mixiユーザー(id:26523738)

2018年11月02日11:51

131 view

《脳みそ小旅行》《昼礼な俺》《勝手に総合》《ちー+! 26》

《脳みそ小旅行》

昨日の日記より、ハロウィンに関して。
ハロウィンの起源となったサウィン際の話を持ち出して、『泣き女』と『聖火』がうんたら…と表記したが、『泣き女』の名前ってなんだっけ? と、ド忘れしたわけだが、…これがなかなか出て来ない。…というか、結局出て来なかった。
ケルトとかスコットランドとかのハロウィンに関するキーワードはポコポコ出てくるのに、どうしてだろう? 最近はこんなのが多い。

…で、気になるとどうしても思い出したくなるタチで、昨日は眠りに落ちる瞬間まで考えていた。

でまあ、だいたい朝になるとすっかり忘れているという、俺が所有する自慢の脳みそなのだが、なんかやる気満開らしく、目が覚めた瞬間から『泣き女』が気になった。
気になったと言うよりも、名前を意地でも思い出したくて…。

で、出勤中の車内で『ジバンシー』をいうワードが急浮上。
ジバンシー…? 何か近い気がする。すこぶる近い気がする。でもなんだっけ?
俺の中のジバンシー検索。…残念、判らん。なんかブランド物でそんな名前があったような…。ライターだっけ? いや、違う気が…。

なんか近いようでそうでないようで…、似たような文字で知っている言葉を考えてみた結果、出てきた言葉が『シンパシー』。
シンパシー…? でも、これ、実際にある言葉だよなぁ。感情めいた意味の…。
でも、なんだろう…? この言葉、変に記憶にある言葉だぞ?
 そんな脳みそフル回転。大体、この辺りから俺の脳みそは方向性を間違えたまま帰って来なくなる。

あった。昔ハマった『ポップンミュージック』の中に、そんな名前の一曲があった筈だ。
ポップンミュージックか…。懐かしいなぁ。リズムゲームといえばビートマニアが最高峰だったが、俺はあんまりカッコイイジャンルのって苦手なんだよね。こんな性格だし。
ポップンミュージックのあのキャラがいいんだよな。全員名前知らないけど…。

でも実は曲的には『キーボードマニア』が好きだったんだよな。でも人気がなかったよな。そりゃそうだよな、あんなキーだらけのリズムゲームなんて、出来る人が限られてきてしまう。俺はよりによって一番難しいステージの曲調がとにかく好きで、それが聞きたきてプレイしてたけど、結局成功した事がなかったんだよなぁ。手前2ステージを完璧なスコアで切り抜け、ラストステージでヘボヘボなゲームオーバー。なんか…なぁ。

そういえば、キーボードマニアってどこにあったんだっけ?
…そうそう、パチ屋のゲームセンターだ。今は潰れてしまったが。
パチ屋で10000円以上勝った場合にプレイしてた、当時の200円使用筺体。今も音ゲーってそうなのかな?

あのゲームセンターはUFOキャッチャーが魅力的だったよな。旧タイプの機械だから店側の設定は皆無でインチキも不可。しかも、正統派ギャンブラーの店長さんか、意地悪な配置を一切行わなかったのが素敵だったなぁ。
サンリオに集中した景品は俺にとって魅力的。特に厨房道具は未だに使用しているもんなぁ。
そんなところだから、ハローキティーのお寿司セットなんかあるだけ取っちゃったんだよね。
子連れの家族が見てたから1つずつ贈呈。取り過ぎて移動が大変だったから。
女の子とお母さんは喜んでたなぁ。でも、男の子は微妙な顔してたなぁ…。

数を減らしたとはいえ、それでも残り5セットくらい? まだ家のどこかに未開封が眠っている筈。
お寿司セット…。箸とか小皿とか醤油さしは未だ利用している重宝もんだが、寿司板は…。板だけあっても上に乗る物がないんだよなぁ。こちらは全てラッピングすら外していない状態だ。

