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2018年10月23日09:29
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10月23日(火) #1716 鉄道廃線跡・南海平野線を走ってみた��
おはようございます。木下藤吉郎です。
今から150年前の1868年の今日、明治天皇の即位がされ、元号が慶応から明治へ改元されました。
■１０月２３日に政府主催「明治１５０年記念式典」開催へ：イザ！
https:/
また、今から35年前の1983年(昭和58年)の今日は、タレント、グラビアアイドルの磯山さやか(いそやま さやか)さんの生まれた日です。
■磯山 さやか いそやま さやか | ホリ・エージェンシー
http://
10月23日 火曜日
阿倍野で上町線と交差した平野線は、そのまま併用軌道、すなわち路面電車として走る区間に入る。上町線や阪堺線が「チンチン電車」と親しまれ、併用軌道区間も多くあるのに対し、南海平野線の併用軌道区間は、この阿倍野から隣の飛田駅手前までのわずかな区間しかない。
阿倍野から先は、文の里から登ってきた上町台地を越えて今度は下る形になり、角度もそこそこある。一方でこの区間は、南側(今池方向を向いて左側)に架線柱のような電柱が規則的に建てられている。これらは南海平野線が現役の頃は架線柱として働いていたのだが、平野線が廃止となってからも、上町線(阿倍野付近)と阪堺線(今船付近)を連絡する「送電線」の電柱としてリサイクルされ、今なお現役なのである。
西平野駅跡あたりからずっと並走してきた阪神高速道路14号松原線が、坂の終わりよりもやや手前で北に折れていくが、平野線の跡はこの高速道路高架に沿わずもう少し西へ進む。先に示した送電線の柱が、平野線跡をしっかりと示している。
坂を下り切り、飛田新地という商店街を過ぎた所で平野線跡が囲いのある空間として突如現れる。ここが飛田駅の跡地で、中には小規模な農園があり、ホームの跡地らしきものは見当たらないものの、小さな御神木らしきものが置かれ、お供物もあった。
地下鉄谷町線の延伸区間からは外れた位置にあり、しかし天王寺駅前方面との直通便が無い分、地下鉄延伸区間より本数が少なくなるこの区間は、中途半端に残しても無意味と判断され、虐げられてしまった地域なのだろう。御神木からはどことなしに「大阪市も南海も飛田駅跡地のモニュメントを作ってくれないようだから、俺たちで作ってやったぞ」という主張が聞こえてくるようだ。
今から150年前の1868年の今日、明治天皇の即位がされ、元号が慶応から明治へ改元されました。
■１０月２３日に政府主催「明治１５０年記念式典」開催へ：イザ！
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また、今から35年前の1983年(昭和58年)の今日は、タレント、グラビアアイドルの磯山さやか(いそやま さやか)さんの生まれた日です。
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10月23日 火曜日
阿倍野で上町線と交差した平野線は、そのまま併用軌道、すなわち路面電車として走る区間に入る。上町線や阪堺線が「チンチン電車」と親しまれ、併用軌道区間も多くあるのに対し、南海平野線の併用軌道区間は、この阿倍野から隣の飛田駅手前までのわずかな区間しかない。
阿倍野から先は、文の里から登ってきた上町台地を越えて今度は下る形になり、角度もそこそこある。一方でこの区間は、南側(今池方向を向いて左側)に架線柱のような電柱が規則的に建てられている。これらは南海平野線が現役の頃は架線柱として働いていたのだが、平野線が廃止となってからも、上町線(阿倍野付近)と阪堺線(今船付近)を連絡する「送電線」の電柱としてリサイクルされ、今なお現役なのである。
西平野駅跡あたりからずっと並走してきた阪神高速道路14号松原線が、坂の終わりよりもやや手前で北に折れていくが、平野線の跡はこの高速道路高架に沿わずもう少し西へ進む。先に示した送電線の柱が、平野線跡をしっかりと示している。
坂を下り切り、飛田新地という商店街を過ぎた所で平野線跡が囲いのある空間として突如現れる。ここが飛田駅の跡地で、中には小規模な農園があり、ホームの跡地らしきものは見当たらないものの、小さな御神木らしきものが置かれ、お供物もあった。
地下鉄谷町線の延伸区間からは外れた位置にあり、しかし天王寺駅前方面との直通便が無い分、地下鉄延伸区間より本数が少なくなるこの区間は、中途半端に残しても無意味と判断され、虐げられてしまった地域なのだろう。御神木からはどことなしに「大阪市も南海も飛田駅跡地のモニュメントを作ってくれないようだから、俺たちで作ってやったぞ」という主張が聞こえてくるようだ。
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