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2018年10月15日22:01

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心が折れたら立ち直れません。

似たような話で、「限界を超える」と言うのがありますが、超えられないから限界なんですよ。
限界には近づけるだけです。
細かい話ですが微妙な話です。ここを取り違えると、話がおかしな方向に行ってしまいます。
昨今は、この限界を軽く超えてしまう話が横行しがちです。

何故?

という話なのですが、単に自分で限界を決め、しかもその限界と引いた線が、非常に低い所にあるからです。
限界は超えられないから限界なんですよ。
それに近づくために、それこそ必死で努力するわけですよね。

100m 8秒台で走る。

これって、今は人類の限界を超えていますよね?
ただ、これを超えた瞬間にこの数字は限界じゃなくなるんですよ。
これは相対的な話ですが、個人の話にしたところでそう言う話ではないのでしょうか。
限界に近づく努力をし、ある日、限界だと思っていたポイントを超えていて、限界突破!という話では無いんですよね。その場合は、限界を低く見積もっていたに過ぎないんですよ。
この

心が折れる。

という表現も同様の扱いになっていませんでしょうか。
立ち直れない理由が、心が折れたからなんです。
だから、心が折れたら立ち直れないんですよ。

ところが、恐らくはこの「心が折れた」状態が非常に低い位置にあるのではないのでしょうか。

歩いていて、電柱にぶつかって心が折れてうずくまった。誰かが励ましてくれたので、立ち上がって歩きだせた。

この程度の話で使っていませんか?
心が折れるという事は、挫折した時に心が折れるまで心血注いでその事に打ち込んでいたという事ですよ?
逆に言えば、それだけ打ち込めるものに対して、少々な事があったって、諦めるわけないですよね。謂わば、その事に真剣であればあるほど、心なんて折れないんですよ。

だから、心が折れる前に諦めるしかないんですよ。
諦める事は、イコール挫折ではありませんよ。
諦めるという事は、自分の限界を知るという事で、自分を知るという事は、人として、大人として心や体を守るための手法の一つです。

うわ、限界、これ以上やったら、心が折れちゃう!!

と言う所まで、自分を追い込めるかどうかの話ですよ。
ただ、冒頭言ったように、この限界点が異様に低いんですよ昨今。
だから、容易に心が折れ、心が折れても立ち直れちゃうんですよね。

昔はと言うと拒絶されがちですが、大人になったら親は頼るものでは無く頼られるものだったんですよね。
だから、親を頼るという事は、「恥」だったんです。
ですが、世の中強い人ばかりではないので、限界に近づきすぎて、心が折れそうになり「恥を忍んで」親の世話になる人が居たのですが、昨今は、それが当然と思う人達が増えているようです。
自立心も無く、限界に近づく努力何て出来るわけもなく、そういう人達が心が折れるとは到底思えないのですがね?
多分、昔は鬱になる人は、心が折れた人だったのではないのでしょうかね。

因みに日本語には、「挫ける(くじける)」と言う言葉があり、「勢いをそがれ、弱まる。」と言う意味です。
古くからの言い回しに

心が挫ける

と言うのがあります。
意味は、そのまんまですよ。

気持ちの勢いをそがれ、弱まる。

という事なのですが、この言い回しを単に間違っているだけなのでは?と。
昨今、一々表現が仰々しいんですよね。

棒大針小

と言う言葉がありますが、これを地で行っている人が多いのでは?
よく言えば効率重視で、自分の行動を最大限に評価してもらうために、大げさな表現を使っている。悪く言えば、労を惜しんで結果だけを欲しがると。

だから、本当に心が折れた人に、必要な言葉が届かないのでは?
限界を迎えて努力し続けている人に、優しさや思いやりが届かないのではないのでしょうか。

子育ての問題一つとってもそうですよね。
実際に心が折れそうになっている人もいれば、そうじゃない人もいて、ただ、その人達が要求する事は同じなため、前者を見ている人達からしれば、

支援が必要!!

と声高々に述べ、後者を見ている人達からすれば、

何言ってるの、そんなの当たりまえ!!