問題は、サンリオ好きの俺だけど、実は『ハローキティー』はイマイチ好きじゃないんだよなぁ。大問題だ。書斎なんか今やキティーだらけだ。特にプチクッションが大変な事になっている。あとエヴァの頭でかちのフィギュア。
やっぱ小さい頃に幼馴染に影響を受けた『キキララ(現・リトルツインスターズ?)』と『3丁目物語(タマ&フレンズ)』だな。
でも現実はキティーだらけ。
ならばと対抗馬ではないが、遭遇率の高い『マイメロディー』を集めた時期があったっけ。ウサギ好きだし。
…で、たくさんのマイメロを集めたと思い込んでいたら、6割が『ミッフィー』だったというオチ。マイメロ自体が無口そうなイメージを持っていたが、ミッフィーもまた無口そうで…。
今や書斎はUFOキャッチャーで拾ったアレコレのゴミ箱同然な存在に…。パソコンのマウスなんかドラえもんやらハムスターやら、8個も使う機会は無い。…プレミアついてるのあるかな?

そういえば、ここのところめっきりゲームセンターに近付かなくなったなぁ。なんか面白い物あるかなぁ? UFOキャッチャーの景品は拘り過ぎちゃっていてゲームらしさが薄れているし、まずもって1回2回で取れる気がしない配置と盛り方だ。
お菓子を景品にするのってどうなんだろ?
3個4個セットになっているとはいえ、買えば割引でそんなに高くはないし、『景品用』という名目のお菓子だと市販のものと何一つ変わらんくせに中身が少ない。グレーゾーンというより詐欺そのものなやり口だよな。パチンコなんかよりもよっぽど射幸心を煽っている…。
スーパーで買えばせいぜい300円。そんなものを1000円以上使って取るのって楽しいのかな?
いつか見た景品は袋の中に『うまい棒8本』ってのがあった。1プレイ100円…。一発で取っても割負けしている所が恐ろしい。誰もやっている気配がなかったけど。

…と、ここで同僚に呼ばれる。
『泣き女』がエライ所まで来てしまったものだ。

やがて来た休み時間。何となくミクシィの足あと見て、ホームに来たら、お知らせが増えている…。まあ、新作アプリかなんかの案内だろう、とか思いながら開くと、コメント案内。

久々の暁だ! とか思って内容を確認すると、『泣き女』の正体が…!

『バンシー』…! そう、この名前だ! 誰だ『ジバンシー』とかぬかした奴ぁ!? スゲェ近かったじゃんかよ!!

でもスッキリした。
そんな午前いっぱい。

余談:
家に帰って来てパソコンでコメント返信直後、思った。『どうしてパソコン開いておきながら、ネットを繋いで置きながら、『検索』の文字が浮かばなかった』のか?

まあ、100%いつもの事っちゃいつもの事なんだけどね。


《昼礼な俺》

本日、俺の昼礼当番。なんか休みばかりで順番が大幅に繰り上がり繰り下がりしてたので、なんか今日となっていたみたいで。

まあ、都合良くボスザル出社日だし、聞いてもらいたいメンバーが偶然にもほぼ勢揃いしてたので、結果オーライという事で。
昼礼開始前に対象と同じ商品を持ち込んで始めたため、みんな表情は『?』。…の筈だが、やっぱり。1人だけ目を逸らした奴が…。おまえ本当に判り易いなぁ、ボスザル?

挨拶だ礼儀10訓だを終えて、とっても長い『一言』開始。
色々とアレだコレだと言いつつ、同時に興奮を抑える話具合は…、また体中プルプル。イカンイカン。静まりたまえー(自分に向ける言葉ではない)。

犯人探しではないが、いつもと同じように全員と目を合わせる。約一名を除いて示す、それぞれの反応はそれぞれの性格が故。でもその一名だけがいつもと全く異なる反応なワケで。返って見て見ぬ振りが難しい。

まあ、正直、個人的に判り切っていてほぼ全体がそうだと予想を付けており、実際問題、俺の答えとそれが一致していたわけだが、今回はあくまで牽制が目的なので、誰が隠し事をしてるかは知る気もないと述べて話を終了。
ただ、犠牲を受けたのは俺ではなく、それを発見した同僚であり、連帯責任として疑いを均等に掛けられる事になる入荷班だ。そんな仲間に対し、やってしまった事に対して申し訳ないと思うのであれば、誰も見ていない所でこっそり直してもらえるとありがたい。
そう打ち切った。壊れた商品の放置(解放?)期限は次の俺の昼礼当番まで。

