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2018年10月16日11:09

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綺麗事

>>何回も浪人した医師でも立派な人はたくさんいる。そもそも学力と医師としての能力との間には何ら関係がない。京都大や神戸大の医学部出身者はノーベル医学生理学賞を取っているが、偏差値トップの東京大医学部の出身者には一人もいない。元来、正しい選抜方法などない。それなら恣意(しい)的に選抜するのではなく、公正でなければならない。浪人生が嫌なら、受験回数の制限を設けている司法試験のようにきちんと明らかにすればいいだけだ。

私立の医科大にとって、医師国家資格の合格率と就職率が全てなのでは?

正しい選抜方法が無いと言いながら、恣意的な判断を否定し公正を訴えるのは、滑稽な話なのでは無いのでしょうかね。
筆者も書いているように、明らかにすればよかっただけなんですよね。

受験要綱に加点基準として、

現役、一浪、二浪加えて、男女も入れておけば何の問題も無かったのでは?

因みに、医師国家資格の合格率は、新卒(現役)だけを絞ってみた場合、

1位が100%で、慶応義塾と昭和大です。
これが全てを物語っているのでは?
医者になりたいと思えば、慶応か昭和を目指せば良いという事ですよ。

既卒=落ちた人、現役で受けなかった人を入れた総数になると、順位が様変わりはしますけど。
因みに、話題となった東京医科大は、97.1%ででした。

東大   93.3% 55位
京大   97.3% 14位
神戸大  95.6% 33位

全国に医学科のある大学が82校あって、現役の合格率が93.3%
これを上回っている大学が、56校。

これが数字です。
これ、合格率ですから、医学科に進んだものの、医師を目指すのをやめた人が入っているわけではありません。
受験し、合格した人の率です。

何をもって立派な大学と言うかは知ったこっちゃありませんが、少なくとも、医師予備校という面で判断するのであれば、慶應義塾、昭和大は、完璧だという事ですよ。
となると、医師予備校と言う面で判断するなら、公表しんなかったのは問題ですが、昭和大の判断は間違っていないという事になりませんか?

参考までに、新卒、既卒の合計でTOPは自治医科大で99.2%

純粋に医者になりたいと目指すのであれば、慶応、昭和、自治医科大という事になります。
同窓生の親族を優遇とありますが、これも医師予備校と言う面から考えれば、当然の話ですよね?
医者になるなら、医者の親族が有利なのは当たり前の話ですよ。

不正の認識が無かった。

これも、当たり前の話ですよね。
大学側からすれば、医師国家資格の合格の可能性が高い人を優先的に合格させただけなんですから。
何が不正?と戸惑っているのでは?
実際に記者会見の内容も、戸惑っていますよね。

そもそも、私大の入試は公正であるべきなのでしょうかね?
国公立は別ですよ?公的な教育機関なのですから、年齢性別に関わらず公正に判断されるべきです。
ただ、私大は何故私大なのか?と言う話ですよ。
私大の裏口入学の件も、そこまで目くじら立てる話?と思ったりもしています。

私大は、自分の大学の掲げる理念に沿った学生を取る権利は、大学側にあるわけですよね。

その理念に合致する学生を優先的に取り、余った枠を一般公募のイメージなのでは無いのでしょうかね?
付属高校から大学に上がる人達について、何ら言及されていませんが、そもそも、ここで言っている公正自体が片手落ちなんですよね。

結局のところ、自分に不利益になるところを不公平だと騒いでいるに過ぎないのでは?
単に宗教的になってしまった、公正・平等教の教義に合わないと、自分達の理想を押し付けているだけなのでは無いのでしょうか。

これを会社の入社試験で言われ始めたら、世も末だと思いますけど、そこから下がって考えた場合、特定の人が優位になる制度自体、実は不公平な制度ではないのでは?と思う次第です。





■昭和大「不正認識なく」点操作
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=2&from=diary&id=5332702

 「受験生の皆様や社会の信頼を損ない、おわび申し上げます」。医学部入試の得点操作を公表した昭和大(東京都品川区)。15日夕に開かれた記者会見には大勢の報道陣が詰めかけ、カメラのフラッシュを浴びた小出良平学長と小川良雄・医学部長が深々と頭を下げた。【飯田憲、伊澤拓也】


 冒頭、小川医学部長は手元のペーパーに目を落とし、2013年から医学部一般試験の2次試験で現役と1浪の受験生に加点する一方、これとは別に同窓生の親族も優遇してきた経緯を説明。得点操作を続けた理由を「現役や1浪の受験生の方が伸びしろが大きいから」、親族の優遇は「親族の方が確実に入学してくれる」などと説明した。


 文部科学省が9月に公表した調査結果では、同大は「不正はない」と回答していた。この点について、小川医学部長は「文科省の調査は『年齢による差別があるか』という質問だった。現役でも年齢が高い人はいるので、年齢による差別ではないと判断した」と苦しい弁明に終始した。


 文科省は9月の調査で、調査範囲を在校生を念頭として過去6年に絞った。不正が始まった時期が調査期間と一致することについて、報道陣からは「なぜ13年に始まったのか」との質問があったが、小川医学部長は苦渋の表情を浮かべ「答えようがない」とあいまいな回答を繰り返した。


 会見では、調査にあたった文科省の指摘を受けるまで「ずっとやってきたことで不正の認識はなかった」とした大学側の姿勢に批判が集中。小川医学部長が「減点ではなく、将来性への加点ということで、浪人生を不利にしようというわけではなかった」と見解の違いを強調し、納得のいかない表情を見せる場面もあった。現役と1浪を優遇することを募集要項に明示しなかった点については「『総合的に判断する』という言葉でいいと思った」と述べた。


 不正の認識の有無について問われると、小出学長は「その辺の判断が難しい」とかわすなど報道陣との質疑はかみ合わないまま。最後は司会の同大職員が「時間も時間なので」と会見を打ち切った。


50以上の項目で採点


 得点操作があった調査書の評価については、大学側が50以上の項目を設け採点していた。昭和大の説明では項目には「部活動で優秀な成績を収めたか」「生徒会活動をしていたか」「ボランティア活動に携わったことがあるか」などがあり、「現役」「1浪」もチェックしていた。


 また補欠者となった同窓生の親族を、優先的に正規合格としていたことについては、入試の得点に関係なく親族を優遇していた。辞退者が出た場合、補欠者から得点順に繰り上げ合格とするのが一般的だが、同大はこうした措置を取っていなかった。親族の合格者は自分が優遇されたことを知らないという。


基準、明確化を


 NPO法人医療ガバナンス研究所の上昌広理事長の話 論外の対応で、教師にあるまじき行為だ。何回も浪人した医師でも立派な人はたくさんいる。そもそも学力と医師としての能力との間には何ら関係がない。京都大や神戸大の医学部出身者はノーベル医学生理学賞を取っているが、偏差値トップの東京大医学部の出身者には一人もいない。元来、正しい選抜方法などない。それなら恣意(しい)的に選抜するのではなく、公正でなければならない。浪人生が嫌なら、受験回数の制限を設けている司法試験のようにきちんと明らかにすればいいだけだ。


毎日新聞
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