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2018年11月11日21:21

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2018年度のACジャパンのキャンペーンCMについて

ACジャパンの2018年度のキャンペーンCMが7月から始まっていますが、今年もそれについて書きたいと思います。

今年度のキャンペーンCMの中で、私が一番良いと思った作品は、前年度から継続した東北地域キャンペーンの「ほくほく、とうほく」と、それを一部修正した東京地域キャンペーンの「会いにいこうょ ほくほく、とうほく」です。

東日本大震災からの復興がまだまだ終わらない中、改めて東北の魅力を見出そうというコンセプトですが、東北6県の良さを子供の声でアピールしているのが、脳天気な感じがして和みそうだと感じました。なお、後者については、東日本大震災直後によく見られた2010年度の「こだまでしょうか」などと同様、東京民放キー局制作の全国ネット番組やBS民放ではたまに全国で見られる場合があります。

全国キャンペーン2種類についても書きますが、全国キャンペーンAの「その危険見えてますか。」は、歩きスマホをしている人が視覚障害者とぶつかる事故が多発していることに警鐘を鳴らすことを目的に制作したことや、ACでは初めて手話や字幕を活用したことが目を惹きました。また、全国キャンペーンBの「オモイデはニッポンの人」は、2016年度から続く2020年の東京オリンピックに向けてのキャンペーンの一環で、たくさんの外国人に日本の魅力を知ってもらおうという取り組みが高く評価できると思いました。

支援キャンペーンで一番良かったのは、日本臓器移植ネットワークの「意思表示すんのかいせんのかい」で、吉本新喜劇のすっちーと吉田裕のコンビと花城凛音の共演による掛け合いが面白かったです。ちなみにすっちーは、2016年度大阪地域キャンペーン「歩きスマホやめ代」のテレビ版(NHKでも全国で展開)にも声で出演していました。

今年度の非営利団体の支援キャンペーンは、新規参加団体はなかったものの、日本臓器移植ネットワーク、セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン、ウォーターエイドジャパンが参加団体に復帰した他、日本骨髄バンク、交通遺児育英会、日本心臓財団、日本対がん協会、全国被害者支援ネットワークが継続参加となりました。半面、日本筋ジストロフィー協会、AAR Japan、メイク・ア・ウィッシュ オブ ジャパンについては、今年度は支援休止となりました。

最後になりますが、ACの2018年度の公共広告キャンペーンは、来年6月末までの1年間にわたり展開しています。

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