島川の息子が来てくれる

今年も12月08日の土曜日に愛媛零戦搭乗員会の総会が開かれるのですが、、、、この平成30年、、、平成最後の年でも元ゼロ戦に乗った経験者と同席出来る、、、と言うのも稀有な事なのですが、、、、会長の北沖さんからも出席のハガキが届きました。

、、、、そして、、、島川正明さんの息子さんからも、、、、北沖さんに会いたいと出席のハガキが来ています。
「　島川正明空戦記　」を読まれた方もいらっしゃるかと思いますが、島川さんは現在の徳島県吉野川市生まれ、、、操縦練習生53期、、、、つまり北沖さんと同期生で戦後も島川さんが亡くなる1997年までずっと付き合った仲良しでした。
旧海軍での同期生と言うのは我々には想像もつかない深い絆があるようです。

島川さんは日米開戦の直前に台南空に配属となり坂井三郎、太田敏夫、笹井醇一らと共にフィリピン方面で活躍しますが1942年4月にラバウルには進出しないで新郷秀樹大尉らと帰国します。
1945年には松山の343空戦闘４０１飛行隊で紫電改に搭乗、、、、戦後は海上自衛隊で後進の指導に当たられていました。
海上自衛隊の戦後の航空畑の始祖ですね。

、、、ですから北沖さんは島川さんの息子さんが出席されると目を細めて喜んでおられます。

今年もそのような光景を見られる、と言う事が嬉しいですね…