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2018年11月08日00:35

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《ハンドメイドの価格設定》《コンビニワープ?》《ちー+! 32》

《ハンドメイドの価格設定》

 変なニュースというかなんというか…。
 ハンドメイドの作品の価格に『高い』と言う客が多いとか。
 くだらないニュースに思えたので、流し程度にしか目にしてないが、テレビか何かで放送されたようで、そこで原価も発表された結果に起った問題のようだ。
 全ての販売行為には売上が見込まれ、当然ながら利益が無ければ販売そのものが成立しないワケで、売るからには当然ながら原価が発生する。
 もともと販促目的に作られた一般製品であれば大量生産が基本となるため、値段は原価に見合った割増価格となるだろうが、ハンドメイドだと多くは1人で制作する事がほとんどとなるだろうから、当然ながら値段は跳ね上がると思う。
例えば1円の原価が2000円でもおかしくないといった話だ。

何故って?

そりゃ、ハンドメイド。機械による大量生産とはわけが違い、一つの商品に対しても少なくない時間が掛かるわけだ。
一つ1円の原価だからと言って、それを適正価格として100円で売っても生活どころか一食すら凌げなくなる。
そもそも作り上げる為の時間を一般的な会社で考慮すれば、時給が少なからずとも発生しなければならない訳だが、全てを個人が行うとなると時給なんて発生する筈もなく、そういった金額も上乗せするのが当たり前だと思う。
製品一つにどれだけの時間を必要とするのかは判らないが、早かれ遅かれ、その値段を決定するのは作り上げた本人だと思うため、買う側がとやかく言うものではない話だ。高いと感じるならば、買わなければいい。それだけの話だ。

付け加えるならば、ハンドメイド商品の全ては芸術品であり、作った人の目から見る価値観だとも思う。
そういった理由から、1円が100万円に化けても不思議はないと思うし、反対に100万円が1円になったとしても、それはあくまで作った側の価値観の問題で、何の不思議もない話だ。
そんな芸術品に対して価値観を見出せないのであれば、近付かなければいいだけの話だし、見出せたのであれば、そこで財布と相談だろう。原価の話は対象外であり、価格設定の口出しは芸術から見放された生きざま故の行動に他ならないと思うんだ。
こういった人格の行動を『冷やかし』と表現するのかも知れない。

まあ、値切り交渉となれば、これはまた別の話だが。


《コンビニワープ?》

どんな意味の言葉だろうって思ったら、この辺で言う『ショートカット』の別表現なのね。

コンビニワープでもショートカットでもいいけど、どうして人間って悪意ある行為に対して『カッコイイ』または『楽しげな』表現を用いるかね?
まあ、やってる本人はそれが正義と考える筈なので解らなくもない単純な発想だが、それを問題視する筈のメディアがそれらの言葉を安易に多用している気がする。
まあ、だからと言って現在使用される呼び方を捻じ曲げれば、今度は理解が遠退くという問題もあるにはあるが、それを理解に結び付けるのがメディアの力の見せ所とも思うんだよね。

ま、雑談は置いといて、このコンビニワープ?
違法かどうかの論議って必要なのかね。…と笑うくらい簡単な問題なのでは?
お店の駐車場という時点で犯罪成立でしょ。
問題視以前の話として、法律に関わる機関の職務怠慢の蔓延でしかない。

他人の敷地を利用した道路交通法無視って本当に腹が立ち、発覚次第即逮捕でもいいと思う。公道の走り方を理解していない、ドライバーとしてはあるまじき行為なので、免許剥奪が普通でもいいと思う。
だってそうでしょ? 小学校の遠足でモノを言えば、
「一列になって目的地に向かいましょう」
という説明を受け、理解し、その上で反対方向に進むような行為だ。
まだまだ幼い小学生ならば『バカ』と言われて済む話であっても、それが最低18歳のドライバーが行うのであれば話は別で、それを知りながら放置する法律は既にその役目を充分過ぎるほどに忘れている。という話でもある。

スピード違反や事故などは本人の勘違いや操作ミスなどの、意思とは異なる原因があるが、コンビニワープのような行動には勘違いも操作ミスもあり得ない話であって、むしろ意識的にしなければ発生しない現象でもある。
発見後に捕まえるにしても、アレだコレだという言い訳も制限され、この上なく簡単な作業になると思うんだがね。どうして警察はそれをしないのかな?

