人間は、自分を過大評価しています‼

人間は、自分を過大評価しています。

各人の心の中には、誰よりも自分は信用されているとか、良く仕事をやっているなどと、思って貰っていると思っているものです。

然し乍ら、相手がそのように思っている事は有りません。

普通に一般常識の世の中で生きている時は、それは当然当たり前な事で、何も特別な事では有りません。

こんな話があります。

ある会社の社員が定年を迎え、当然定年延長をして貰えるとばかり思っていたのです。

所がさにあらず、定年と同時に延長も無く退職を伝えられる事になり、その会社の上司や同僚に愚痴をこぼして回り、恨みつらみを親しい人や友人に伝えていたのです。

定年延長を断られた本人は、会社の為に一生懸命に働いたつもりでも、全体から見てもさして特別な存在でなく、極く一般的な社員としか見ていなかったのです。

その様に各人自分は一般よりも信用や信頼を受け、仕事も良くできると言う様に思っているものですが、外部からの見た目や評価は自分が思っている程、評価されていないものです。

その様に思って、謙虚に生きて行くことの方が返って評価されるものです。