魔のカーブ

僕は月に1〜2度新幹線利用名古屋に行く

京都から名古屋

のぞみなら35分そこそこ

ひかりも40〜45分そこそこ

それならと…こだまをチョイスする事も

京都米原岐阜羽島名古屋

各駅ってもそんなに時間も変わらないし

何よりガラガラの空席の中

のんびり移動できるのが何よりなんだが

世の中とは何ににも

良いことが有れば難もあり

のんびり出来て

確かに僕の移動には最適なこだま号

落とし穴って何処にでもあるもの

この…こだま号

僕の目的降車駅名古屋の前

岐阜羽島に停車する

名古屋まで後数十分のこの駅

名古屋トイレは混雑するので

ここらで用足し

がら空きのこだま号

トイレも列を作り並ぶこと無く

男性用に入る

急ぐとも

心静かに

朝顔の

外に溢すな

マッタケの露

こんな古い戯詩も頭に浮かぶ

確かに…心静かに…ではあるが

男は女と違い

１つ体に余分なものが

それを外部に出さなくては…と

サア…心静かにである

ところがこの岐阜羽島駅

かなりの勾配

こだま号が動き出したところで

僕の体の重心が定まらない

定まらないから

まだ用足しの途中

ガタンと言う揺れと僕のが金属性のチャックに食い込む

コレ…男でないと

コレ…経験した者でないと

到底伝えることはできない

こだまは動く

名古屋は近い

僕は悶絶苦しむ

男性諸君

くれぐれも岐阜羽島での用足しはご注意を