それとコンビニ経営関連にも問題がある。どうしてそういった駐車場を作り、現在も維持したがるのか。…まあ、回答は『金』なんだろうけど、車一台が通り抜けられるようなフェンスを駐車場に横断するように作る等をし、買い物客に対してだけの優遇処置があってもいいんじゃないかなって思うんだよね。
ワープ実行者にはとんでもなく邪魔な存在だが、買い物を終えた客としては車のスピードが乗っていないため、さほど大きな障害にはならない筈。何より無関係に突っ込んでくる違反車両に気を使う必要が無くなる。

日本は本当に真面目な人物に損をさせ、悪人が得をする仕組みになっているね。
…まあ、俺はどちらかといえば悪人寄りなので、色んな所で助かっているけど…。

話は異なるが、警察の交通課はコンビニ敷地から僅かに離れた位置でネズミ取りした方が、よっぽどポイントを稼げるんじゃないのかなって昔から思う。


《ちー+! 32》

第一章 勇者志願見習い(笑)2-17

【ネメス南部大平原】

 雑談のような緊急会議を終え、出発の態勢が整ったようだった。
 こちらに近付く足音に気付き、チータスは慌てて眠ったふりを決め込もうとしたが、丸まった毛布を引っ掴んで自宅同然に寝転んだのが失敗だった。
 ごん! という、鈍い音と共に痛みが頭に走り、思わず後頭部に手をまわした状態でうずくまってしまう。
 外の足音はその一連に気付く筈もなく、先ほどの起床を待つ時とは異なる接近のまま扉を開くに至った。
「チータス殿、間もなく出発………? どうされました?」
 扉を開き、そのまま中に入り込もうとしたのはスケクだった。
「いやあ…、えへへ…。頭ぶっちった…」

 馬車が発進したのは間もなくだった。前方の馬車を操縦するラウニーの声が微かに聞こえたかと思うと、続いてチータスの乗る馬車を操縦するアッベシの声が聞こえ、馬車が動き出した。
「まったく、人が悪いですね。こちらは真剣に考えているというのに…」
 チータスが打ちつけたという後頭部を見ながら、スケクが呆れる。二度寝と言っておきながら、実は外でのやり取りを全て聞いていた事をチータス本人に聞かされた矢先だったのだ。
「だって気になるじゃん。昨日の話だって、あたしを気にしてたからでしょ?」
 後頭部を預けるチータスはそう言い、ややふてくされ気味に黄色の飴玉を口に放り込む。
「まあ、そうではありますが…。ん、少し腫れていますが、すぐに治まるでしょう。出血もありませんよ」
「たんこぶ?」
「そう呼べるほど大きくありません。でも、注意して下さいね。袋の中には刃物なども入っていますから」
「はいはい。気を付けます」
 スケクが行った後頭部の確認が終了し、言葉少なく注意を受けるとチータスは素直な返答を示す。

 移動する馬車の中で、少しばかり沈黙が漂う。
 昨日はそれなりに会話したつもりではあったが、長い会話のほとんどは村や町とは異なる外界での注意事に集中しており、考えてみれば聞いてばかりのような気もした。
「何かお話でも?」
 何かを言い出しそうで、そうではないチータスに気付いてか、スケクが尋ねる。
 尋ねられたチータスはその質問通り、そろそろ本題に入って今現在抱える問題の解消に入り込みたい所とは思い続けているものの、その切り出しが分からずにやきもきしているのだ。
「んー。…何でもなくないけど、なんか今はいいや。スケクさんは何かお話ないの?」
「? …そうですね、では、チータス殿にとって初めてのベレーレルの外界のお話でも如何でしょうか? 手始めに、城までの今後の日程からお話しいたしましょうか?」
「それでいいや。お願い」
「はい。…なにか言いたい事があれば、遠慮なしに言って下さいね。私を含めた4人は道中、チータス殿の護衛以前に味方なのですから」
 日程についての話に入る前にスケクはそう告げ、チータスの返事を待たずにその後を続けた。

