18941219 NO2645 加藤増雄氏を宮内府に雇用することになったので渡韓を求める
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駐韓日本公使款記録 5巻
十. 顧問官進退 及 本邦人雇聘
(37) [宮内府の日本人・加藤増雄雇用の件]
2) [宮内府の日本人・加藤増雄雇用の件] 2
文書題目 2) [宮内府の日本人・加藤増雄雇用の件] 2
文書番号
発信日 光武五年十二月十九日 ( 1894年 12月 19日 )
発信者 李容翊
受信者
2) [宮内府の日本人・加藤増雄雇用の件] 2
敬啓者恭奉有
陛下之聖旨現将加藤増雄氏雇用于 宮内府一事遵據左開要件施行之意特有
命即
雇用年限為三 . 個年事
月俸給与六百円事
貴公使請煩以此照亮乃転致此意於該氏随機渡来応雇用至以為切盼藉玆佈函並頌
台祉
光武五年十二月十九日
弟 李容翊（イヨンヨク） 頓
（＊私訳）
謹んで申し上げます。 謹んで陛下の聖旨を敬って加藤増雄氏を宮内府に雇用する件について下の要件に基づいて施行せよとの御命があった。すなわち、
雇用年限は三ヶ年にすること。
月給は六百円を与えること
貴公使におかれてはよく調べてこの趣旨をその人に伝え、都合が付き次第渡来して雇用に応じられるよう願って書信を送ります。 福々しいように祈ります。
光武五年十二月十九日
弟 李容翊 頓
＊李容翊（イヨンイク）「1854‐1907 朝鮮，李朝末期の政治家。咸鏡道出身。1882年の壬午軍乱時に閔妃（びんひ）の忠州逃避行を助けて高宗の信任を得，90年代初めにかけて江界府使兼西北鉱務監理など北部朝鮮の要地の地方官を歴任した。1888年には在任中の不法誅求の罪で一時期，全羅道智島に流配された。97年典圜（てんえん）局長となり貨幣発行にあたる一方，宮内府の高官として鉄道計画，人三専売，鉱山の事務を管轄下に入れ，皇室財政の拡張を実現した。」
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[合同約款 2) 의 付属 日文]
文書題目 [合同約款 2) の 付属日本語文]
大韓国○○○はご命令を受け加藤増雄と次の契約を締約する。
第一条 加藤増雄は大韓国宮内府の雇用に応ずる。
第二条 この雇用期限は加藤増雄の京城到着の日より三カ年とする。但し満期後であっても双方の合意によりこれを継続することができる。
第三条 大韓国宮内府はこの期限の間、毎月日貨六百円を加藤増雄に支給することを約束する。
第四条 大韓国宮内府は加藤増雄に官舎を給しその他十分の礼遇を与えることを約束する。
もし官舎を給することができない時は相当の借宅料を支給するものとする。
第五条 加藤増雄雇用満期の時、もしくは満期前であっても疾病のため雇用を辞し帰国せざるを得ない時は、大韓国宮内府は相当の旅費を支給するものとする。
年 月 日
大韓国 何 某
大日本 加藤増雄
[合同約款 2) 의 付属 朝文]
文書題目 [合同約款 2) の付属朝鮮語文]
（＊「・」には朝鮮語古字があった）
大韓国○○○는 奉旨와加藤増雄과左開合同을締約홈
第一条 加藤増雄은大韓国宮内府의聘用에応홈
第二条聘用期限은加藤増雄이京城来到日로起算야三個年으로定되満期後라도彼是合意로継続홈을得홈
第三 条 大韓国宮内府는前記期限間毎朔日貨六百円을加藤増雄에게支給을約홈
第四条 大韓宮内府�魏弾Ａ�雄에게官舎給며其他十分礼遇約홈若官舎를給치못時에�鯀蠹�家舎費支給事
第五条 加藤増雄이聘用期가満了며若満期前이라도疾病을為야不得已解聘還国時에�鯊膣攅餤榮睇檠鯀蠹�旅費支給事
大韓光武 年 月 日
大韓国 （＊何 某）
日本明治 年 月 日
大日本 加藤増雄
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