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2018年10月18日22:19

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まとめます

■イノシシ2頭、砂防堤の底うろうろ 壁登れず脱出不能に
(朝日新聞デジタル - 10月18日 19:20)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=5337340

皆の衆の意見をまとめますと・・・
「イノシシは、人を襲い畑を荒らす害獣で、かわいそうで、美味しくて、来年の干支なのでなんとかしてください」という事ですね?

こうした件が発生するたびに思い出すのがウルトラマンタロウの宇宙ゼミ「キングゼミラ」の回です。

いつから地球にいたのかわからん巨大ゼミの幼虫がいよいよ羽化の時を向かえ、多摩ニュータンっぽい団地の地底でうごめきはじめ、地震が頻発します。
怪獣対策チームのスペシャル戦闘機がスペシャル装備で地面をひっぺがしますと、キングゼミラがモゾモゾしています。
よし!とりあえずブッ殺すか!怪獣だし。毎度のことだし。ってことで攻撃を開始しようとすると、付近にいた昆虫大好き少年が抗議。「セミは1週間しか生きられないんだぞ!かわいそーじゃないか!」みたいな事をいいます。昆虫図鑑にも載ってないであろう巨大生物を一般のセミと同様に認識してるガキもガキなんですが、「1週間そっとしとけば死ぬのね」と納得し、幼虫にネットを被せるだけで退却してゆく怪獣対策チームも愚の極み。
キングゼミラは網をかぶったまま大人しく眠っているものの、夜泣きがすさまじいため、ニュータウン住民に火をかけられ(団地住民が皆なぜかタイマツを持っている所がスゴイ!)、特殊チームZAT謹製の怪獣用特殊ネットは簡単に消失し、飛んでにげてしまいます。ニュータウン住民は騒音と地震の根源が自分たちの居住区から飛び去ったことでハッピーエンド。泡状のオシッコをかけられ「ぎゃあああ!たすけてー!」とか言ってたけど死傷者ゼロ。

さてキングゼミラはどこに飛んでいったかといいますと、今度は東京タワーにしがみついて騒音&テレビ電波の妨害をはじめてしまいます。
これまた港区あたりの都民は激しくブーイング!でもZATチームは虫大好き少年との約束しちゃったものですから攻撃は控え、自然死待ちの構え。都民は一層ヒステリックになり、キングゼミラを追い払うために、たまたまその場にいたお巡りさんを扇動し「普通の拳銃」にて威嚇射撃をさせます。
お巡りさんが撃った弾丸は、まったくもって摩訶不思議なことに、ZATチームの特殊戦闘機に搭載された機銃に勝るとも劣らない火力があり、45mのキングゼミラのサイズから算出しておよそ3mほどの火柱を上げます。ただの鉛弾ではないようです。こんなのを犯罪者に対して使用したら木っ端微塵になって事情聴取もできなくなります。

さて、お巡りさんが放った特殊弾頭のせいでキングゼミラはいよいよブチ切れ、口から火を吹いて港区界隈を破壊しまくります。もう手がつけられないのでタロウ登場!
タロウと怪獣が暴れるので港区界隈はさらに被害が広がります。
それでも昆虫大好き少年は「タロウ〜〜 セミを殺さないでーー!」と、この期におよんでしつこく念押し。心優しいタロウは首を縦にふり、死なない程度にボコって戦意を喪失させたゼミラを抱えあげて宇宙に連れてゆき、開放。 
「宇宙ゼミとなったキングゼミラは いまでも夏になると宇宙のどこかで鳴いてるらしい」といったナレーションで、めでたしめでたし と。

それはいいんだけど、地球レベルですら北半球と南半球で季節が真逆だってのに、宇宙ゼミにとっての「夏」とは何なのだろう。「宇宙の夏、ゼミラの夏。」金鳥のCMみたいになっちゃった。

さて、話はもどってイノシシ問題。
あらゆる人の希望やら要求を偏りなく満たすのは不可能でございます。
ここは、タロウに頼んで宇宙イノシシにしてもらうほかありませんね。
「秋口になると宇宙のどこかでブヒブヒ鳴いているらしい」 というホッコリシュールなオチでお茶を濁すしかないでしょうね。

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