と反論しているのではないのでしょうか。
誰でも発信出来てしまう世の中です。
得手不得手は人の常ですが、その評価は第三者に依存されてしまいます。
ただ、それが自分にとって限界なのか、まだまだ余裕があるのかは、その人しかわからないんですよね。

安易に仰々しい言葉を使っていると、正しい事、あるべき姿が歪んでいってしまうように思えてなりません。




■心が折れる瞬間とは? 心が折れたときの立ち直り方
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=60&from=diary&id=5332101

生きていれば誰しも「心が折れる瞬間」があるものです。仕事であったり、学校生活であったり、さまざまな場面で心が折れることがあります。では、そうした心が折れた状況から立ち直るにはどうすればいいのでしょうか? 心理カウンセラーの浅野寿和先生に話を聞きながら、「心が折れたときの立ち直り方」を探ります。

■「心が折れる」ってどんな意味?



「心が折れる」とは、目標を達成しようとする意欲を失ってしまったり、志半ばで諦めてしまったりすることを意味します。「心」は前向きな言動を支えているもの。その心が折れて支えがなくなると、前向きな気持ちを維持できなくなりますよね。

■心が折れてしまう原因とは?



では、心が折れてしまう原因にはどんなことが考えられるのでしょうか?浅野先生に聞いてみました。

◇心が折れてしまうのはなぜ?

心が折れる最大の理由は「自分への失望」です。たとえば、以下のようなことが挙げられるでしょう。

☆男女関係

失恋・離婚・死別・浮気の発覚は心が折れてしまう代表的な原因です。自分の好意を伝えたけど断られた。愛し合っていると思っていたパートナーが実は他の異性と関係を持っていた、などが原因で自分に対しても失望し、心が折れてしまうのです。

☆職場の対人関係

信頼していた上司・同僚・仲間の裏切り・心変わりなどです。信頼していた仲間が自分の評価を下げるようなうわさを流していた、など自分が信頼していた人からの裏切りに遭うと、人への不信感が強まります。それと同時に自分にも失望し、心が折れてしまいます。

☆私生活での対人関係

典型例は「いじめ」です。周囲からの無視、陰口、陰湿な攻撃などで「自分など存在する価値がないのではないか」と感じてしまいます。人は誰かからいじめを受けると、「いじめられた私に何か悪いところがあったのでは?」と、必要以上に自己否定を強めます。その結果、自分に存在価値を感じられず心が折れてしまうのです。

☆日常の中での失敗

たとえば、絶対に失敗してはいけない状況での失敗など、多大な影響を及ぼすような大きなミスに直面すると心が折れやすいですね。「悔やんでも悔やみきれない」と絶望的な気分になります。また、今までできたことが「できなくなった」ときも心が折れやすいもの。これらはすべて自分への失望です

◇心が折れてしまいやすい人の特徴って?

心が折れる大きな原因は自分への失望ですから、「自分に失望しやすい心の状態」の人は心が折れやすいですね。

具体的には

☆劣等感が強く、失敗やできないことをすぐに恥じる

☆人を頼らない、自分のことを隠す

☆些細なことでもついうそをついてしまう

☆不安やストレスをため込み、我慢する

☆休めない、休むと言い出せない

☆完璧主義で何事も白黒はっきりさせようとする

☆自己否定が強めでマイナス思考

☆挫折経験が少ない優等生タイプ

☆思い込みが激しく、不安の先取りばかりする

☆物事を考えすぎる、先延ばしにしがち

などです。言い換えれば、「日頃から心の中で人とのつながりを感じない状態」になっている人は、心が折れやすいといえますね。

◇心が折れやすい人と折れにくい人の差は?

「自分は誰のためにもなっていない」と感じている人は自分に失望しやすく、心が折れやすいといえます。反対に「自分は人からの求めにしっかり応じられている」といった感覚があれば、気持ちが前向きになり、心も折れにくくなります。

たとえ自分が人と同じ努力をしていても、日頃からストレスや疲労、不安をため込み、無理や我慢をしていると、心の余裕を失ってしまいます。そうなると「自分のことで精一杯」の状態になります。この状態が続くと心が折れやすくなります。

一方で普段から心に余裕を持ち、「自分はできる」「人のためになっている」と感じている人は、たとえ逆境にあっても行動を起こし、そこから抜け出すことができるのです。

■心が折れてしまったときの対処法



心が折れてしまったときは、どのようなことを意識すればうまく乗り越えることができるのでしょうか? 「心が折れてしまったときの対処法」を浅野先生に聞いてみました。

◇心が折れてしまったときの立ち直り方とは?

