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2018年10月11日09:56

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10月11日(木) #1708 お客様も、職場仲間も等しく大切に

おはようございます。木下藤吉郎です。


今から50年前の1968年(昭和43年)の今日、東京プリンスホテルの敷地を巡回中の綜合警備保障(現ALSOK)のガードマンが何者かに射殺されました。事実上、これが永山則夫連続射殺事件の第1の事件となりました。

■永山則夫連続射殺事件
http://yabusaka.moo.jp/nagayamanorio.htm


また、今から30年前の1988年(昭和63年)の今日は、女優の泉 里香(いずみ りか)さんの生まれた日です。
※過去に浜 千咲(はま ちさき)、梨華(りか)での活動歴がある。

■STARDUST - スターダストプロモーション - 泉里香のプロフィール
http://www.stardust.co.jp/sp/profile/izumirika.html






















10月11日 木曜日

今回は、半ばきのうまでの流れからざっくりと私の思う事を書き連ねていこうと思います。

阪神タイガースが実に18年ぶりにリーグ優勝をおさめた2003年以降、プロ野球は激動の時代を迎えます。大阪近鉄バファローズとオリックスブルーウェーブの合併とプロ野球再編問題、東北楽天ゴールデンイーグルスの参入、福岡ダイエーホークスのソフトバンクへの身売りと、2004年は揺れに揺れ、2005年からはセ・パ交流戦、パ・リーグのプレーオフ(現在のクライマックスシリーズ)導入と、実に様々な変革が起こりました。

ところでその頃においては、セ・リーグでは「龍虎の時代」と呼ばれていました。なぜならば、2003年、2005年は阪神タイガースが、2004年、2006年は中日ドラゴンズがリーグ優勝を果たしていたからです。

その当時、ドラゴンズの一軍監督を担っていたのが、「オレ流(オレ竜)」のキャッチコピーでおなじみの、落合博満(おちあい ひろみつ)さんでした。

この方ほど野球界において独特な雰囲気を持っている方も珍しいように思えますが、彼はファン以上に自身と直結している選手に対して深い思い入れを持っていたように思います。

まず監督に就任した2004年は、「補強を凍結し、選手の実力を10%底上げしてリーグ優勝する」と宣言します。

補強はチーム全体として在籍中の選手に刺激を与えるものというのが常識のようなものでしたが、落合監督はそれを逆に見て、補強よりも既存の選手の底上げをはかり、切磋琢磨によるチームの強化を目指したのです。結果として、この年はドラゴンズがリーグ優勝を果たします。(日本シリーズでは敗れる)

また落合監督は、「試合で勝つ事が最高のファンサービス」との持論を展開し、事細かなファンサービスを凍結しました。これには賛否両論があろう事と存じますが、もしかしたら落合監督には、それまでのファンサービスが過剰に見えていたのかもしれません。ファンよりも選手強化などもっと別のところでお金を使うべきなのではないか、との意思の表れにも見えかねないように、私は思います。

ある年のオールスターゲームで、前年リーグ覇者として監督についた落合さんは、奇想天外な起用を発表します。それは初回から最終イニングまで、全員ストッパーとして活躍している選手を登板させるというものでした。当然メディア記者の誰もがびっくり仰天。問いかけに対して落合さんはこう答えます。

「(抑え投手は大概最終回に登板するので)いつもみんなが荒らした後のマウンドで投げてるんだ。たまにはきれいなマウンドで投げさせてあげたいじゃない」

彼なりの愛情がそこにはあるように、私には思えてなりません( ´_ゝ`)

結局、私は何が言いたいのかと申しますと、やはりチームを支えているのは、観客、ファンはもちろんそうですが、やはり選手あってこそであり、選手個々の実力をいかにチームの中で発揮させていけるように持っていけるかが、重要なのではないかという事です。

なにもこれは野球界、スポーツ界に限った話ではありません。企業や組織では、お客様も従業員・職場仲間も両方なくてはならない存在ではありませんか。

現に、従業員への待遇を強化したところ、業績が向上したという事例は少なくありません。

特に、日本理化学工業というチョークの製造会社においては、当時の社長がお坊さんからの説教で

「人間の究極の幸せは、1つは愛されること、2つ目はほめられること、3つ目は人の役に立つこと、4つ目は人に必要とされることの4つです。福祉施設で大事に面倒をみてもらうことが幸せではなく、働いて役に立つ会社こそが人間を幸せにするのです」

と教わり、障害者雇用に真剣に取り組むようになり、誰にでも作業がやりやすいように環境を整えていったのです。その結果、堅実な業績で、世間の評価はとても高くなっています。

企業や組織において、うまくいかないと感じた時は、仲間に対して冷たく当たってはいないか、落合さんをはじめとしたいろいろな方々から学ぶべきところはあるのではないかと、私は思いますね( ´_ゝ`)

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