中央アジア、ペルシア、トルキスタン地方の原産で、ヨーロッパではギリシア・ローマ時代から栽培され、中国名は「櫑桴」で、中国へは10世紀ころ渡来したようです。日本へは江戸時代の1634年(寛永11)に長崎に伝えらました。
マルメロ属はマルメロのみの一属一種であり、カリンとも呼ばれるが、ボケ属 (Chaenomeles) のカリンとは異なります。リンゴや西洋ナシとも比較的縁が近く、
果実は芳香があるが強い酸味があり、硬い繊維質と石細胞のため生食はできないが、カリンと同じ要領で果実酒(カリン酒に似た、香りの良い果実酒になる)や蜂蜜漬け、ジャムなどが作れます。芯(しん)を抜き、薄めに切って砂糖漬け、または火を通してシロップ漬けとして瓶詰や缶詰とするほか、糖菓ともされ、果実酒にもよく用いられます。現在、長野県諏訪(すわ)地方ではカリンと呼ばれ、わずかに栽培されています。また新潟県ではカンタン、山梨県ではブッシュカンと呼びますが、シトロンの1変種であるブッシュカンカリン異なります。
なお和名のマルメロの名前は、ポルトガル語の Marmelo をそのまま英語読みしたもので、「マーマレード」の語源でもあるようです。
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