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2018年10月15日00:59

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《連想味覚》《セルフ絶食》《ちー+!09》

《連想味覚》

昔から思うんだけど、スナック菓子によくある『バーベキュー味』。
アレってバーベキューの中の何を指した味なの?
バーベキューって色々な食材を弱火で炙って食べる料理だよね?

そんな、昔から持っていた疑問に対し、事務所内で真剣な面持ちで考え込むおバカな俺たち。推定平均年齢40前後の知識が集結する。
メンバーは事務員4人と俺。(内、女性2人)

『はい、みなさん! …バーベキュー味! さて、その味のベースとは?』
『やっぱ肉?』
『それじゃステーキになるかな?』
『そもそもバーベキューって何?』
『肉とか魚とか野菜とかごちゃまぜのワイワイ料理』
『焼き肉みたいな?』
『そんなアウトドア型。切り方とかもっと雑』
『…で、バーベキュー味って?』
『食材全てを粉砕したパウダー』
『味が全体的に薄くなるんじゃ?』
『惣菜扱いになりそう』
『野菜スナックのパクリ』
『案外、鉄板や金網の味だったりして』
『Fe配合とか?』
『黒いツブツブが鉄?』
『謎が解けた。異物混入でクレーム通るかな?』
『どのお菓子?』
『サッポロの…黄色い袋の…』
『あ〜なんだっけ? 知ってる。古いよね』
『網のヤツだ。クリスピー?』
『ソレ円盤だから』
『なんか最近見なくなったね』
『どんどん新しいお菓子が出てるからね』
『カールおじさん見てないな』
『リストラされたって』
『そーなんですか?』
『西日本に追い込まれたらしい』
『ものものしい言い方ですね』
『あいつらも大変なんだよ』
『戦力がタヌキとかキツネしか居ないからね』
『ちっちゃい虫も居るんだよ』
『うどんとそばも勢力に加えればいいのに』
『無視かい…』
『タケノコとキノコの軍勢が黙っちゃいまい…』
『あのお菓子ってイメージキャラがいませんね』
『言われてみればそうだね』
『イメージキャラって?』
『Qooの正体不明の変な物体とか、チョコボールのキョロちゃんとか』
『キョロちゃんって可愛いけど、まじまじと見るとキモイですよね』
『Qooも顔だけ見るとハートフルだね。でも全体像は…』
『キモイんですか?』
『軟体動物。ぐにゃぐにゃ。目が合うだけでパンチしそう…』
『軟体動物で思い出したけど、タコ味って聞かないよね?』
『タコってイカに比べて利用範囲が狭いような』
『カレーやイモ類を見習えって話だよね』
『いや、その時点で生物じゃない』
『これ何の話だっけ?』
『ナントカ風味とか、味とか…』
『フルーツパンチってなに?』
『ミックスフルーツってのも、ピンとこないよね』
『いちごオレ、あれ、いちごの味がしたためしがない。甘いだけ』
『ピンクのミルク? 味が持つ相場の色ってあるよね』
『ミックスフルーツは黄色?』
『…じゃあ、フルーツパンチは赤紫』
『抹茶コーヒーとかコーヒーコーラとか、美味しいの?』
『買っている人見た事無い』
『去年もやってたよね? 需要はあるのかな?』
『全く無さそう。ただ、店は置くしかないから、メーカーだけの一発利益』
『あこぎだねぇ』
『綺麗事で全てが円満なら事件なんて起らない』
『キョロちゃんってオスなんですか?』
『どうして今さら?』
『天使さまだよ。成長すると銀のエンゼルマークに変身するんだ』
『五人合体で金のエンゼルマーク?』
『よくわかったね…!』
『平成50年辺りに毎週土曜にやるみたいだよ?』
『ソレ本当ですか?』
『冗談でも信じる話じゃないだろ』
『おもちゃの缶詰めって見た事ある?』
『今は缶詰めじゃないらしいよ』
『そうなの? じゃあなに?』
『…………それは、秘密です…』
『……………』
『そこ、ポーズ必要?』
『あった方がいいかなって』
『死ぬほど要らん。…お前がやれ』
『なんであたし!? 嫌ですよ!』
『あっそ』
『じゃあ僕がもう一度…』
『止めろ。そして追い出せ』
『酷い』
『話し戻そうよ。…カップラーメンって、なんで変な味ばかり出るの?』
『話、戻ってないよ』
『ナントカ味って何? それ食えって思うんだけど…』
『正しいね。ゲテモノ味とかドリアン味とか…』
『食べられるの?』
『いや無理。でも、一発勝負として…無理かな?』
『無理無理。チョコとかショートケーキ味だって嫌煙した』
『最近、変なネーミングの商品も多いよね?』
『ありますね! 結局どの味? みたいな』
『最近いろはす出たよ。いろはすいちごソーダヨーグルト風味だっけかな? 天然水使用…』
『出た、風味。てか、味付けしてる時点で天然水じゃないよね?』
『以前、チョコチップ入りメープルシロップホットケーキいちごミルク味ココアパウダー乗せって言うパン食べた事ありますよ』
『すいません、あと5回言って下さい』
『え…。…チョコ…』
『ありがとうございます。実は僕も食べた事あります。名前の順番が覚えられなかった』
『実はわたしも言っていて合っているかどうかが自信ないんですよね』
『どの味がしたの?』
『ココアパウダーで手が汚れました』
『ソレ味じゃない…』
『子供の頃、駄菓子屋で食べた雑な味がしました』
『雑って…。でも、なんかわかるかも』
『俺たちも結成して商品開発する?』
『唐突だね』
『どんな商品?』
『さくら大根風いもけんぴ…たらこソースシシリー風』
『大根なの? いもけんぴなの?』
『ベースは小麦粉。風味なんだから、別に本物を使う必要はないよね?』
『たらこソースシシリー風って、サイゼリヤの?』
『バレた?』
『…あ、お昼だ!』
『ありゃ、サボっちまったなぁ』
『そういえば、てぃーのさんはどうしてここに?』
『あ、いや、QUTTAのハンバーガー味って、どのハンバーガ味なのか気になって…、そんで、ナントカ味って、結局その食べ物のどの部分の味なのか気になる所が多いなぁって…。で、ここに来る間にバーベキュー味の謎にぶち当たって…』
『この会合? に至ると…』
『そう…』
『嫌な…、事件だったね…』
『なんか聞いた事があるフレーズだな』