☆(1)つらい気持ちを抱え込まず人に話す

まずは信頼できる人に共感してもらうことです。つらい気持ちを人に話して理解してもらうことで、つらい感情から解放され、徐々に楽になります。心が折れやすい人は、自分のつらさを人に話すことを「恥や失望」と考えてしまう傾向が強いもの。それが「自分に失望する理由」になることが多いので、自分の気持ちを素直に表現する機会を持ってみてください。

☆(2)思い切って休む

たとえば、足を骨折したまま走れば当然ながら悪化しますよね。心が折れたときも同じで、心の手当てをすることが大切です。心が折れてつらい気持ちがあふれている場合は、思い切って長期の休みを取ることも有効。特に「旅行に出かける」など、場所を変えて今の気分を変えることは、心が回復しやすい行動です。

☆(3)「何事も60%程度の力で」を意識する

心が折れたときはしっかり休むことも大切ですが、まったく何もしないと「私は何もしていない」と失望感に苦しめられることもあります。そんなときは、「何事も60%程度の力で行う」ことを意識してみましょう。60%の力でもそれなりの行動が取れますから、無理をせずできることに取り組みましょう。そうすると「何かをしている」という感覚を積み重ねることができ、それが心の回復につながるのです。

☆(4)今(今まで)の自分にOKを出す

たとえ心が折れやすい自分であっても、それを頭ごなしに否定せず、自分に「OK」を出しましょう。自分を否定すると自分への失望がさらに強まります。それまでも自分なりにがんばってきたはずなのですから、自分に厳しく当たらず、優しく認めてみるといいですね。

◇強い心を作るトレーニングはある?

目指すべきは「鉄のような心」ではなく、「打たれてもしなる柳の木」のような心です。鉄の心であっても折れることがありますし、その場合は一度折れると元には戻らないことも多いのです。「柳の木のような心」を作るには、以下のようなことを意識しましょう。

☆(1)完璧を求めるのではなく、今できていることに意識を向ける

普段から自分に完璧を求めている人は、「今の自分は完璧なのか」と常に自分を疑っている状態です。そのようにすごしていれば、誰だって心が折れやすくなります。完璧を求めるのではなく、今できていることに意識を向け、それでOKだと思うよう習慣づけましょう。「ここまでしかできなかった」ではなく、「今日はここまでできた」とポジティブに意識するといいですね。

☆(2)自分軸で物ごとを考える

自分に失望したくない人ほど、「相手がどう思っているのか?」と他人からの評価を基準に物ごとを考えています。そのため、普段から「自分の軸」で物ごとを捉えることを習慣づけてみましょう。自分の思いを大切にしながら、他の人の思いに応えることが、失望した心を癒します。

☆(3)感謝を表現する機会を増やす

たとえば、気持ちのいい挨拶や人への感謝の気持ちを持つことは、心にいい効果をもたらし、折れにくい心を育みます。家族やパートナー、職場の同僚などはもちろん、コンビニのレジでも店員さんに「ありがとう」と伝えるなど、感謝する習慣を取り入れてみてください。実際に声に出すことがポイントですよ。

■打たれてもしなる「折れにくい心」を身につけよう



劣等感が強く失敗を恥と考える人や、なかなか人に頼れない人、また完璧主義やマイナス思考の人は、心が折れやすいとのこと。つまり、自分に厳しく、感情を素直に吐き出せない人は心が折れやすいといえますね。何かと心が折れてしまう人は、当てはまっていたりしないでしょうか。折れない心を持つには、そうした自分への厳しさを和らげたり、完璧思考を変えたりすることが重要。理想を高く掲げることも大事ですが、心が折れるのを避けるためにも、ときには「このくらいでいいか」と気楽に考えることが必要なのかもしれませんね。

(文:浅野寿和、構成:中田ボンベ/dcp)

※画像はイメージです

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マイナビウーマン
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