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2018年10月09日17:32

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水10ドラマプロデューサーが語る“普通”の天才・新垣結衣の魅力

水10ドラマプロデューサーが語る“普通”の天才・新垣結衣の魅力
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=54&from=diary&id=5322970

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『逃げるは恥だが役に立つ』『コード・ブルー-ドクターヘリ緊急救命-』などヒット作は数知れない女優の新垣結衣(30)。俳優・松田龍平(35)とのW主演で送る10日スタートの日本テレビ系連続ドラマ『獣になれない私たち』(毎週水曜 後10:00※初回10分拡大)では、笑顔の裏でたゆまぬ努力と人知れぬ悩みを抱える“普通のOL”を等身大に演じている。同局連ドラ『掟上今日子の備忘録』(2015)以来、3年ぶりに彼女の主演作でタッグを組む松本京子プロデューサーに、30歳を迎えた新垣の魅力や恋愛ものとしては“変化球”な同作に込めた想いを聞いた。

【劇中カット】キラキラのガッキースマイルにも注目

■キラキラスマイルの裏の苦労 30代のガッキーが演じる新たな働く女性

 新垣演じる深海晶(しんかいあきら・30)は「常に笑顔」で「仕事は完璧」、誰からも愛されているオンナだが実は周りに気を遣いまくり、彼氏にさえもその本音をさらけ出すことができない、器用に見えて不器用な女性。松本Pは「『逃げ恥』では契約結婚によっていわゆる主婦的な役割をする役、『コード・ブルー』ではフライトドクターという特殊な職種。仕事に翻弄されて恋愛や家族にも悩みを抱える“普通”の30歳の女性を案外演じていないな、と。新垣さんが30歳を迎えられたこのタイミングで晶役を全力でやっていただけたら、多くの人の共感を呼ぶのではないか」と手応えを明かす。

 「新垣さんはあんなにかわいらしいのに、“普通”を演じることにものすごい能力をもっていらっしゃる。『掟上今日子』では白髪スタイルに“一日で記憶をなくしてしまう”という、今回とは真逆のリアルではなかなかありえない役柄を『こういう人が実際にいるのかも』と思えるような人物に仕上げていただいた。それは新垣さんならではの地に足をついた演技、思わず見ている人を納得させてしまう説得力ある演技だからこそだと思います」。

 同じキャリアウーマンでいえば『空飛ぶ広報室』でも“デキる”女性を演じたが、今回はまた「全然表情が違う」のだという。「ちょっとした表情で全く違った働く女性を演じることのできる演技力が、ここ数年で更に磨かれたんだなと」と感嘆の声を漏らす。

 第一話で印象的なのは、晶による“笑顔”のシーンが多いこと。「台本には『輝く笑顔』と書かれているんですが、あのみんなが大好きな“ガッキースマイル”が連発されています。でもそんな笑顔の裏で、人って本当はきつかったり身をすり減らす努力をしているんじゃないか、と。そこを新垣さんにはリアルに演じていただいています。大変な状況でも晶が頑張って作る笑顔に、見ている方も自分を重ねるところがあるのではないか。その笑顔の裏にどんな気持ちがあるのか、思いをはせて見てもらえるといいかもしれません」。

 対する松田演じる敏腕会計士・根元恒星(ねもとこうせい・33歳)は、いわゆる「世渡り上手」で人当たりがよく女にモテるオトコ。しかし、実は調子よく振る舞っているだけで、全てを冷めた目でみている。そんな晶と恒星がクラフトビールバーで出会ったことで“ラブかもしれないストーリー”が転がりだして行く。

 「撮影を見て、改めて『こんな松田龍平はみたことないな』と感じました。いつもの独特の存在感はあるんですけど、そんな松田さんが野木亜紀子さんの書かれた脚本の世界に入って、普通の30代の男性をナチュラルに演じられている。作品のなかで「恋愛にまつわる世界」にどっぷり絡んでいる松田さんって、今まで見たことがなかった。狙っているわけではないのに、ふとした瞬間の表情に見ている女性スタッフからも『かっこいい…』とため息が漏れています」。これまでどこかトリッキーな役柄が多かった松田の新境地も見どころとなりそうだ。

■ラブストーリーではない?“ラブかもしれない”ストーリーの真意とは…

 そもそもこの物語のジャンルを“恋愛もの”にくくることが正しいかはわからない。今作は“ラブかもしれないストーリー”を謳(うた)っている。脚本を手がけるのは『空飛ぶ広報室』『掟上今日子』『逃げ恥』など数多くの新垣作品を手がけた野木亜紀子氏。まず、『掟上今日子』後に松本P×新垣×野木氏が“水10”で再集結が実現し、「野木さんから誰と誰がくっつく…ではなく『恋ができない大人』みたいな話はどうだろうという話が出て、『獣になれない私たち』というタイトルはその時に生まれたものです」と企画がスタート。

