出て行け
って事で流出して十数年
癌だから帰って来い
とだけ連絡
だからと言って帰れる程の自由はとうに失われているのだが
なんと免許更新と同居人の遊びをリンクさせそもそも連れて行ってもらえる約束だった。
私個人の予定は更新以外組み込むつもりは無かったが
この件は流石に見舞いに行けやということになった。
しかし癌だと言うが一体何癌やねん…
言い様もっとあるやろ…
夢を、見たわ。
はあ。
なんのこっちゃかわからんがやたらはっきりくっきりした夢だったなぁ。
小中学校の頃飼っていた背黄青インコと
二十歳の頃から流刑直前まで飼っていたミドリガメだった
P太郎に関してはガキならではの実験的遊びに付き合わせた事を恫喝してきた。
別に殺しちゃいないが今思うとよく平気で危険な事したわなぁと反省
夢ん中とはいえ心底謝っといた。
かめきちは特になんも言ってこなかったが
よお、わかるだろ、的な顔をしてた。わかるよ。
猛暑だったとはいえ調子悪い中連れ回して悪かったな。
なんか途中、よく聞き取れなかったが
原色びろびろが闇から引き抜かれていく中
「今回だけは… … …しといてやるからな」と言うのだった。
はあ。
やっぱりなんのこっちゃ。
2〜3日後、予定の日、新幹線に乗せてもらい帰郷。
クッソ暑い中、着いたその足で見舞いに行かせていただく。
電極やらチューブやらで配線された
術後2、3日だという年寄り達と話す。ん?
まあ、そういう性格なので、想定内の発見遅れ、でステージ3
できたばかりで手術したがってるここに転院させられて手術
大腸の一部をちょん切って、
そこらへん転移がないかほじくりかえすも一応見つからず。
病院嫌いが入院してるのをいじってやると
昨日まではセンモウで暴れてたとさ。
家から出掛けて旅をして帰ってきたらここで繋がれてた、だと。
ほう。それはそれは。
って、ありゃ?
あ。そういうことか。
助けてくれ!とか、お願いしてないとはいえ、なんかありがとう、と思った。
私に、というか、うちで飼われてたって事だしな。なるほどな。
どっちも私が死体を葬ってやった繋がりってのもあるんだろか。
ま
夢ですけどね。
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