ヒトラーと戦った２２日間

昨日は、「ヒトラーと戦った２２日間」を見てきました

http://www.finefilms.co.jp/sobibor/

凄い映画でした
ヒトラー関係の映画は、時々、見ているのですが、さすがに
ロシアが作った映画。
迫力が違います。
最初から最後まで、ず〜っと漂う緊迫感。
慣れてくると、眠くなったりもするのですが、この映画は
違いました。

途中、クライマックスシーンで、ドイツ人将校たちが、ユダヤ
人を馬に見立て、自分は馬車に乗って、ユダヤ人に馬車を
ひかせるシーンがあったのですが、息詰まるような迫力でした。
ドイツ人将校たちは、ユダヤ人を殺す事、痛めつける事に
全く抵抗は無いのです。
彼らを人間だとは思っていない。
何の躊躇もなく、あっけなく殺す事が出来る・・・。
そういう状況に慣れてしまっている。
よほどの信念が無い限り、人間は、戦争下で、人格が歪んで
しまうんでしょうかねぇ・・・。
色々な事を、考えさせられる映画でした。
これは、見る価値がある映画だと思いますよ。