 ラウニー率いる王宮騎士団第三部隊特殊任務専行隊は、昨日発したベレーレルから北北西に進み、問題が発生しなければ明後日の昼には魔法都市ペナ・リノに入る予定だった。
 一般にベレーレルからペナ・リノの距離は徒歩にして6日と聞き、馬車などの移動時においては日数を『3』で割って算出するため、本来なら2日でペナ・リノ入りする筈だが、この辺は客人であるチータスを丁寧に扱う意味もあり、移動速度を落としているとの事だった。
 ペナ・リノの予定到着時間は昼よりも少し手前の午前中。
 都市到着後はそこに滞在するネメス城兵と合流し、次の出発に向けての物資を調達する事が目的があるらしいが、基本的にチータスには自由時間として設けられ、そこにスケクとアッベシが同行する事になるという話だ。
 これにはチータスが逃走を試みる警戒というよりは、単に慣れない土地で何かしらの被害に遭わない様にする為の警戒と、身の保全を完全に貫く為の行動方針らしい。なかなかに難しい話ではあるが、チータス本人からすれば同行する2人に対しては『存在しない人物』と思っても差し支えないという。
 物資の調達を終了するのは夕暮れ前を目標にしているらしく、その夜はネメス城兵の集う宿舎にて一泊。宴会とまではいかないが、食事を兼ねた、ちょっとした集まりも計画に入っているらしい。
 再出発は次の日の朝となり、以後、約4日間を掛けてネメス入城という手筈のようだ。

 こんな話を聞かされると、チータスには考えるまでもなく自然と『ナルミ』の姿が思い浮かんだ。
 せっかく自由な時間が与えられるのであれば、ナルミを探さない理由は無い。まだ離れて長い時間を隔てた訳ではないが、やはりこれまでの人生の大半を一緒に過ごしたパートナー的存在のナルミの様子が気にならない訳が無い。都市には村とは比較にならない多くの人々が住むと聞くが、どうにかしてナルミを探し当て、僅かな時間でもいいので会話を交えたいと気持ちが早まっていた。
 例えば再会が叶ったら、ナルミはどんな反応を示すのだろう? 驚く表情のナルミを考えると、それだけで胸が高鳴る思いだ。
「何か楽しい事でも考えつきましたか?」
 チータスの表情を見取ってスケクが質問する。どうやら思考が表に出たらしい。
「うん! ちょっと…。違う、すっごい楽しみができたんだ!」
 チータスはそう返し、昨日の別れ際にエマから渡された袋を手にすると、中のせんべいをかじって鼻歌を始めつつ、その袋の口をスケクに向けた。『もしかしてスケクさんたちにも手伝ってもらうかも知れない』と付け加えて。
「頂きます。…我々に出来る事があるのであれば、なんなりと申し付けて下さい。可能な限り応えますので」
 スケクは言い、袋から取ったせんべいを口にする。ベレーレル自慢…という訳ではないが、エマが気に入る、少々味の濃い一品だ。