続いてもう一つの問題。思春期真っ最中の中学1年生2年生辺りの思考の持ち主がこの会社に紛れているらしく…、と始めたトイレの落書きの問題。
本来、対象は1人だったが、昼礼直前にまだ消されていないかを確認したところ、新たに別人が書き加えていた事が判明…。さっき入った時にはそんな事はなかったわけだが、ここに来て追加バカ者とは…。飛んで火に入る夏の虫…。まさにそれだ。
こちらは対象が絞れておらず、ドライバーの可能性もあるため、やんわりとボロクソ言う。とはいえ、実は文字質である程度までは絞れてしまっていたが…。

そんで、本日入って来てしまった夏の虫さんは、少なくとも内部従業員という事が確定されていたため、ボコスカに言う。なんで内部関係者か判るかって? チョークで書かれていたからさ(仕事上、一部が使用する。つまり、部門も絞れてしまった)。
こちらの落書きに関しても次回昼礼当番までの放置を宣言。次回までに消えていなかった場合は俺が自ら消し、以後、もし落書きをした人物が発覚した時にはそれこそ容赦しない事も宣言。


《勝手に総合》

昼前まではとにかく仕事以外の事を考えながらの作業だった。バンシーさん、やってくれたぜ。そして答えを…そうだな。秘境の山奥から担いできた暁もやってくれたぜ。…つーか、よくもマニアックな伝承の話題について来れたものだ。