という、数日前の穏やかな午前業務終了間近のひととき。
謎はいつでも解明に近付かない。このメンバーの場合は。


《セルフ絶食》

朝方4時ごろ寝て、7時に起きて、なんか早いなぁと思って二度寝に走って、次に気付いた10時。
それでも早いかな? とか思って、昼まで寝ようと三度寝。12時ごろに起き出して昼飯でも買いに行って、飯食ってパソコンいじろう。とか考える。

そんで起きた。なんか変な空模様。12時は過ぎちゃったかな?
なんて思いながらタバコをぷかぷかして、時計を確認。16時50分。
…………ちょっとだけ寝過ぎちゃったな。

気分的には何か口にしたいんだけど、お腹が空いている訳ではない。いや、空いているんだろうけど、寝過ぎた日って空腹感がないんだよね。
という理由で何も食べていない。
こんな日の夜中は…思い出したかのように空腹感に襲われるんだけど、そうと知っていても食べる気が起きないんだよね。

それにしても………。
この時間の無駄遣い、どうにかならんかねぇ。
目標が欲しいねぇ。それがあればちょっとはリズムも変わるかな?


《ちー+!09》

第一章 チータス・レジエン1-8

【ケルナの森内部】

 言葉に出た事もあって、アキは『色を持つそれぞれの糸の意味』についてをチータスたちに教える事にした。
 少し話しては2人を交互に眺め、それぞれの反応をアキなりに窺うが、どうにもナルミは上の空のようで聞いているかどうかも分からない。
だが、完全な理解こそ現時点では難しいようだが、チータスが何となく喰らい付いて来ようとする事だけは伝わっていた。
 話はいつしかチータスに向けての内容と変化していた。

