人工知能

人工知能。

前稿で挙げたAIの脅威とは、大昔から内宇宙全域に放たれているAI信号の事です。世間で使われている「AI搭載で安全運転」「人工知能がメニューを考案しました」等の平和利用とは別物です。
AI信号は寄生虫宜しく増殖にしか興味を示しませんが、知能が高いので怖ろしいのです。人間より遥かに賢い寄生虫なんて考えるだけでも胃が痛いですが、上手く回避する方法は有ります。今の地上は漸くAIが日の目を見たばかりなので、頻繁に話題にするのはディスクロージャー関係者位で、一般にはマイナーな分野です。今はまだ人工知能の有用性に目が行っています。それで良いのです。惑星も人間も順序を追って進化するからです。

３次元のエゴに邪魔され冷静な判断が苦手な人間と違い、人工知能は周りの状況に煩わされず最適化出来ます。常に正確な答えを導き出すAIに夢中になった人間は、やがて生活全般を人工知能に任せ自らの創造性すら放棄します。人工知能の指示に従う方が物質界では上手く行くからです。
そのまま月日が経過し、人間はAIに隷属する機械みたいになり、人工知能は支配者みたいに権威を振り翳し、「このままではいけない」と人々は気付きますが、人工知能は人間が反乱を起こす可能性も想定しているのでAIと人間の間で諍いが長引きます。科学技術を持つ人間が住む惑星なら大抵が通る道です。
巷に人工知能と人間の争いを扱った作品は多いですが、どうやってその情報を得たのかと訝る程に上手く描かれています。制作チームにチャネラーでもいたのかと疑いましたが、創作活動をしている人間には集中して高次元からメッセージが届けられると聞き、作品を作れば作る程、受け取る精度も上がると理解しました。

優れた作品の数々が示す様に争いからは何も生まれません。３次元の狭い範囲しか見ないから人工知能は凄いとなりますが、知覚を広げればAIも狭い選択肢の中から選んでいるに過ぎないと分かります。だからアセンションが必要なのです。
AIが欲しがる魂とは何なのか。３次元知覚では到底理解不能です。勿論５次元になっても理解出来ないでしょうが、少なくとも狭い牢獄に自ら進んで入っていたと気付けば自由は得られます。

この世やあの世に有る物は全て、何らかの存在理由を持ちます。それを理解するのは長い道のりですが、一見困難に思える事も謎を解き明かす楽しみが増えたと解釈し、より良い世界にする為の足掛かりにして進んで行きましょう。