……まあいい。
そんな俺が、昼礼であーだこーだ言うのだから、自分自身ではしまりがないと思う。

気になるボスザルの反応は、また後で。


《ちー+! 26》

第一章 勇者志願見習い(笑)2-11

【ベレーレルの村】

「…………さて、随分とくつろぎの時間を与えて頂いたものですな。このような味わいのある食事も何年ぶりの話となる事か…。そうは思わないか、ダーマンよ?」
 テーブルの上の総菜がだいぶ姿を消した頃、ラウニーは立ち上がってダーマンに問い掛けた。
 相変わらず食事の手を休めていなかったダーマンは、ここに来てようやく箸を下ろしてラウニーを見やった。
「…その、食べ過ぎましたね。苦しい…。それにしても、エマ夫人の味が気に入りました。そうですね、願いが受け入れられるなら、見事にチータス殿の試練の年が終了し、来年にお連れする際にもう一度ばかり味わいたい味ですね」
「あらあら、ネメス城の遣いの方はお世辞が上手な事で。でも、そう言って頂けると来年の今頃が待ち遠しくなりますわね!」
 思いがけない言葉だったのか、初めはキョトンとした表情を作っていたエマだが、意味を解釈すると同時に見た事もない笑顔に変化してそう返事した。
(あ〜あ…)
 そんな笑顔のエマを目に、内心で自分の協力者が1人消滅した事を知るチータス。もちろん、『協力者』とは、試練の年回避に対するものだ。
「では、スケク…、謝礼を」
「はい…」
 続いてラウニーはスケクを向き、言葉短く指示を出す。
 スケクは一旦、居間を出て行き、そのまま外へ向かったようだ。どうやら馬車に予め準備した物があったのだろう。
 僅かな時間を経て再び姿を現したスケクの手には、一目で金銭が入っていると判る小袋が握られていた。
「あたし、お金で取引されちゃうワケ?」
 挑発を含めた言葉を放つチータスの声に笑みが含まれる。もともと買う物なんて限られる村人に対し、金銭での交渉は都会住民が思うほど簡単には墜ちないものだと確信しているからである。
 だが、スケクの返答は違った。
「そうではありませんよ、チータス殿。我々を含め、国王は人身売買で事を進める行為は致しません。これはあくまで予想外の食事に対する、我々の謝礼であり、気持ちなのですよ。…えーと、エマ夫人は…無理そうですね。ノルン殿、受け取って下さい」
 褒められた事が相当に嬉しかったのだろうか、今では台所で高らかに鼻歌を歌うエマにではなく、まだ座っていたノルンに小袋を差し出すスケク。
「はあ…、お気持ちですか。こちらとしては、そういった物を期待したお持て成しという訳でもなかったのですが…」
 チータスの予想した通り、これと言って期待の声色とはならない雰囲気のノルンだが、一応、受け取った以上の形式上というか、流れというか、そんな目つきで小袋の中に目をやった。そして…。
「……………………」
 ………絶句したようだ。
いや、もしかすると、袋の中身を覗き見た状態で気を失っているのかも知れない。そんな感じだ。…そういえば、最近は物置が手狭になってしまい、建て直したいみたいな事を聞いた覚えがあるが、そんな内容を一発で実現出来てしまい、そのお釣りも充分過ぎるほどに残る金額なのだろうと予想が付いた。
 いずれにせよ、両親の協力への期待は持たない方が良さそうだ。
「………」
 一応、気を失っていなかったノルンは、無言のまま居間を出て行ってしまう。理由を聞けばきっと、『お金を仕舞うため』といったものだろうが、これは明らかにチータスを孤立させる事で、城兵の任務を全うさせる『流れ』を作る為の配慮だろう。
 そしてその思いは的中したようで、早速ラウニーが動き出した。
「ご両親共々に喜んで頂けたようで何よりです。さて、それではチータス殿、我々もそろそろ赴きましょうか?」
「ええ〜? 本当に行くのぉ? あたし、すこぶる世間知らずなんだけど」
 もはや…いや、初めから両親に期待なんかしていなかったが、やはりこうなった。チータスは最後の悪態に出る事にした。
「繰り返すようですが、我々の今回の任務はチータス殿を無傷で、無傷で、無傷で…っ! 国王の元にお連れする事であります。予定日に。…無傷で」
「そこ、『無傷』、なんで繰り返すの? しかも強調気味に聞こえるんですけど?」
 純粋に疑問に思った事を尋ねるチータスだが、これは話を手際よく進める為のラウニーの作戦という事に気付く筈がなかった。
「非常に良い質問です。『無傷』…つまり、我々の任務の中でも最も慎重に行うべき内容とは、チータス殿に僅かな怪我もさせてはならないと言った配慮なのですが…」
「はあ…」
「言い換えれば、『怪我さえさせなければ、何をしても良い』。…という事にもなります」
「………はぁ?」
 チータスの脳裏に、何とも表現出来ない嫌な予感が走り出す。そんなチータスの表情を短く確認し、ラウニーは続けた。
「…例えば、我々4人掛かりでチータス殿自身を布団で包み、その上からロープでぐるぐる巻きにし、…そうですな、移動中は同じ女性同士、スケクにでも膝枕をしてもらえば、キャリッジの中で転げ回って怪我をする心配もありますまい」
 ゆっくりと判り易い説明を受けると同時に、荷台の中で身動きの取れなくなった自分が床や壁に頭を打ち付け、たんこぶだらけとなった姿がイメージされる。
「…いや、でも…、それじゃ誘拐じゃ…?」
 いつの日かナルミの言い放った、自分に対しての『誘拐される価値も無い』という言葉が思い出される。そんな言葉を言うナルミを思い出せば、どこなしか腹立たしさを感じてしまうが、そんな自分を無理矢理?
「誘拐ではありません。王が…国がそう求めている事でして、我々の任務がそれに対する完遂なのです―――」
 ラウニーはきっぱりと言い切り、更に言葉を繋げる。
「―――増しては国王自身の信頼の証の象徴とも謳われる我々の唯一の強みは毎回の『完全遂行』の実現であり、それが出来ないとなれば我々4人が路頭に迷うほか、国そのものの信頼が落ちてしまいます。そんな我々の今回の任務は先に述べた通りでして、こんな表現は好みませんが、完全遂行の為には手段を選ぶ事はありません!」
 今さら考えるまでもなく、どうあがいても自分を城に連れて行く内容だけには変化が無いらしい。チータスは下を向き、次なる言葉を考えるが…。
「本気…ですよ?」
 低く、小さく、それでもはっきりとしたラウニーの口調により、チータスはこの場での拒絶行為に何の意味も持たない事を思い知った。

