小田和正ツアー2018in宮城セキスイハイムアリーナ

　

１０月６日（土）、宮城セキスイハイムアリーナの小田さんのコンサート行って来ました！
今回は地元仙台！！小田さんも、私も主人も、初めて親元離れ学生時代を過ごしたのがここ仙台です。

ここで聴く「坂道を上って」。あの頃の純粋な、先の見えない混沌とした気持ちが切なく蘇ってきます。
今期、一番生のご本人が見えるアリーナ席でしたから、余計熱くこみ上げるものがありました。そんなに前の席でもなかったのですが、ピアノ弾いてる小田さんの横顔が見えて、「この道を」はスクリーンの空に向かって歌ってるようで、本当に幻想的でした。

「それでも懸命に生きていくと、そう決めた」

自分も小田さんも今ここに集まってる人も、たくさんの苦難を乗り越えてここまで生きてきたんですよね。ご当地紀行で通りがかった「閖上」の映像もあってか、ほろりと来ました。隣の友人は堰切ったみたいに嗚咽してました。本当は、痛かったことを痛いとも言わずに今日まで頑張っていたことに初めて気づいたみたいに。

「そんなに自分を責めないで。過去はいつでも鮮やかなもの」

小田さんの音楽は、無理して背伸びしてた自分や、卑屈になって縮こまってた自分に、等身大のありのままの自分に戻っていいんだよって、言ってくれてる気がします。
澱んでた心が洗われて軽くなって、良い「明日」が迎えられそうな新鮮な希望を胸に、この日も帰路に付きました。

小田さん、この年になると次の約束なかなかできないって仰ってましたが、どうか元気でまた私の住む街、学生時代の思い出の街に来てくださいね。
　
以下ネタバレ

セットリスト　こちらを参照してください。盛岡より１曲少なかったです。

〇サービストーク
盛岡でその日のMCのために逆立ちしたと小田さん、この日はこの日のMCのために記憶から引っ張りだした５０年前の初デート話。小田さんのくっくっくっと照れ笑いにつられて場内も笑いが起こります、ひたすら二人で長距離歩いただけだったそうですが、港の見える丘公園に行ったそうです。

〇ベースの有賀さん
声援送りましたよ〜。生まれ来る子どもたちのために、間奏のリード、かっこいいｖｖ

〇仙台ご当地紀行！！
榴ヶ岡公園、仙台港、亀ヶ岡八幡宮、楽天スタジアム、閖上、杜の湖畔公園、きゃああ、私も行ったことあります！！
今回は、私の家の近くに結構来てますよ〜。
楽天球場、榴ヶ岡公園、電車で１５分かな。利府アリーナは車で１５分くらい、仙台サンプラザは電車で１５分くらいのところに住んでます。
仙台港は、歩いて２５分かな。小田さんは初めてだそうです。
さちゅうさんが、「苫小牧発の仙台フェリー♪」拓郎さんの「落陽」を説明してると思われるシーンが流れてました。そっか、小田さんも、知らないんだ。私も最近まで知りませんでした（おい）
普段何気なく自分が見てる景色を小田さんが見てたって思うと、急にその景色がとても価値のある素敵なものに思えて来るのが不思議です。

〇亀岡八幡宮
今回、さちゅうさんと遊園地、動物と接近、階段昇り、定番お笑い王道３点セット。
さちゅうさんとの杜の湖畔公園の白鳥ボートシーン。今回は何事も起きませんでしたーって小田さん。そりゃ毎度何かあったら、それはそれで不自然ですよね（笑）
動物もびくびくしながら、なんとかよしよしとなでなで（笑）
そして亀岡八幡宮、石段、ちょっと、さちゅうさん大丈夫？？ちょっと心配でした。あとで疲れ切って、電車の中で爆睡してて、お疲れ様でした。なのでした。

家に帰って主人に「小田さん、学生時代亀岡八幡宮行ってたってよ。」と言ったら、「俺、亀岡八幡宮の下で下宿してたぞ」
「じゃあ行こう！！」 早速翌日夕方、二人で行きました。そしたら、小田さんのご当地紀行を回ったと思われる県外ナンバーの車があって、同じことをやってる人達結構いるんですね。みんな階段昇りながら、スマフォで写真撮ってました。
　　
思ったよりきつくないので、さちゅうさん、心配して損したわ。
さちゅうさんも元気でまた来年、お会いしたいものです。

主人は、亀岡八幡宮のここで良く友達キャッチボールをしたそうです。

震災前はこんなに石段ずれてなくてしっかり組まれてたから、地震の影響なんだろうなって主人は言ってました。

小田さんと同じ夕陽を見てたかと思うと、なんか感慨深いです。

仙台港の日没です。

宮城２日目は、私がツアー見た中で一番静かだったかなあ。夏が終わり、秋の気配が漂う中高年にはちょうど心地良いライブでした。
今年はこれが最後の小田さんライブかな。チケットが取れないから。
来年もギルド様、さちゅう様頼みです。

あとでライブ行った友人聞いたら、どうもアンコール「またたく星に願いを」で客席に写ってたらしいんですが、メインやセンター近くに小田さんがいる時は全然スクリーン見てなかったのよね。さぞかし、あほ面してたでしょうねーー；