mixiユーザー(id:2940502)

2018年11月10日22:01

282 view

蒼き地獄に堕ちた勇者ども59:広島県警呉原東警察署刑事、大上章吾!



「警察じゃけぇ、何をしてもええンじゃ」

フォト



昭和63年、広島・呉原市。
老舗暴力団・尾谷組と、広島市を仕切る仁正会系五十子会の下部組織・加古村組が睨みあい、一触即発の状態にあった。呉原東署のマル暴に配属された新人刑事・日岡は、ベテランの大上と組まされることになるが、この大上は尾谷組若頭・一之瀬守孝と昵懇で、何とか加古村組を潰すネタを掴もうとしているところだった。大上は、加古村のフロント会社「呉原金融」の経理・上早稲が行方不明になっていることに目をつけ、殺しの線で追い込もうと画策。しかし毎日ムチャクチャな捜査に付き合わされ、日岡の精神状態は限界に達しつつあった。そんな中、尾谷組の若衆が加古村組幹部・吉田に射殺される事件が発生。激昂した守孝は加古村組に全面戦争を仕掛けようとするが、大上は守孝を制して、3日の間に加古村を潰すと約束する…

フォト



「孤狼の血」。東映の気合いを見せて頂いた今年の話題作。いずれ東映チャンネルで放映されるでしょうが、わし待ちきれずに買うてしまいましたわ(笑)。

フォト



むかし東映が量産したプログラムピクチャーとは違い、洗練されて丁寧に作られた印象ですよね。ストーリー的には、大上と日岡の関係が反目→継承に転換していく後半に胸が熱くなります。
今回Blu-rayで見直して遅まきながら気付いたんですが、これってバトンの受け渡し映画なんですよね。大上から日岡へ、という物語上のバトンのみならず、役所さんから松坂桃李へのバトンでもあると。つまり役者から役者へのバトン。そのため、大上と日岡が本音で話し合う最後の飲みシーンでカットを割らず、長回しでじっくり2人の芝居をぶつけているんですよね。後にこれ、日本映画史的に重要な映画になるかも知れません。昭和最後の年の世界と空気を、平成最後の年に再現させた白石監督の手腕は見事だと思います。
メイキングでは、江口洋介と石橋蓮司のトイレ回転シーンの種明かしが見られてスッキリ。CG多用かと思いきや、驚くほどアナログな方法で撮られてました(笑)。




2 2

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する

<2018年11月>
日 月 火 水 木 金 土
    123
45678910
11121314151617
18192021222324
252627282930