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2018年11月26日00:07

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アニメ化に伴ってタイトルが変わるのはなぜだろうか?と考察してみた。

本日は、アニメ化の際にタイトルが変わってしまうアニメについて考察してみましょう。

1.初めてのアニメ化じゃないから、タイトルも変わる編
第2期、リメイクetc…。
とにかく、こういった作品のタイトルが変わるのは当たり前であるので、ここでは軽く紹介しておくだけにしておく。
簡単に言うと「撲殺天使ドクロちゃん2」みたいな改題ですね。
第2期のタイトルの付け方も分析すると面白いと思うが、趣旨が変わってしまうので今回はなしで。

ただ、「ネギま!?」→今回は原作と違いますよ、「花右京メイド隊 La Verite」→今回こそが真のアニメ化!、などメッセージ性の込められた第2期タイトルもあることには触れておこう。

あと、「屍姫」→「屍姫 赫/屍姫 玄」という第2期じゃないけど、前後半で担当が変わるのでタイトルを別々にした…というレアケースもある。

2.原作とは違うのだ編
原作とアニメで内容が違う場合、わかりやすくするために違う場合がある。

原作より前 「喰霊」→「喰霊-零-」 原作より後 「ハイ・スピード」→「Free!」など。
昔で言うと「マーズ」→「六神合体ゴッドマーズ」という別ものになったものも存在する。
「THE ANIMATION」という言葉をつけて別ものと印象づける作品も多いが、近年では「THE ANIMATIO」がついてもほとんど変わらないのもある。

3.倫理規定に触れてます編
「処女」はダメらしい。
「処女はお姉さまに恋してる」→「乙女はお姉さまに恋してる」
「僕の彼女がマジメ過ぎる処女ビッチな件」→「僕の彼女がマジメ過ぎるしょびっちな件」

他はこんなのがある。
「俺がお嬢様学校に「庶民サンプル」として拉致られた件」→「俺がお嬢様学校に「庶民サンプル」としてゲッツされた件」
原作でもゲッツが使われたのだが、まさかのダンディCM登場(笑)。まぁ赤座あかりの方がビックリしたけど。

「CONCEPTION 俺の子供を産んでくれ!」→「CONCEPTION」
ヤバイ部分を丸々カット。
アニメ本編でこのセリフを言いまくってるので隠し切れていない…。

とまぁ普通はマイルドになるのだが、この作品だけは改題して余計過激になった気がする…。

「ミニスカ宇宙海賊」→「モーレツ宇宙海賊」
宇宙海賊をパイレーツと読むので、知らない人が見たらやましいアニメに聞こえる…。
映画にもなり、NHKでも紹介された健全なアニメですよ。
ももクロが主題歌で「モーレツ」を連呼してくれたので、まだマイルドになったと思うが、まだミニスカの方がマシだった気が…セクハラに当たるんでしょうかね。

4.原作はシリーズなのでタイトルに使えないぜ編
「物語」シリーズ→「化物語」のように代表作をとる例。ラノベにありがち。
…特に面白みもない。
「こばと。」「Wish」→「こばと。」のように、オマケ的に付いている原作もある。

5.すでにある何かに配慮した結果だぜ編
「ぱにぽに」→「ぱにぽにだっしゅ!」はすでに「パニポニ」というアニメがあったから。
「ロッテのおもちゃ」→「アスタロッテのおもちゃ」は…どう考えても、おもちゃつきのお菓子を想像してしまうからだろう…。

たぶん…だけど、「金色のガッシュ!!」→「金色のガッシュベル!!」、「メル」→「メルへヴン」はこのあたりかと思うが…真相は知らない。

6.短くして親しみやすく編
「GS美神 極楽大作戦!!」→「GS美神」
「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら」→「もしドラ」
短くすることで言いやすくなった例。昨今のラノベ系アニメも見習ってもらいたい…。
前者は映画で、後者は副題で原作タイトルを残しているので、問題があったわけではない。

また
「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか外伝 ソード・オラトリア」→「ソード・オラトリア ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか外伝」
と順序を入れかえて同じ効果を得ているアニメもある。

7.なんだかわかんないぜ編
もう推測の域でしかない例。

「GALS」→「超GALS!寿蘭」
たぶん、ターゲットを原作読者よりも下に広げたいがために英単語から直球のタイトルに変えた…んだと思う。

「ミルモでポン!」→「わがまま☆フェアリー ミルモでポン!」
よりわかりやすくだろう…たぶん。

「ガンバ!Fly high」→「ガンバリスト!駿」
……たぶんガンバの冒険と混乱しないため!…ってんなわけあるか!。それなら30分後に放送してた「名探偵コナン」なんて完全NGだよ!!


オマケ・エロすぎてさしかえられた事件、セレクト3

(1)エロすぎて放送時間がかわる
深夜アニメの本数が増え、22:30と深夜帯ギリギリ前にアニメが進出していった頃…
「最近、妹のようすがちょっと変なんだが」というアニメがMXとサンテレビで放送された。
…プライムでやるにはエロすぎたためBPOに注意され時間帯変更した。
なんだか最近22:30アニメって聞かなくなったが、もしかしてこのせい??。

ちなみにサンテレビがやらかしたのはこれが初ではない。
私の知る限り…
・パンモロアニメ「ハンドメイドメイ」を平日朝の通学時間前に放送していた。
 特にこの頃は話題にならなかったため、視聴率は悪かったのだろう…。
 なお、地上アナログの時代は、兵庫県の放送局のサンテレビの電波は遙か遠く三重県まで届いていた。

・エロゲー原作「らいむいろ戦記譚」は深夜での放送枠がとれないのでお断りを出していた。
 が、関西での宣伝をどうしてもしたかった原作サイドがゴリ押し、夕方での放送となった。
 苦情の嵐となり、サンテレビとアニメサイドは絶縁状態になったのだとか…。

(2)エロすぎて円盤カット
普通円盤では放送できなかった…となるところが、放送されたのに円盤ではカットされた例である。
「おそ松さん」じゃないよ。
「こいこい7」というアニメで水樹奈々さん演じるキャラが、ライフルでゴニョゴニョしたシーンだが、円盤及び再放送からカットされている。
このシーンは通称「ナナニー」と言われていて、当時水樹奈々さんの記録は二位ばっか…ということとかけているのだとか。
ちなみに私はこのアニメは見ていない…幻のシーンだな…。

(3)エロすぎて放送打ち切り
アニメ「30歳の保健体育」の後半15分は「いのこり! 30歳の保健体育」という実写パートであった。
…が、あまりにもエロすぎて初回で放送打ち切り、以後、前週の自主規制一部解除バージョンの放送となった。
円盤に入る予定だったがカットされている。
あまりにも寒すぎて、不評だったとか…私も、これはマズいだろうと思っていましたが…あまり記憶にない…。

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