岩手県雫石町議会議員の補欠選挙、約34％が無効票。（次点候補の得票数を上回る。）

＊岩手県雫石町で2018年10月28日(日)、
・任期満了に伴う雫石町長選挙
・欠員による雫石町議会議員補欠選挙
の投開票が行われた。
http://www.town.shizukuishi.iwate.jp/docs/2018102300032/

雫石町長選挙　開票結果
候補者名　　得票数
猿子　恵久　4,881（元町議会議長　新人　61歳）
深谷　政光　4,326（現職　二期　　　　　74歳）

投票総数　　9,348
有効投票　　9,207
無効投票　　　141

「ＩＢＣ岩手放送」ＨＰより
https://news.ibc.co.jp/item_34582.html

　猿子恵久候補は、
・農業基盤の整備
・出産・子育て支援強化
を訴えて、初当選。
（猿子恵久候補は前回の町長選挙にも立候補したが、
前回の選挙では候補者が３名いた事により
票が割れて、現職町長が当選した。）



　ここまではいいとして、問題は、町議会議員の補欠選挙。





雫石町議会議員補欠選挙　開票結果
候補者名　　得票数
細川祐弘　　3,710（職業：農業　　62歳　無新）
宮嶋こうじ　2,476（職業：自営業　57歳　無新）

投票総数　　9,325
有効投票　　6,186
無効投票　　3,138


　雫石町議会議員の現在の定数は、16。
（以前は「20」だったそうで、前回の選挙から「16」に減らされた。）

　任期は2019年7月30日までで、欠員１。
　それで補欠選挙が行われたのだが･･･約34％が、無効票に。


　選挙ポスターは、両候補とも顔写真なし。

　「岩手日報」より　2018.10.26
「顔見えず有権者戸惑い　雫石町議補選、「決め手ない」」
https://www.iwate-np.co.jp/article/2018/10/26/26812
>ポスターに顔写真はなく、街頭演説もない町議補選。
>有権者は乏しい判断材料に困惑している＝２５日、雫石町柿木


　細川祐弘候補は、選挙広報にすら
氏名を掲載する事を拒否した。

　選挙チラシは作らなかったか、
選挙ポスターと同じ様な感じだったのだろう。



■投票箱開けたら…無効票３割　岩手・雫石町議補選
(朝日新聞デジタル - 10月29日 22:53)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=5353306

　雫石町の町議会議員って、名誉職扱いなのか？

　他になり手がいなくて、仕方なく立候補したのか？
（当選できたのは、組織票のおかげとか。）