あの日加入した東映チャンネルの凄さを僕達はまだ知らない日記：第11回「0課の女 赤い手錠（ワッパ）」

警視庁の特命捜査部署〈ゼロ課〉の女刑事レイは、犯人を射殺したことで逮捕された。しかし、ある重大事件の解決を条件に釈放を許可される。事件とは、次期総裁候補の政治家・南雲の娘、杏子が誘拐されたという事案。南雲の要請で事件を秘密裏に解決…すなわち犯人たちを処刑することとなり、警視庁上層部はレイに白羽の矢をたてたのだ。牢を出たレイは、身代金引渡しの場に現れた犯人の1人を助け、誘拐グループに潜入を果たすのだが…







「0課の女 赤い手錠」。犯人たちの仲間になるため裸体を投げ出し、ハレンチな拷問にも音をあげない氷のような女を杉本美樹が熱演しています。さそりと並ぶ、「虐げられ系美女が野郎どもに報復する」系バイオレンスの代表格。誘拐された杏子の父親役で丹波先生も出演しています。犯人一味どころか出演者みんなが狂ってて、特にクライマックス、風の舞うゴーストタウンでの室田日出男の暴れっぷりには尊敬の念しか抱けません。