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2018年11月25日02:12

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転勤族の息子だったからあまり体育の授業は楽しい思い出がない

■「体育苦手だったけど社会に出たら困らなかった」に共感多数 「学校の体育は授業ではなくてハラスメント」「運動嫌いを量産してる」
(キャリコネ - 11月24日 09:11)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=210&from=diary&id=5389626

体育の授業は転勤族の息子だった僕にとっては鬼門だった。父が東北大学卒で大手銀行に勤務していたから、だいたい2年半から3年に一度は転校があった。だから、幼馴染の友達というのがいなくて友達が少ないから小さい頃から自然と家で遊ぶことが多かった。これは転校が多かった人ならわかるだろう。

それで、小学校で初めて転校した時、小学3年の6月に東京から広島に引っ越した時に、体育の授業で勉強は出来るけど体育が出来ないということがバレるのが怖かった。実際、体育の授業ですぐに運動が苦手なことがバレたけど。それで、6月に引っ越してきて9月にクラス対抗のリレーがあった時に僕の順番で後ろのクラスに抜かれてしまって、仲良くしていた友達にも「どん臭いのう、もっと速く走れんのか」とか言われてしまった。まだ子供だったのでやはりショックだった。

それで、他の学校でも経験したのだが、だいたい、体育の授業は勉強があまり出来ない劣等生ぽい生徒が、唯一勉強の出来る優等生を見返すことが出来る機会なので、運動が出来る数人の生徒が体育の授業では威張っていて、運動の出来ない生徒をバカにするのが当たり前だった。だから、僕のような勉強が出来るけど運動が苦手な友達が少ない転校生にとっては、体育は苦痛なだけだった。

それでも、広島、西宮の小学校では女子が男子とよく話をする陽気な子が多かったから、
「G君(僕のこと)は、運動は苦手かもしれへんけど勉強は頑張っているやろ?転校ばかりしてる人が勉強出来るだけで大したことやないの?運動が出来ないからと仲間外れにするのは最低やわ」
とか言って、女子が庇ってくれたりした。それにはやはり感謝してるし有難たいことだった。でも、中学校からは仙台に住んだけど後述するように仙台というか東北人は大人しい人が多くて、そもそも男女があまり会話をしないので男子の人間関係に女子が何か言ことはなかった。その逆ももちろんなかった。今でも西日本から東北に引っ越してきた人は、「東北人は大人しい人が多いし、男女の会話がとても少ない」という感想を抱く人が多い。

さらに、体育の授業が楽しくなるかつまらなくなるかは、やはり、担任の先生のコミュニケーション力と、スクールカーストで上位にいる運動も勉強も出来る生徒がどう振舞うかにかかっていた。もちろん、担任の先生は「勉強も運動も出来るからといって、出来ない生徒をいじめたらダメでしょ!」と言って、スクールカーストの上位にいる生徒を注意する必要がある。

小学校3年と4年の時の先生はあまり運動が出来る生徒を注意しない男の先生だったから、体育の授業はあまり面白くなかった。僕も東京から引っ越してきて広島に慣れるまでに時間がかかったので、運動が苦手だから小さくなってるしかなかった。

でも、小学校5年の中年女性の先生は「出来る生徒を叱って、出来ない生徒はあまり叱らない」という方針の先生だったから、体育の時に運動が出来て威張っている男子生徒がいると注意していた。僕も勉強が出来たけど、「だからと言って、勉強が出来ない生徒をバカにしたらダメだよ」と注意された。

小学5年の3学期から西宮に引っ越したけど、小学校6年の先生も中年女性の先生だった。その先生は特別な方針はなかったけど、小6の2学期頃からは「もう少しで6年間学んだ小学校を卒業」ということで、クラスの中には一体感ができたからどの授業でもいじめはなかった。これは他の小学校でも同じだろう。だから、小6の時はけっこう楽しいクラスだった。

その後、中学校からは両親の故郷の仙台に住んだけど、仙台というか東北は基本的にあまり話さない大人しい人が多い地方なので、広島と西宮で小学時代を過ごした僕は慣れるのにかなり時間がかかった。多くの先生もあまり喋らないから、やはり、体育の授業では運動が出来る不良ぽい生徒が出来ない生徒をいじめたりしていた。クラス対抗のリレー大会、サッカーの試合とかでミスをした生徒がいじめられたりしていた。

中2の時の先生は中年女性の先生だったが、仙台人にしては珍しいほどよく喋って生徒と会話をする先生だった。中学校からは体育は体育の先生が指導するようになるけど、担任の先生が大人しい生徒に声をかけて気が強そうな生徒を注意する方針だったから、体育の授業でも運動が出来る不良生徒が威張るということはなかった。体育の授業が中学校で楽しかったのは中2の時だけだった。

高校からは進学校の男子校に入ったからみんなモラルが高い生徒が多かったので、体育の授業でいじめとかの辛い思いをすることはなかった。

僕のこの日記を読めばわかるように体育の授業が辛くなるか楽しくなるかは、やはり、担任の生徒がよくクラスの生徒とコミュニケーションをして、体育の出来る生徒が出来ない生徒をいじめないようによく注意をしないといけない。
「体育の授業はみんなで楽しく運動をして体力をつけることが目的で、運動が得意な人がやりたい放題にやって運動が出来ない人をバカにする時間ではありません」
という学校体育の本当の目標を、生徒たちによく理解させないといけない。


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