予防接種の真価は接種した個人の予防以上に流行の阻止による弱い人(免疫が弱っていたり、予防接種しても抗体ができない人など)の保護なのだが、行政はその点きちんと理解して制度を作っているのにあんまりその点前に押し出さないのだよな。
両方言ったらいいと思うんだよ。
「あなたが予防接種を受けることによって、あなたの身を感染から守れる可能性が高まります」
「みんなが予防接種を受けることによって、例えばあなたの親御さんであったりおじいさんおばあさんであったりを感染から守れる可能性が高まります」
という具合にね。
でも、前者は強調されるけれども後者はあんまり強調されない(皆無ではないが)
この辺、もっと周知したほうがいいと思っている。
あとは、マスメディアもね。
「予防接種を受けた人がこんな健康被害を受けました」
という報道は今までにも結構あるし、そういったことが起こったときにそれを報道するのは全く以て正しいことだと思う。
けれども、そういう時に予防接種の効能、つまりを受けないことでどういう問題が起こるかについてはほとんど触れないので、予防接種の悪い面のほうが強調されてきたような印象がある。
その点、この記事は今までにあまりない感じでちょっと好ましくはあるのだが、
今までが今までなので素直に喜べないところはある。
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(ウィズニュース - 11月08日 07:01)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=220&from=diary&id=5366629
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