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2018年11月09日20:30

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青春が消えて行く日々

フランシスレイの訃報に寄せて

男と女
白い恋人たち
等々
「恋」真っ盛りの中で二人でよく聞いていた曲

静かというかしなやかなメロディーに逆に心は注がれて
何時の間にか肩を寄せ合い
何時の間にか瞳を見つめ合い
何時の間にか唇を重ねて

唯それだけで幸せだった
唯それだけで満たされていた日々

多分あれは「恋」
きっと「恋」だったと想う
だから二人は一緒にずっといられなかった
そして別れの日が訪れた

小雪の降る寒い2月
彼が就職が決まりプロポーズ
でも、何故か?何故か?
私は急に不安になり
「さよなら」
と告げてしまった。
何故「さよなら」と言う言葉が出たのか?
それはきっと「恋」だったから…
きっと「愛」だったら…
違う言葉を伝えていたと思う

今、思う
あの時には判らなかった自分の気持ち
今夜や
男と女
白い恋人たちを聞きながらベットに入って…

恐らく涙に…

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