物質界の逆説

物質界の逆説。

３次元のパラドックスについては何度も記事にしましたが、この世は本物が偽物に見え、偽物が本物の振りをして跋扈する為、３次元に囚われたままでは本質を見失います。

次元は重なって存在しており、３次元に最も近いのは低４次元の下層幽界で、非常に狭い領域にも関わらず悪霊邪霊の温床で、地獄と表現されます。近いからこそ与える影響力も大きく、悪魔に魂を売った引き換えに巨万の富や名声や権力を手に入れる描写はお決まりで、それだけ簡単に連絡が取れる訳です。

一方、既にアセンションした内部地球の住人や宇宙人、生まれ変わる必要の無い霊界の高級霊、一度も肉体を持った事の無い天界の天使、銀河の中心太陽で活動するセントラル種族は５次元を超えており、３次元の我々が連絡を取るのは非常に難しく、睡眠中や瞑想中や何かに没頭して脳波をα波、θ波、それ以上にしている時にのみ繋がれると言う心許ない有様です。
よって、邪念だらけのβ波でも簡単に繋がれる悪霊と契約を交わす安易な道を選ぶ地球人が後を絶たないのも頷けます。

が、しかし。ここからが問題で、死ぬ直前も死んだ直後も人間の本質は変わらず、悪霊邪霊と密接な繋がりを持って死ねば自分もまた低４次元に留まる羽目に陥ります。そして、嘗ての自分と同じく欲の皮の突っ張った人間に憑依して、物欲を満たしてやる代わりにエネルギーを搾取する訳です。
自業自得と思いたくもなりますが、これが人類全体の集合意識を低次元に繋ぎ留めている一因になっている為、他人事では済まされないのです。

物質界の幻想に惑わされたまま延々３次元と低４次元を行ったり来たりの転生を繰り返す事を輪廻と呼び、ここから抜け出すのを解脱と呼びます。お釈迦様の話は決して難しくは無いのです。そもそも難しければ、誰も悟れません。それでは意味が無いのです。全員が悟り、さっさと低４次元の幻想から解脱してこそ、漸くアセンションが始まるのです。

３次元で幾ら権力を振り翳した所で、得られるのは恨みや憎しみだけです。悪霊は人間が放つネガティブエネルギーを摂取するので、食糧供給の為に人間同士を争わせます。歴史を振り返り、なぜ権力者が繰り返し戦争を仕掛けるのかが分かるでしょう。支配者連中はカネが欲しい、悪霊共はルーシュ(食糧用のネガティブエネルギー)が欲しい。

一方、波動が高くなる程、生命も光(光子)に近くなる為、高波動のエネルギーを必要とします。天使がこぞって愛です平和です光ですと繰り返すのも、彼等のエネルギー源だからです。簡単に言えば、私達が何かに感謝したり喜んだりする時に出すエネルギーが高次元存在を元気にする為、更なる援助が得られます。「神に感謝しましょう」はお題目では無く、実態が伴っているのです。

太陽系全体がフォトン(光子)ベルトに入った事で地球もアセンションを果たし、下層幽界の浄化が起きています。それがそのまま３次元に反映され、物質界の混乱となって現れているのです。今は膿を出し切っている所なのでデトックスの苦しみは伴いますが、ライトワーカーの皆さんは高次元存在と力を合わせ、より一層強まる光を地上に定着させて行きましょう。