香港と珠海・マカオを結ぶ全長55kmの海上橋、港珠澳大橋は2018年10月24日より、
一般車両の利用が可能となりました。
できたばかりなので施設やアクセス交通網、利用客の動線なども手探り状態。
これからしばらくの間（3〜5年程度）はさまざまな変化が生じることでしょう。
利用状況の報告もまだ少ないので、2018年11月8日と11月2日に利用した際の
状況を以下に記録しておきます。
皆様のご旅行の際の参考となれば幸いです。
【香港から珠海へ（2018年11月8日）】
(1) 空港T1とT2の間を抜ける大通りからB4バスにて約10分で
香港口岸のイミグレへ。（6.0 HKD)
A12、A22など数本のバスも行くようなことが書かれた札があったが、
空港のバスターミナルで運転手に尋ねたらB4を使えと言われた。
(2) 11月08日11時ごろのイミグレはガラガラで10分で通過。
(3) バスチケットを購入(65.0 HKD)し、バス停へ。
(4) 次々にやってくるバスに乗り、わずか36分で珠海口岸に到着。
なお乗車時には右側席に座ると、空港貨物ターミナルの機体を
70-100mm程度で撮影することができる。
(5) 珠海（中国側）イミグレ通過に15分。
(6) シャトルバスに乗り、高速鉄道「珠海」駅 A出口前まで10分。
料金は本来5元だが10元取られた。
（徴収者が間違えていたものと思われます。）
※ 空港から珠海駅前までの所要時間は1時間54分！これは早いっ！
【珠海から香港へ（2018年11月12日)】
(1) 高速鉄道「珠海」駅 A出口前からシャトルバスで10分、5元で
珠海口岸へ。11月12日14時半ごろの便で乗車率40％程度。
(2) 珠海口岸に到着すると団体客であふれかえっていた（恐怖を感じる）。
(3) 中国側イミグレ通過に30分。割込み頻発。
(4) チケット売場に並び、窓口まで到達すると「個人客はあっち」と
フロアの反対側を指示された（怒）。
並び直して、イミグレ通過30分後に香港口岸までのチケット入手。
58元。
(5)団体客と一緒の待合列に並ぶ。列の最後になって団体客と個人客に
振り分けられてバスに乗車するが、団体客95％、個人客5％程度か。
恐らく時間的なものだと思う。（香港に渡り、ホテルについて夕食
というのに、丁度良い時間帯だった）
ざっと数えて1200-1700人程度の列に並び、チケットを購入してから
55分後にバスに乗車できた。
(バスは1-2分に一本の割にやってきます！）
(6) 38分で香港口岸到着。
(7) イミグレ通過に25分。
(8) 空港までB4バスで10分。6.0 HKD。
※ 珠海駅前を出てから空港到着まで3時間40分かかりました（疲れた〜）。
【その他】
(1) 香港から珠海に行く際、バスの右側に座ると空港カーゴターミナルに駐機する
B-747が100�伉�度のレンズで撮影することができます。(写真)
(2) 珠海口岸到着後に両替所がありますが、イミグレからかなり距離があります。
香港で最小限の両替をしていった方が無難でしょう。
以上(2018年11月22日記)
#港珠澳大橋
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