珍しく、最後まで見ていましたが、そういう番組でしょ?
そこに触れなかっただけでも、大人ですよ。
その留飲を下げるネタに上沼さんを使ったのか、そう言う話が持ち上がらない様に矛先を逸らせるために、使われたのか。
来年早々に、番組で謝罪をしたら後者でしょ。
それ位分かりやすい審査でしたけどね?
予選の1抜けであら?と思い、決勝の順番を最後を選択した時に、ああ、と思いましたけど。
決勝のネタ、1本目と2本目、明らかに1本目の方が面白かったですよね、クセは強いと思いましたけど、ジャルジャルも和牛も。
実際、翌日の書き込みは、アレアレ??という書き込みが見受けられましたが、この騒動以降、審査に関しての批判はピタッと止まりましたよね。
ちょっと面白い現象ですよね。
「酔ってるから言いますけど、(審査員を)そろそろもうやめてください」
「自分目線の、自分の感情だけで審査せんといてください」
「お前だよ、一番お前だよ。わかんだろ、右側のな」
「嫌いですって言われたら、更年期障害かと思いますよね」
という事を言っていたそうですが、揃いも揃って噛みつくのが
更年期障害
という単語。
更年期障害と言う単語は、そのお年頃の女性にとって大変な侮辱という位置づけになっているそうです。
1.閉経時期である程度の年齢を想定している為、実質的にお年頃の女性に対して年齢を告げているのと同じ。
2.閉経を迎えるという事でナーバスになる女性に対してズバリ指摘をする。
こんな感じでしょうかね?
キチガイにキチガイと言うと、治療に差し控えるからと、放送関係ではキチガイと言う言葉を放送禁止用語にしています。
また、売春婦という英語のスラングは著しい蔑称の為、これもまた放送関係者は配慮しています。
中指を立てるのは、あちらでは大変な侮蔑を込めた表現になるようで、これもまた、放送関係者は配慮をし、モザイクを掛けたりしています。
今回の一連で、女性に対しての最大の侮蔑用語と言われている
更年期障害
って、何の制約も受けていませんよね?
それにも関わらず、
ババァと言うよりも酷い表現という事のようです。
まぁ、前後の脈絡を無視して、ネットで叩いているのを見かけると、単語に食いついて叩きまわる人達が居るわけですが、杉田議員の「生産性」を思い出してしまいました。
「実は私、ずっと見てて、1つも笑えなかったんですよ」
「だけども、ものすごく面白かった。だから、これがプロの芸人を笑わせる芸なのかなというふうに感心して。プロがあまりゲラゲラ笑うようなのってのは、そんなに面白くない、本当は。だけど、もう頭の中めっちゃくちゃ面白かったんですよ」
この評価に対して、訳が分からないと噛みついた人が多数だったとか。
んで、審査員失格だとか言っていたとか?
この方の「面白い」の使い方は、今今の現代風ではなく、昭和的な使い方をしているんですよね。
歪められ固定化された「面白」いではなく、正しい日本語としての「面白」いという意味です。
興味深いという意味合いで使っているんですよ。
笑う=面白いと言う使い方をしていないんですよ。
プロとして大変興味深く見ていて感心させられて笑うどころでは無かった。
だから、99点という評価をしているわけです。
実際には、客を掴んでいることも評価しているわけで、一般受けしたネタでもあったわけですし。
ただ、どういう訳かネットには、日本語が苦手な方々が多数生息していて、一語一意でしか使えない人達がいるんですよね。
そう言う方々が、単語に引っ掛かって、騒いでいるように見えて仕方が無いんですけどね?
ニュースサイトで読む:
https://biz-journal.jp/2018/12/post_25778.html
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■M-1芸人の「更年期障害か?」発言に反発相次ぐ 「女性がはっきり意見すると"生理?"など体と結び付けられる」漫画家・瀧波ユカリ
(キャリコネ - 12月04日 18:51)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=210&from=diary&id=5404433
12月2日に放送された「M-1グランプリ2018」(テレビ朝日)にまつわる、大会後の芸人の発言が物議を醸している。決勝7位の「スーパーマラドーナ」武智正剛さんは大会後、インスタライブで上沼さんの審査について「『嫌いです』とかって言われたら更年期障害かって思いますよね」とコメントしていた。動画は削除され、4日にはツイッターで謝罪しているが、批判の声は根強い。
これに対して漫画『臨死!!江古田ちゃん』『モトカレマニア』の作者である瀧波ユカリさんは4日、ツイッターで「女性が意見をはっきり言うと感情的、攻撃的とみなされて、それが体と結び付けられる」と投稿した。
「『更年期障害か?』『生理か?』『欲求不満じゃないの?』異を唱えると『いやぁ心配して言ってるんだよ』。言い逃れする前に『意見をはっきり言う女性』に対して自分がどれだけ偏見を持っているのか見つめてほしい」
「どうしても言いたいなら、本を読んで、身近な女性に話を聞いてからにして」
件の「更年期障害」発言は、M-1の審査で上沼さんが「大ファン」という「ミキ」に100点中98点を付け、「ジャルジャル」には「ファンですがネタは嫌い」と88点を付けたことなどを受けて出たものと考えられる。
大会後、武智さんは決勝2位の「和牛」水田信二さん、昨年優勝の「とろサーモン」久保田かずのぶさんらと居酒屋と思わしき場所で飲む様子を自身のインスタライブで配信。久保田さんは「自分だけの感情だけで審査せんといてください」と言い、武智さんも同調し、
「右のオバハンや。右のオバハンにはみんなウンザリっすよ」
「ほんで『嫌いです』って言われたら、更年期障害かと思いますよね」
と発言した。
更年期障害とは卵巣機能の低下によりエストロゲンが分泌されず、自律神経の不調が起こるものだ。人によっては、のぼせや冷え、イライラなどの症状も出る。瀧波さんは、
「ど〜〜〜〜しても『更年期障害か?』って言いたいなら、せめて更年期障害の本を何冊か読んで、お母さんとか身近な女性に話を聞いてからにしてほしい。そんなに難しいことではないから……」
ともツイートしていた。
「"更年期障害か?"も"頭おかしいんじゃ"も、批判じゃないよ。侮辱だよ」
また男女問わず、相手が明らかにおかしなことを言っていると思うのであれば、内容について批判すればいいとし、「『更年期障害か?』って言う必要ないよね」とキッパリ。改めて
「相手が『おかしな事を言ってる』ように感じたとして、それが自分の主観だと認識した上で批判はすればいいけど侮辱していいわけではないよね」
「『更年期障害か?』も『正気か?』も『頭おかしいんじゃ』も、批判じゃないよ。侮辱だよ」
と"批判"と"身体的な侮辱"は別物だとしている。
リプライでは、上沼さんはネタではなく芸人たちへの好き嫌いで評価しているように感じられたため「彼らの気持ちも分からなくもない」という声も寄せられたが、これに対しては、「私も気持ちは分からなくもないです。相当な悔しさもあると思います」とした上で、
「日頃から言葉で勝負している方たちだから、的確に批判する才能はじゅうぶんにあるはずなので、その批判としての切れ味が発揮される日が来たらいいなあと思います」
とコメントした。
キャリコネ
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