 もちろん新垣と松田による胸がときめくようなシーンはあれど、「誰と誰がくっつくまでの紆余曲折や、誰かと誰かのドロドロを見せたい物語ではない」と言い切る。「ラブストーリーが苦手な人にも食わず嫌いせずに、間口を広げたいという意味で“ラブかもしれない”といっています。男と女の恋愛ってリアルには簡単に始まらないだろうとか、年を重ねると恋におちること自体がどんどん難しくなってくるとか、そもそも恋愛って何だっけ?とか、いろんなことを考えられるストーリーになっています」。

 「晶と恒星の間で恋愛が進んでいくという話を期待されると、それは違うかも知れない。“ラブ”と共に、仕事、家族、友情が少しずつ動き出していく人間ドラマになっています。ただ晶と恒星をとりまく人間関係の間には、ハラハラドキドキするようないろいろな“ラブ”が巻き起こっていて、毎回びっくりするような事件が起こるので、続きはとっても気になると思います。ラブストーリーが好きな方がキュンとできるところもありますし、『胸キュン』には興味がないと思う方にはぜひ人間ドラマの部分を見てほしいですね」。

 ところで、現在流れているCMスポットでは新垣は「オアシス!」とビールを飲んで至福の表情を浮かべるシーンで締められている。「クラフトビールバーが重要な場所として出てくるんですけど、見てるとめちゃくちゃビールが飲みたくなる。登場人物たちがいろいろなビールを美味しそうに飲んでいるので、ついコンビニで買ってビールを飲みながら見たくなると思いますね」と、登場人物たちの“飲みっぷり”にも注目。週の真ん中、お疲れモードな視聴者がビール片手に楽しめる、“オアシス”のようなドラマになることを期待したい。
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野木亜紀子はアンナチュラルの脚本家である。アメリカのドラマと比較しても推理部分は良かった。

新垣結衣はは新境地を目指してきたが結局は失敗した女優と言えるだろう。彼女のイメージはマイ☆ボス マイ☆ヒーローとポッキーのままだ。

20代を向かえていつ迄もセーラー服は着れないわけだから、そこで最初のイメージの転換が必要だった。その時の戦略は、それでも基本戦略を変えるものではなく、その女子高生が卒業した後、社会人になった頃の姿、というものであったように思われる。

空飛ぶ広報室は非常に優れたドラマだったと思うが、“デキる”女性というイメージはない。原作を読んだわけではないが、仕事を始めて2〜3年目、そろそろ仕事を覚えてきて、初めて自己主張を始めてもよい頃、という感じだった。

そういう役が彼女は多い。リーガルハイも基本的にはそうであった、と思う(見てないけど)。だから、よく知っている人が存在して、その人との出会いを通して新しい世界、新しい見方を知りつつも、その世界にコミットメントしながら、その経験を通じて自分の考えを確立してゆく役が似合っている。

これは前出のイメージ転換の延長線上にあるのは間違いないが、それが20代だから可能だったという話でもある。つまりイメージ転換がどうしても必要であり、だが、彼女のこれまでの演技を見る限り、多彩であったり、いろんな役どころを演じられるタイプではない。

自分の存在感を全面に出しながら、イメージ優先で役を務めるタイプだと思われる。イメージ戦略上、重要な作品は「くちびるに歌を」であったろうと思われる。

これまでの教わる立場から教える立場に立った時にどのような演技でこたえられるかという作品だったと思うが、失敗であったと思う。彼女でなければだめな作品であったとは思えないし、ほかにも適役はいたであろう、とさえ思わせる作品であった。

教わる側に立つのは多くの場合、若者の特権だから、その時期にそういう配役にピタリと合うのは悪い話ではない。だがそのイメージが固定化すると困るはずである。いつまでの教わる側にいるわけではない。

では彼女はどのような立場の演技ができるのか。それは今後も必要とされる配役であろうか。だが、逃げるは恥だが役に立つのエンディングで見せた圧倒的な可愛さ、あの石田ゆり子でさえダサく感じさせるほどの圧倒感があった。

これが何時まで保てるかは知らない。イメージも変えてゆかなければならないだろう。可愛さだけで女が生きていけるはずはないが、逆に言えば、そこからが本当に面白いと思われるのである。

彼女の今後は成功するにしろ失敗するにしろ面白いはずだ。成功すれば、いかなる戦略によって乗り切ったのか、失敗するならば、そこでの足掻きが見逃せれないはずである。

これは同世代の女優がみな直面している問題である。若い人たちの台頭が本格化しており、演技力でも魅せる女優がいる(見た記憶はないが)。それぞれのが自分の戦略の中で、活路を見出そうとしているはずである。おそらく、生き残れるのは僅かであろう。きらきらと光りながら泳ぐ子魚たちのように。ファイト。

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