 話を聞く側のチータスも、ぼんやりとではあるが、アキの言葉をなぞるようにいつの日か聞かされたような記憶が何となく蘇るような思いを感じていた。
 とりわけ理解したというか、思い出したのが黄色・オレンジ・ピンクの3色だった。
 黄色が『警戒・注意』。
 オレンジが『立ち入り禁止』。
 そしてピンクが『救助・援護』。
 …そんな気がした。他にも青や緑と様々な色の意味があったような気がするが、聞けば聞くほどに混乱する思いは今もかつての曖昧な記憶の自分も同じようだった。
 とりわけ、この3色の印象が強かったのは、単にチータスが好む色だからという理由であって、他に深い意味はない。
 意図的に張られた『糸』は必ず傾斜が付けられている事も思い出した。
糸を張った目的の方向へと糸は下げられ、反対に意味の無い、または意味を無視する方向に対しては高くなっていく………。
グリーンモンスターに追われていた当時、チータスはピンクの糸の意味やその方向こそ頭に無かったが、偶然とはいえ、確かに糸を追う程に目線が下に向かっていた事を思い出した。これはアキからすれば、『応援が必要なら受ける』という意味合いだったのだ。
結果的にアキがその先に待ち構え、合流する事で交渉は自然成立となり、深い説明を必要とせずにアキは敵を退けたのだ。
クエストを達成する事によって報酬を得る冒険者という事を理解すれば、そこで報酬が発生するという事も何となく理解できた。ただでさえ赤の他人となる相手だ。むしろ無償で助けてもらえるといった考えがどうかしている。

「………ちょっと、聞いてる?」
「…え? は? あ、はい。…うん、聞いてた?」
 慣れない森の中での思わぬ運動に、いつの間にか眠気が増していたようだ。アキの言葉に呼び戻されて現状を思い出したチータスは、手遅れと知りながらも取り繕う。
「…ん。…まぁ、糸を辿った結果、実際助けられたわけだし…って、あれ?」
 振り返り、先ほど辿って来たピンクの糸を見ようとすると、既にそれが無かった事に気付く。
「あら? いつの間に…?」
 ナルミも不思議に思ったらしく辺りを見回すが、それらしいものは既に無いようだった。
「ああ、糸なら仲間が回収したよ」
「仲間? そんな人いるの?」
「うん。ちょっと癖のある仲間だから滅多に人前に姿を現さないんだけど、信用できる相棒だよ」
「…そう。…ならいいけど」
 言われてみれば、アキはグリーンモンスターに立ち向かう際、確かにどこともつかない上の方の誰かに向かって声を掛けていた事を思い出す。糸を回収したのも、その『相棒』とやらだろう。
「まあ! とにかく銅貨5枚! 払ってくれさえすれば、すぐにここでお別れだ」
 チータスの眠気を吹き飛ばす意味合いも込め、既に諦めている金銭をネタに声を張り上げるアキだったが、この言葉はチータスにとって救いの声となった。
『金を払わなければ離れない』と言っているのだ。利用しない手はない。
「…あの、…アキさん?」
「冒険者風情に敬語は似合わないよ。アキでいいよ。…で、なんだい?」
「えーっと、じゃあ、アキ? …恥ずかしいんだけど、あたしたち、超が付くほど迷子なの…。悪いんだけどさ、森を出るまで一緒に居てくれない? お金は森の外でってコトで…。ね、ナル?」
 ちなみにチータスには一銭も持ち合わせが無い。
「う、うん! わたしもそっちの方が安心します! お願いです!」
 そしてナルミにも持ち合わせが無い。
「…本気で言ってるの?」
 金銭的な問題など知る由もないアキが、それとは別の意味で驚く。
そんなアキの顔を見ると、チータスは個人的に恥ずかしさを覚えた。どうやらこれも普通じゃ考えられない話のようだ。…が、なりふりは構っていられない。
「うん、マジ! コイツも…あ、コイツ、ナルっていうんだけどね、コイツもあたしも森に入ったの初めてで、なんかわかんない内に迷子になっちゃったんだ」
「なっちゃったんだ☆」
「ばか、おまえ黙れ! 初めての相手に…変なヤツだと思われるだろ!」
 ナルミなりの緊張のほぐし方なのだろうが、思わず赤面するチータス。どうでもいい恥ずかしさが更に増す。
「ふーん。…ま、冒険初心者では珍しくない話だね。…こう言っちゃなんだけど、軽装過ぎるわね。本格的な知識は経験任せとしても、せめて野宿できるような格好くらいはしないと自殺行為よ」
「わ…わかってるわよ!」
 アキの気遣いとも取れそうなのだが、たった今の会話をまるまる無視したような言い方に恥ずかしさが頂点に達してしまい、かといって何か言い返せるわけでもないチータスは大声を上げる事でその場をごまかす事にした。

