独身男性＝独身貴族という昭和の基準【ニュースより】

風疹の予防接種補助、広がる
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=2&from=diary&id=5342087

妊娠する可能性がある大事な人がいる男性は、それなりの収入やそれなりの社会的立場があるから、自腹でも予防接種が受けられるんだよ。
一方で、彼女がいないような男性でかつ予防接種をしていない男性は、就職氷河期世代のアラフォークライシス、結婚していない、彼女のいないという状況に昭和な時代の独身男性が言われていた「独身貴族」なんていう言葉も雰囲気も無い。
現代では経済的能力が低い男性＝モテない、女性に縁が無いと言っても過言では無い。

そういう貧乏男性は、非正規で、酷い状態だとちゃんとした雇用契約を結んで仕事をしていない人も多いので、健康保険料未払いで、医者に行けず、具合が悪くてもドリンク剤で頑張って、出社して菌をばらまく。
もちろん、正社員のように守られた立場では無いので、高熱が出ても「ポカ」なんて出来ないので、市販の風邪薬で、症状を緩和させて無理して出社する。

俺の同級生にも居たよ。
今までもずっと非正規で、でも、今回入った会社が現業で事業者として免許が必要な業種で、労災などの報告もちゃんとやらないと、免許取り消しみたいになってしまう会社で、健康保険の加入のチェックもあるみたいで、強制的に入らされたみたいだけど。

だから、予防注射代の補助を出す対象の第一優先は、妊娠可能な大事な女性が居る幸せな男性では無く、経済的に恵まれず貧乏で結婚出来ないアラフォークライシスの男性なんだよ。

役所の偉い人は、独身男性＝独身貴族と言うような昭和〜平成初期のバブル時代のイメージなんだろうな。