「…ところでさあ、スケクさんたちって、あたしが居ない時だとあんな風に喋るんだね!」
 せんべいの味に没頭したのも束の間、チータスは雑談としてそんな言葉を投げ掛けていた。これは自分でも思いがけない言葉であって、どう切り出すかをひたすらに迷った、今現在の核心的問題内容でもある。
「『あんな風』とは?」
 かじりついていたせんべいを口から離し、疑問じみた顔になるスケク。
「いやさ、お城の兵隊ってどんな時でも堅苦しいイメージがあってさ、…ほら、あたしが馬車の中に入って姿が見えなくなると、なんか友達同士の話し合いみたいな言葉遣いになってるじゃん?」
「………」
 スケクは押し黙ってチータスの見えない中でのやり取りを考える。すると、確かに言われる通りなのかも知れないと気付く。
 チータスに限らず客人が存在する場では、相手を丁重に扱う意味も含め、特に言葉遣いには気を使うものだが、そんな客人が存在しなければ、僅かな仲間内の長い付き合いも手伝ってか、互いに『自分』をさらけ出してしまっているようだ。
 スケクの立場から仲間を言わせれば、ラウニーが父親、ダーマンが憎めない同僚、そしてアッベシが弟のようなものだ。とはいえ、ダーマンもアッベシも自分からすれば年上なのだが。
「これは…、聞かれていないと思い込んでたとはいえ、大変失礼いたしました。どうしても気の知れた仲間内だけになると、自然と…」
「そうじゃないの!」
 自分たちの行動が浅はかだった事に気付き、謝罪を入れようとするスケクをチータスは制する。
「………?」
 思わずスケクは黙り込み、チータスの先の言葉を待った。
「…そうじゃなくて、なんか楽しそうだなって。そんで、あたしはその輪に入り込めないんだなって。…そう思って…」
「…と、言いますと?」
 スケクにはチータスの心境が理解出来なかった。見えない部分での失言は認めるが、チータス本人に対してはこれと言った失礼を働いた覚えが無いからだ。
「んー…なんかね。この際、勇者志願でも勇者希望でもいいんだけど、せっかく一緒に行動しているんだから、もっと普通に対応してもらいたいんだ。…なんて言うのかな? 気を遣ってくれるのは分かるんだけど、変に特別扱いされているのが丸見えでさ」
 一旦話を止め、スケクの反応を待つチータス。
 だが、やはりスケクにはその意味が理解出来なかった。客人を丁寧に取り扱うのは基本であり、気を遣うのも同様であり、それが客人に対する礼儀としてこれまで行ってきた内容である事から、それらがごく自然と理解しているのである。
「…学習不足のようで申し訳ありません、…言いたい事が分かりません…」
「それそれ! その変に丁寧な言い方があたしの肌に合わないの。………なんつーのかなぁ? もっと自然に来てほしいんだけど…。例えば、今の場合は『わかんね。…わっかんねぇ…』みたいな」
「いや、それではだいぶ馴れ馴れしいような…」
「それがいいんだよ。少なくともあたしにとっては」
 いかにも恐れ多いという表情を笑い、まだ食べ終わっていないせんべいと知りながらチータスは更に一枚、悪戯っぽくせんべいをスケクに差し出す。
 こんな行為にスケクは少々たじろぐが、何となくチータスの思いが伝わったような気がした。
「え? あ…、ありがとうございます…。えっと、どう言えば良いのか…、『家族』のように接すれば良いのでしょうか?」
 望みに近い言葉を耳にし、チータスの意気が高まる。
「そう! ソレ! …んまあ、『家族』は大袈裟だけど、なんつーのかな、『友達』? 違うなぁ、『もともと互いに知っていた? 付き合いのあった? 馴染みの近所?』みたいな?」
 言葉を探し探し口にするチータスの語尾には『?』が多いものの、ようやくスケクにもその意味が理解できたようだ。
「…要するに、もっとフレンドリーに取り扱った方がいいと…?」
「そう! その『フレンドリー』ってヤツ! ですヨますヨ口調はいかにも『他人』って感じじゃん? あたしはそんな扱いで『ヘヘ〜ン』ってならないから、もっと雑な対応の方が色々と気が乗るの。…ダメかなぁ?」
 そこまで言うとチータスはまたも言葉を止め、目線を下に向けてせんべいをかじり始める。その顔色は曇っており、楽しげな言葉の色は彼女の演技とスケクは理解した。…と同時に、幼いながらもこちらに気を遣わせ続けていた事にも気付き、どうにか対応を考えなければとも感じた。
『フレンドリー』
 表現は優しいが、どういった対応がチータスに対しての『フレンドリー』に相当するのかが今ひとつ理解出来ない。しかし今朝のチータスの示した態度を顧みると、それが彼女の見せる最大のヒントにも考えられた。
いずれにしても収穫ではある。そこまで思うと、スケクは隊長のラウニーに相談する事を決意した。

