親達の目覚め

親達の目覚め。

子供の光が強まっている影響で目覚めを体験する親が増えていますが、大人にとって長年に渡り蓄積した固定観念を破壊するのは大変なエネルギーが必要で、勇気を振り絞りバンジーを飛びます。その勇敢な姿を讃えにシヴァ神が踊りながらやって来る事でしょう。

一昔前なら子供が不登校になろうものなら家族全員の問題に拡大して教育委員会に訴え児童相談所に駆け込み何とかして解決しようと躍起になりそれでも芳しい結果が出なければ子供を責め旦那や嫁のせいにし国の政策が悪いんだ政府は何をやっているんだ税金泥棒めと怒りを露わにし解決出来ない自分は無能だと苦しみます。エゴが大喜びです。更なる苦しみを与えようと親戚のトラブルや実家の問題まで引き起こしたりします。エゴゲーム恐るべしです。

それが今や、子供が学校に行きたく無くて休むなら私も家事を休む、ご飯も作りたく無いと言い、ならば俺も会社に行きたく無い、仕事にやり甲斐を感じないし満員電車しんどいと言い、じゃあ今日の晩飯はどうするか久々に寿司の出前でも頼もうかと言ったりします。
会社には辞表を出すから、子供が学校に行かないなら貯金を下ろして家族で旅行にでも行くか、旅館に泊まれば家事もしなくて済むし、平日なら安いし空いてるしなどと宣い、旅先のプールサイドでのんびり寛いでいる所に昔の恩師登場で、おや家族旅行かね最近どうかね仕事は順調かねそうか息子さんが確か君は設計志望だったね今うちで新規事業を立ち上げたばかりで手伝ってくれるかね社宅も用意するし福利厚生でデイサービスも有るから奥さんも楽になるだろううちの財団でインターナショナルスクールを経営してるから息子さんはそこで専門知識を学べるぞ英語だが子供は吸収が早いから心配は要らんよ引っ越しはいつにするかね今月中に頼むよ君の論文は素晴らしかった私が推薦しておいたから雑誌の掲載依頼が来るだろう謝礼は幾らが良いかね働き過ぎはいかんよ体も家庭も壊して仕舞う私も若い頃は仕事人間で何度も家内に三行半を突き付けられそうになったが今では孫も元気でやはり世界で１番大切なのは家族だよ亡くなったミュージシャンの受け売りだがねたまに家族で海外旅行出来る程度の給料は保証しよう今度私の家族を紹介するよちょうど日本に戻って来たタイミングで君に会えたのは幸運だったよ、と行きたく無い学校もやりたく無い家事もつまらない仕事もサボったからこそ時間が生まれてトントン拍子に話が進んだりします。

そんなの偶然だと思うかも知れませんが、生徒の用意が整った時に師が現れます。もうこれ以上嫌な事は続けたく無い、自分のやりたい事を選ぶんだと意思決定した瞬間、波動が変化しタイムラインごと移動するのです。まるで過去のネガティブな人生など存在しなかったかの様な変貌振りですが、焦点を当てた場所に移動するので当然の結果です。
過去も未来も「今ここ」の座標点を決定した時点で両側へ向けて流れます。常に自分の居場所がゼロポイントなのです。全ては自分次第なのです。