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2018年11月02日16:44

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「特別展 戊辰戦争150年」

今年は戊辰戦争から150年、市内の博物館では「特別展 戊辰戦争150年」が開催されています歴史ファンとしては待っていた企画です。
企画の特徴は、会津藩救済のため奥羽越の諸藩が列藩同盟を結成して新政府と交渉そして戦い、降伏、そしてその後を仙台藩と東北の視点から紹介していることです。
仙台市博物館と新潟県立歴史博物館と福島県立博物館の共同主催で、それぞれの資料を持ち寄って各会場で独自の視点で開催しています。
政変を伝える書簡や他藩に同盟を要請する書簡、会津の絵図などとても興味深い展示が多いです。仙台博物館にこんな資料があったのかとちょっと驚きもありました。

教科書では東北は奥羽越列藩同盟が新政府と戦ったとさらりと書いてありましたが、実際はそれぞれの藩の苦悩があり、列藩同盟を結んだ後も新政府に降伏して反旗を翻すこともあってかなり複雑です。一方方向の歴史の記述ではわからないことが多いことを改めて感じます。敗れた仙台藩からは明治に入ってから千島列島を含めて北海道に多くの開拓者が渡りました。

関連行事も企画され、東北大の先生や作家が講演を予定されています。私が応募したのが主催の3県の学芸員の方が見どころを語る企画、それぞれがどんな魅力を語るのか楽しみです。当たるかしら。


写真左:特別展のチラシ
写真中:仙台市博物館
写真右:箱館に渡った仙台藩の額兵隊の衣装と戦前の仙台城
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