「チータス殿。…そうですね、全てがチータス殿の望みに進むかどうかは分かりませんが、一応、話し合って今後の対応を考えたいと思います」
 今のところは対応を変えずにそう告げるスケク。
「そんな大層な話じゃないと思うんだけどなぁ」
 かしこまるスケクにチータスは言うと、これまで我慢した言葉が出せた事による解放感からか、両足をだらしなく広げる事で自宅での日常の姿をさらけ出した。


《あとがき》

モノの価値観とはそれぞれに人格や想いが出るものだが、ハンドメイドとして1から全てを手掛け、完成に持ち込むカタチに対しての価値観って、どんなものだろうね。

ずっと前、竹網のカゴを作る人の作品に『5万円(?)で買う』と名乗りを挙げた人がいて、その反応としては『売る気がありません』だった。
でも、その籠が相当に欲しかったのであろう、その人は、6万、7万と金額を吊りあげ、結局30万到達前に売ると決心した話があったっけな。
この竹網の人はつり上がる金額に魅力を感じた訳ではなく、しつこい交渉に見切りを付ける為に決断したという話。まあ、こう言っちゃなんだが、一応は後の竹網名人。作ろうと思えば自分で幾らでも作れるからね。
でも、なかなか事は上手く運ばないらしく、その頃から名人の作り上げる竹網が一部ユーザー間でブームとなったらしく、作っても作っても高値で出て行ってしまう竹網たち。
高値且つ高利益収入は嬉しいが、肝心の自分だけのコレクションが増えてくれない。
なかなかに羨ましい悩みだ。
竹網となる素材の竹は、その辺の生活雑貨屋から購入するため、特別なものではなくせいぜいひと束1000円前後とか。
趣味というよりは時間潰しを兼ねて生活道具に『和』を加えようとした結果の出来事らしいが、どこから金が湧き出すか分からないという例えかもね。


法廷が導き出す結果は(非常に期間が長いものの)最終的に白黒はっきりするが、法律は何故か全然そんな事は無い。
いや、白黒はっきりしているよ。
でも、なんつーのかな、ダメな部分に幅があり過ぎる。
今回のコンビニワープじゃないけど、ダメと判っていて、どれだけ決定的な証拠が揃っても『現行犯』でなければその先に進めない所とか、スピード違反にしても、そこに○○キロ以上○○キロ以下という、『悪質』に対して段階を設けている所。
コレって結局、ほどほどに悪さして下さいって言っているのと変わらん気がするんだが…。
悪は悪と言い張るならば、現行犯=免許剥奪が普通だと思うし、そもそも反則金の意味合いが分からない。そして反則金の金額差に関してはもっと判らない。反則金があるのはこの際気にしないとしても、適用時には一律が妥当なのでは?

判り易いのが携帯電話使用運転系統だ。
車両の重量によって罰金が振り分けられる事も不思議だが、それらを使用した運転の場合と、それらを使用して運転した結果、事故に繋がった場合の差が大き過ぎる。
携帯電話系統の使用禁止目的は、そもそもが危険と事故の予防行為であって、車両の重量や事故の発生有無は一切関係なく、『携帯電話を使用した運転そのもの』がダメだという法律だ。
だから、事故に繋がろうが繋がるまいが、使用した運転が発覚した時点で同一の罰を与えるのが普通だと思うんだけどね。
でも、現実はそうじゃないから、結論として『事故らなきゃ大丈夫』『見付からなきゃ大丈夫』と言うように、ドライバーが持つべき危機感を和らげてしまっている気がするんだ。
変だよね。日本の法律。…というか、考え方。

一方、アメリカとかはメリハリがあるね。まあ、全てが全てじゃないとは思うけど、飲酒運転摘発の話はある意味感動した。罰金が日本円にした場合の数億か数十億かは忘れたが、普通に考えて一生払っても返し切れない金額が適用されているとか。
たった一回のミスが人生を奪うなんてひどい話ではあるが、それでこそ罰であり、周囲が同内容に対して気にするという話でもある。
そしてたった今、『たった一回のミス』と表現したが、これは誤りで、その一回に辿り着くために同一人物は過去にも何度となくやらかしている場合が多いんだよね。単に見付からなかっただけ。
いずれ見付かる…。それが、何回にも渡った上での『摘発一回』という訳で。

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