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2018年12月03日17:39

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東京の近代建築巡り@中央官庁

先日、東京へ行った時に少し時間があったので近代建築を巡って来ました。
最近の東京探訪は(しょっちゅう行ってる訳ではないですが)
毎回決まって朝は虎ノ門へ行くのが日課になってます。笑


この近代建築巡り、予定に入れてなかった思い付きだったので下調べをしないでの散策。
でも前々から歩いて見たいと思う所だったので、スマホでググりながら、ゆっくり回りたかったけどのんびり歩ける雰囲気ではない、場所によっては空気が張り詰める様な。
そんな所をぐるぐる回って写真パシャパシャ撮ってきました。

今回まわったのは虎ノ門からも近い霞が関から永田町にある官公庁。
警備員や警察の多さ、マスコミの多さ、そして通勤ラッシュの忙しない官僚の皆さま。
ここが日本を動かしてる中枢なんだなぁと実感です。
地方でのほほんと暮らす自分にはここの空気は渋谷とは違う種類の同等レベルで居心地悪いです。
朝の出勤時間の官僚方の慌ただしさは普通の通勤雰囲気とはなんかちょっとちがいますよ。笑



総理大臣公邸
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1929年竣工
大蔵省下元連/国土交通省設計
特に警備が厳重でした(当たりまえ)
ちゃんと警備のおまわりさんに撮っていいか聞いてから撮りましたよ。
深くも淡いタイルの色が遠くからでもその威厳と重厚さに洋館としての佇まいが歴代総理大臣が務めた事を物語る様にも感じます。
威厳も品格もない様な総理大臣もいましたけどね。



国会議事堂・旧帝国議会議事堂
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1936年竣工
臨時議員建築局設計
いろいろお馴染みの国会議事堂。
こちらも警備は厳重です。当たりまえですが。
アールヌーボー調の洋館です。

ちなみに、国会議事堂から警視庁へのお堀沿いの道は日本橋から下諏訪まで続く甲州街道です。
街道ウォーカーとしては言っておきたいポイントです。笑



法務省官庁
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1895年竣工
ヘルマン・エンデ/ヴィルヘルム・ベックマン設計
国指定重要文化財
ドイツ人の2人の建築家が手掛けた明治期の煉瓦造りの司法省庁舎。
エンデとベックマンは当時の日本政府からの依頼による”官庁集中計画”を推進、パリやベルリンと並ぶバロック建築を霞が関を中心に都市開発しようとして議事堂、司法省、裁判所が設けられたが計画の中心人物だった当時の外務大臣失脚で計画は頓挫。
結局旧司法省庁舎の法務省庁舎のみが現存してます。



財務省庁舎。旧大蔵省庁舎
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1939年竣工
大蔵省営繕管財局設計
終戦後、米軍に接収され接収解除後改修工事をして現在のカタチに。
玄関周りのみが竣工当時のままだそうです。
あまりの人の多さに道路の反対側に回って撮る気力がありませんでした(;´Д`)



文部科学省庁舎
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1933年竣工
大蔵省営繕管財局
国登録有形文化財
スクラッチタイル張り鉄筋コンクリート造り6階建て。
霞が関官公庁街の震災復興庁舎の好例だそうです。


あとから調べると普通に見学できるところもあるそうで、次回行く時は下調べしていきます。
この後、虎ノ門へ行って昼頃に友人のカレーラボへ向かいました。



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