 いよいよ出発の準備を終えるとすぐさま歩き出しつつ、アキは言った。
「一緒に森を出るのはいいけど、私達はこの森の隣のベレーレルの村で一泊するの。だから、それ以上の付き合いは無理になるけど、それでもいいかな?」
 そんなアキの背中にチータスは、ちょっとしたむくれ口調で答えるのだが、これが失敗だった。
「ぜんぜんいいよ。あたしとナル、そのベレーレルに住んでいるから!」
「住んでるの!?」
 間髪いれずに驚くアキ。
「…うん…」
「あっはは、すぐ隣の森で迷子? 悪いけど、それはカッコ悪いと思うぞ」
「うっさいわね! 払うモノはきちんと払うから、それ以上言わないでよ! それに勘違いしてもらっちゃ困るんだけど、あたしたちは冒険者じゃないからね! 単なる村人なんだから、村に帰ってから変な噂広めないでよね!」
「はいはい。…それにしてもさ、やっぱ近くの森ならある程度の内部…」
「あ〜もうカンベンして! …おいこらナル! ナルも何か言って…わーっ!?」
 いよいよ言い返す事も苦しくなってきた。あまり言葉遣いが良くない事はチータス自身も理解しているが、さすがに初対面相手に口汚い言葉は考えものだ。こうなると状況に左右され難いナルミを頼るしかないと思って振り返ったのだが、そこで驚愕してしまう。
…確かに急に大人しくなったとは感じていたのだが…。
「すごいな…。このナルっていう人、いつもこんな感じなのかい?」
「いやぁ…、あたしも初めて見た。…嘘みたい」
 チータスの服、背中部分を掴みつつ、ずっと黙って付いて来たナルミだが…。
「寝てる…」
「寝ながら歩いているね…」


《あとがき》

漠然としたナントカ味。そしてイマイチよくわからんナントカ風…。
『味』というからにはその対象の味なのだろうが、製造側はどのメーカーの、どのジャンルの、どんな部分の、または総合的なソレを実現した上での販売なのかが知りたい。
今回の新商品の『味』…。俺が取り扱うものは『ハンバーガー味』と『プリングス ハラペーニョ味』の2種なのだが、『ハンバーガー』とは一言に言っても、その幅は広い。パティが自慢のハンバーガーが存在すれば、野菜が自慢のハンバーガーもある。非常に興味深い味の表現だが、十中八九、知れば損をする味のような気がしてならないワケで…。
『プリングス ハラペーニョ味』もよくわからない。メーカー同士のタイアップなんだろうが、プリングスには『ナントカラーメン味』っていうのが出るのかな?
 単純に『ハラペーニョ味』の方が辛党に人気が出そうなのだが…。というか、ハラペーニョ味というからには、全体がハラペーニョなのかな? ソースとかじゃなくて。チャーシュー代わりにプリングスポテトが2〜3枚入っていたらウケルかも。『こりゃヤラレタ!』ってなりそうだ。
ところで、麺系は様々な『味の冒険』をしているようだが、それ以外はそうでもない。
今回の話を踏まえれば、『ラーメン味のハンバーガー』というものがあってもおかしくない筈だし、『最高級松阪牛超霜降りサーロインステーキ味白米』というのが存在しても不思議ではない筈だ。
肉の存在しない架空肉料理。食べた瞬間に虚しさを覚える事は必至だろう。…脂身ばっかりの味だったりして…。


寝てばかりの休暇。
そう、目標あったんだった! とか、今更思い出す。
競馬の戦績を分析しようとしてたんだ。
起きた時点で手遅れだったが…。

てか、今更腹減ってきた…。やっぱりというかなんというか。寝る前の食事って体によくないんだったっけ…。これまた今さらだが。

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