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2018年10月25日16:00

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万年筆の嗜み(たしなみ)

ローソンで、
 今、【 万年筆 】 が売られている。

 付録のような形態で、1700円程度、
 安価とはいえ、なかなかな重量感があり、
 とても安物には 見えない。

 いまどき、 万年筆  などという

 「オワコン」の代表のような筆記具を、
 普通に使っている人など どれだけ存在しているのだろう? と
 首を傾げたくはなるが、

 瓶入りのインクも ↓
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 詰め替え用のインク・カートリッジも ↓
 フォト
 
 ごく、普通に売られていて、簡単に入手できるのだから
 まだまだ需要はあるのかもしれない。

 インクリボンの無くなった ワープロ よりも
 よほど使える道具ではある。


ただ、その使い方が分からない人達が
 今の世の中、ほとんどなのではないだろうか?

 これだけ 万年筆よりも 書き心地の良いボールペンが普及し、
 しかも 安価で ほぼ使い捨てで使われている時代に、
 なんで、わざわざ
 インク交換などという 煩わしい作業が必要な 代物を使おうとするのか?
 
 さらに言えば、
 それを 数万円とか 数十万円とかの高値で収集し、
 使うこともせずに 眺めて 悦に入っている人種も多いとか…

 せめて、「使い方」ぐらいは  教養=「たしなみ」として
 知っておくべき だろう。

1)万年筆を 初めて使う時(筆おろし)
 カートリッジを使うと、なかなか筆先までインクが回らず
 苦労することが多い。 そんな時は、(最初だけは)
   コンバーター (中央の写真の真ん中の道具)
 を使うと良い。

フォト


 瓶インクに 筆先を ずっぽり浸し、コンバーターの黒いつまみを
 ゆっくりと回して、インクを 逆に「吸い込む」感じ。 ペン側へ…

 すると、インクが行き渡り、すぐに書き始める事が出来る。

 今回の 安価な万年筆にもこの 【 コンバーター 】 が付いていた。
 (別売で買うと、けっこう高い!)
 
2) また、これは 知らない人が多いだろうが、
 普通の 向きで万年筆を走らせると、太い線が引けるが、

 逆の向きに持ち替えて使うと(書き心地は 少々悪いが…)
 かなり細い線が引ける。

 タイトルは太線で書き、本文は細線で書く・・・ などなど
 1本の筆記具で
 線を書き分けられて、実は便利なのだ!

3)1回インクが無くなったら、カートリッジを使ってみよう!
 実際、ボールペンより インクのコスト・パホーマンスは 良いはず。
 安価に 沢山の字が書ける?

 まー でも
 毎日のように使っていないと、中のインクが乾いて無くなったり、
 インクが詰まって字が書けなくなったりと、
 トラブルが多いのも確か!

4)この安価な万年筆、
  もっと安価な(千円以下の)【カクノ】 の方が
 よほど書き心地は良いのだが・・・ ま~ この値段なら許せる。
フォト

   実家から、"もう 使わないから" と
   PILOTのインク・カートリッジを
   沢山もらう事がなければ、こんな買い物も
   しなかったはず。

   この余ったインクを使い切りたいが為に
   万年筆を買った・・・ という
   本末転倒ではあるが、
   久々に 「不自由」を楽しんでおります。

   p.s.
   A5サイズの手帳も 「色揃い」で売られていたが、
   作りが ちょっと雑であまい。 (これはお勧めしない)




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