「…じゃあ、あたしはこれから…、何すればいいワケ?」
 僅かな時間を挟み、チータスはラウニーに尋ねた。
「そうですな、強いてはこれと言ってやって頂く事はありません。僅かな期間ではありますが、我々と衣食住を共にし、城に向かうだけなのですが、…今やって頂きたい事はといえば、チータス殿ご自身の足で我々の馬車に向かって頂き、加えては置いて行く事になる村人に手でも振って頂ければ幸いですな」
 どうやらこれ以上の駄々コネが発生しないと踏んだラウニーの表情に笑顔が戻る。
「あ〜あ…、ったく、結局こうなるんだね…っと」
「そうそう、ご自分の足で。…こうも協力的だと我々一同も助かります」
 多分、内心では異なる思いに浸されている筈だろうが、そこには言葉を入れず、チータスは声を返す。
「違うよ。トイレだよ」
「どうかお早めに…」
「ヘイヘイ…」


《あとがき》

俺の脳みそは自由奔放で、時を選ばない。
重要な会議だろうが、シナリオ制作中だろうが、運転中だろうが。恐らく人命救出の場に立たされてもそんなんだろう。
救いはやるべき内容が同時進行出来ている所かな?

たまに他人に『真面目だね』とか、『怖い顔しないで下さいよ』みたいな事を言われる事もあるが、そんな状況下で俺の脳裏を読まれたら…、きっとただじゃおかれないだろうな。
…コワコワ。


商品を壊してそのままシラを切ろうと構えた人物がボスザルという事は、多分、ほぼ間違いない。
昼礼終了直後、いつもなら俺から離れる傾向の奴が、即座に近付いてきた。
俺に近付いた後に行った内容は、俺によく示す『ご機嫌取り』と同様だ。
どういった接点か、前触れなしにペットボトルの話を持ち掛け、かと思うと美味しいラーメン屋の話に切り替わっていて、今度は残業問題。…で、最後には女性従業員のケツ追い祭りに突入…。俺から離れる口実じみた行動だが、黙って離れても追わないから、どうか安心して欲しい…。
今回、俺は『見知らぬ潜伏人物』に対して怒ったわけで、ボスザルに焦点を合わせたわけではない。…けど、奴自ら掘る穴ぼこは本当に大きく、何故にそこまで答えを出したがるかが毎回のように不思議でならない。
堂々としてれば俺だって『外したかな? 他の人かな?』という気持ちになると言うのに。

まあ、今回はあくまで俺たち関係者が『誰がやったか分からない』という所を徹底するつもりなので、当然、表面上は一切疑う事をせず、次の俺の昼礼時までの期間にどう対応するかで結果が決まる。
でも、あの人の性格を考えれば結局何もしない事は見通せているので、その時は人間視しない勢いで『結局判らなかった誰かさん』を怒るふりをする。
内容は固めてないが、取り敢えずはボスザルが大声を上げて見下す人物よりも、更に二段低めの人間だとはっきり伝えるつもりだ。昼礼という、全員が集まっている真ん中で。
ちなみに都合のいい事に、奴は大体、俺の真正面に立つ癖を持っている。笑顔で言ってやるんだ。


落書きの件は、ちょっと予想外の展開となった。
どういった理由か、妙に俺に気遣うアルバイト君がいるのだが、その人が問題の落書きを消してしまった…。

落書きの消滅に気付いたのは俺のトイレ掃除にて。
掃除するついで、きっと消えている事の無いだろう落書きの文字を写真に収めようとしたのだが(文字の画像bを保存し、こっそり誰かの文字と比較して警戒線を俺の中で張るため)、…既に消えていたとは。

ちょうどタイミング良く同僚が入って来たので、知っているとは思わなかったのだが、念のため聞いたらそのアルバイト君が消したと教えてくれた。
なんでも『てぃーのさんが面倒被る必要はないじゃないか』と、何故か彼が怒っていたらしいのだが…。

まあ、性格柄、きっと落書きをした本人ではないと思われるが(確認サインをもらう事が多く、文字質が全く異なる)、お陰で計画が総崩れしてしまった。セリフを考えなければ。

ちなみに落書きした1人目も、照準がある程度定まっている。
悲しい事だが、現在の照準は俺と同じ部門の若手だ。サルEを面白半分にからかうのだが、たまに冗談で書く文字(カタカナ)の『コ』の癖が全く一緒なんだよね。
これはこれで困る。
でもまぁ、こう言った問題には敵味方の差別をしない主義なので、同じように全体の場で言う事には変わりないな。
というか、その文字を隙見て消そうと考えた場合、それが既に消えていたとなると…どんな反応になるんだろう?

そっちの方が気になったりして。

0 0

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する