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2018年10月12日23:19

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レジ袋有料化を考える

このテーマ もう何年も前からディベートしている。

論点1 レジ袋を有料化すると海洋汚染防止になるのか?
レジ袋のプラゴミによって海洋汚染が深刻な事態になっているとしよう。果たして、そのレジ袋はどこからやってきたのだろうか。買い物をした人が、ぽいと捨てるのだろうか。それが風に乗って海まで行くのだろうか。
あるいは埋め立て処分地にレジ袋が捨てられて、それが風に乗って…?
それはレジ袋の有料化によりどの程度防げるのか。
有料化といってもすでに有料化されているスーパー等では1枚2円程度である。

この2円に敏感な方だから、1円でも安いスーパーに行き買い物をするし、そのような方はマイバスケットを持参しているものである。だが、コンビニ利用者の多くは2円でそこまで大きく消費行動を変えようということはない。従って、有料化を義務づけたところでそこまで目に見えるほど大きな成果は出ない。

むしろ、日本ではレジ袋の素材を自然環境に残ってしまうものではなく、半年ほどで紫外線を受けて分解する素材を義務づけた方が、野生生物の保護にもなる。


論点2 コンビニ店員の負担は大きいか?
スーパーでもできていることなのでそこまで大きいとは思えない。なんなら、レジのところに大きめな字で袋代2円を頂戴します。不要の際は店員までお申し付けください。とでも書いておけば、トラブルなんて起きても最初の一ヶ月程度である。そのうち日本の小売店ではレジ袋をもらう際には有料になっているという認識さえ一般的になればここに書かれているような店員の負担はもはや起こらない。

ただ、マイバックを持っていない客でレジ袋は不要だと断った客が買った商品を持ったまま再び店に入っていくと、会計が済んだものと済んでいないものとの区別がつかなくなり万引きが増える危険性はある。

スーパーとは違い、会計が終わったお客さんが再び店内に戻ることは可能性が大きい。スーパーはレジの位置が店内と店外との境になっているからである。


レジ袋の原価は1枚1円もしない。だから有料化といって袋代をお客さんからとるようなことがあっても結果として1円余分にもらうかどうか程度のことである。
まあ有料化の意味を持たせるとして現行のスーパーのように1枚2円程度もらうのなら多少お店のためになろうが、計算すればわかるが微々たるもので、万引きによる損失やおしぼりの代金の方が大きい。


このことから考えると、レジ袋で万引きが防げるのなら安いものである。という発想になっても不思議ではない。


1枚2円程度の有料化ならば、きっと何も変わらない。メリットもない代わりにデメリットもない。
いや、あるとすれば、環境問題に何もアクションを起こしていない日本政府が、レジ袋の完全有料化策でレジ袋削減をすることで環境面に寄与しているという
ボクでも考えつくような公式発言による言い逃れだけだろう。






■レジ袋有料化にコンビニ店員が阿鼻叫喚「やるなら時給上げてくれ」「袋お付けしますか?の一言がトラブルになりかねない」
(キャリコネ - 10月12日 19:41)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=210&from=diary&id=5328958
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