ロッシ。

４匹のネコに振り回され、つい忘れがちになりますが初代ロッシが死んで１年、二代目ロッシが来て半年が経ちました。
二代目はよく食べ、よく遊び、正確な体重などは量っていないものの、ずいぶん大きくなっています。
外に遊びに行く時間も段々、増えていますが、まだまだ子供。
よく「ピー」とか「プキー」とか言いながら甘えてきます。
図体のデカい子供なので、最初は構ってやっていたクーロンももてあまし気味。
じゃれついてきても嫌がっています。
ケイトとオスカーからも、あいかわらず嫌われていますが、特に気にするでもなく、走り廻っています。

自分は、別に勘が鋭いわけではないのですが、初代のロッシが死んだ時、生まれ変わってくるのでは、という予感がありました。
ただ、生まれ変わったとしても、地域的に遠い土地だったら遭えないし、柄が違っていたらロッシって気づかない。
そのへんクリアしたとしても、あんまり時間がかかって、俺がジジイになってから遭えたとしても、最後まで面倒みてやれない。
・・だから俺が死んで、そっち行くまで待ってろ、と心で語りかけていました。
それが半年後に、うちから直線で２０ｍもないところで、間違い探しかと思うくらい似た柄の仔猫を拾ってしまったら、やっぱり「生まれ変わり」かと思っちゃうよね。
まあ実際は全然、違う仔猫でも保護するしかないんだけどさ。

二代目は初代ロッシに比べて若干、凶悪。
もう何匹のトカゲや小鳥を捕まえたかわからない。
身体の半分以上もあるヒヨドリを咥えてきた時は驚いたし、薄暗い台所でシジュウカラか何か野鳥をポリポリ食べていたのは、ホラー映画の１シーンのようでした。
こいつは、生まれ変わったんじゃなくて、小説『ペットセメタリー』のように、身体だけよみがえったロッシに、邪悪な何かが入り込んでいるのかも知れない。
それは冗談としても、自然環境のためには、ネコは良くないよな、と思います。

と思っても、ネコが捨てられてたら、放っておけないよね。
でも俺は４匹で精一杯なので、もう捨て猫に遭わない事を願っています。

ロッシは来年２月くらいに去勢の予定。
４匹とも健康で長生きして欲しいものです。