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2018年10月24日20:05

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続DVD日記・マニアック編 第31回「ヒンデンブルグ」(ドラマ)


1937年5月3日、夜。超大型飛行船ヒンデンブルクがフランクフルト飛行場を飛び立った。向かうはアメリカ、ニュージャージー州にあるレイクハースト基地だ。乗客は伯爵夫人や広告会社重役、作曲家などのセレブたちだったが、その中にドイツ空軍大佐フランツ・リッターもいた。数日前、「ヒンデンブルクは時限爆弾で吹き飛ぶ」と記された手紙が在米ドイツ大使館に届いたため、船内の保安係として急遽派遣されたのだ。旅の最中、乗客たちの素性を調査し手荷物のチェックをおこなうリッター。そして5月5日、リッターは乗組員カール・ベルトを最重要容疑者と考え、フランクフルトと無電連絡を取りながら証拠固めを進めるのだが…

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「ヒンデンブルグ」。ロバート・ワイズのパニック映画です。史実では5月6日にヒンデンブルクは爆発しちゃうんですが、事故説と陰謀説があって、陰謀説もレジスタンス犯人説とゲシュタポ犯人説に分けられます。本作は、レジスタンス犯人説ですね。ちなみにゲシュタポ犯人説の映画はこちら↓
https://mixi.jp/view_diary.pl?id=1894250233&owner_id=2940502


探偵役であるリッター大佐を演じるのは、我らがジョージ.C.スコット。船長はチャールズ・ダーニング、伯爵夫人はアン・バンクロフト。なかなか豪華ですが、注目はベルト役のウィリアム・アザートン。「ダイハード」のお騒がせレポーター役で有名な人です。
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愛国者で任務熱心でありながら反ナチ反ゲシュタポという複雑なリッターのキャラが秀逸。船内のセットも素晴らしいし、淡々とした会話劇なのに退屈しないギリギリのラインで緊張感を保っているストーリーもまずまず。廉価で買う価値はありました。

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