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2018年10月03日01:01

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《疲れた新人(?)教育》《気になる言葉…》

《疲れた新人(?)教育》

一緒に仕事をする事になった新人(?)は、既に50歳を超えている。
一言に言えば、俺たちと肩を並べて作業に取り組む事は、体力的にも限界で、機敏性にも問題が残る。落下事故はそのまま大事故に発展し易く、完全回復もこれまでの事故を振り返るにあたり、かなり低い。
そんな人の投入とは、単純で重大な問題、人手不足。ボスザルを初段階で処理しておけば有能な経験者で埋もれていた現場だった筈だが、今となれば見る影もない。
とはいえ、全てが後の祭りであり、言ったところで問題が回復する訳でもない。

本日はそんな彼との2日目の業務だ。互いの指定休暇がすれ違いを起こし続け、なかなか顔を合わせる事が出来なかった。

朝、駐車場で軽く挨拶をする。『おはよう』ではなく、『もう完璧!?』と。
いつもならノリの良い彼だが、その時点でガックリ。相当応えてますな。そして辞職を考え始めましたな。とか、簡単な予測。でも、差し止めますぜダンナ、ぅえっへっへ…。

で、お話終了。

そーですか。辞める気持ちは出てきたみたいだが、既に家族会議を開き、しかも承認済みとか…。わかり易い性格ではあるが、それにしても気が早い…。
そんな中で、いきなり辞職決断まで60日を宣告される。しかも、昨日が指定休暇だったため、厳密には残り59日。

イケませんな。認めません。偶然ではあるが同日入社の同僚。そして、絵に描いたようなアホ現場をここまで持ち直した仲間でもある。
今現在を以っても最下層スタイルがまるで抜けない職場だが、これでも随分と人間関係が上昇したものだ。
まず、向こう側から誰それ構わず朝の挨拶をする人物がちらほら増えており、怒鳴り声が激減し、代わって笑い話が増えた。

そうだよ。俺たちから眺めたこの会社は3人から始まって、3日目にイビリ問題で1人が辞めてしまい、その穴埋めとして俺が異動になった流れだ。

どこにも仲間が存在しない現場の中、2人で励まし合ってここまで来たんだ。最終的な決断が退職なら止めはしないが、それでも『いやだから辞める』といった気持だけは持たせませんぞ。

そんな中、偶然にも上司が俺の前に。何か嗅ぎつけたか? と思いきや、追加物件のシートを渡しに来ただけとか…。アナタは事務員に使われるようになってしまったのですか?

それにしても、まあ、早かれ遅かれ伝えるべき重要報告だ。ソッコーで朝の件を言う。
当然驚く上司。表情が『!?』。…何か言え。てか、人を扱う身なら、そのくらい想定の範囲内に入れとけ。

仕方が無いので俺なりに考える今後の方針を述べ、というかそうするように約束させ、現在の彼の状況を『異動』ではなく『一時的な補助』に変更する事を勧める。

また、今後の新人のために『本格作業前の練習現場』を用意する。ついでに教育者の確立も必要だ。曖昧な環境下に新人を突っ込むから予想外の問題が発生するのだ。つーか、しなきゃおかしい。
もちろん、教育者は確保できても簡単にそんな場所は出来る筈もない。なので、比較的穏やかな第二倉庫を練習の場として推奨。そこで運転に慣れ、ココにズドーンだ。
どうせ第二第三倉庫の誰もがボスザルを嫌煙して来たがらないし、それ以前に逃げた人物ばかりだ。仮にボスザルが消えても総責任と責任の悪魔2トップが控えている。ココを知らない新人を生贄同然に差し出す案なんて、歓喜の極まりに感じる事だろう。自分さえ助かりゃそれで良しとする連中でもある。逃げた事を後悔せよ。ついでに言わせてもらえばボーナス査定にA以上が存在しないソコで頑張り続けろ。

という内心と本音をそのままに上司に伝える。
そんな上司とのやりとりの一部。

上司:『てぃーのさんはとことん追い詰める性格なんですね』
てぃ:『上司だろうが部下だろうが、仲間を見捨てたりけなしたりする奴には当たり前。でも、これでも丸くなりましたよ』
上司:『そうなんですか?』
てぃ:『まんまるです』
上司:『でも、僕がてぃーのさんに説教された時は丸みがありませんでしたよ?』
てぃ:『状況に応じて剣山になります』
上司:『剣山ですか…』
てぃ:『生け花には向きません』

バカなやり取りである。


まあ、そんな上司と別れ、追加物件をこなす。
新人(?)には運転に集中してもらいたいので声を掛けず、もう一人はサイドフォークにて奮闘中。昨日もダシの素を粉砕したばかりなので出費を重ねさせたくない。パス。結局一人。

ところが、やってみると普段とは異なる指示内容のため、準備はいいが、それをどこに持って行っていいのかが分からず右往左往。場所見付けるのに30分掛かった。
そんな追加物件の後処理作業に移行しようかと思うと、またも上司が再追加物件を…。うむむ。
仕方が無いのでまたも全部引き受ける。しかも他部門が一か所紛れてるし…。持って行ってあげてもいいが、あいにく、その部門に到達するだいぶ手前に商品があったりするので、持って行った方が時間が掛かってしまう。仕方が無い。やっぱ一緒に処理しよう。

…で、なんだかんだあって、結局朝一の作業開始は実に通常の一時間半遅れ。
でも、新人(?)の質問はあるもので、それを全て回答するが、俺が居ない間に誰も教えてくれなかったの? という、素朴な疑問。
そんな新人(?)の答えは実にシンプル。

『みんなに聞いたんスけど、みんな答えが違うんスよ…』

あーなるほど。この会社あるあるだわ。
ここで俺まで回答が違うんじゃ返って混乱を招くので、一緒に操作しながらリアル説明。コレが一番手っ取り早い。
…で、一時間消化。残り一時間半…。
新人(?)はスッキリした表情だ。一体どの現場でどれだけの人に教育じみた事をしてきたかいちいち覚えていないが、その後に必ず見たスッキリ表情とは、俺の説明を理解した事を意味する。…と思う。
その反面、俺の頭は真っ白だ。どんなに短くとも2時間は必要な午前の準備時間だが、それが既に一時間半…。

しゃーねー。休憩しよう。更に15分短縮…。

その後、鬼神のごとく動き回ってどうにか本日分だけは準備出来ましたとさ。


《気になる言葉…》

サルEのひどさは…、まあ、何回か記したが、新人(?)の加わった現在は…、もっと酷くなった…。

本来の話で言えば、新人が加われば否応なしに不慣れな新人が午後の作業の足を引っ張るのだが、サルEはその新人の足さえ引っ張った…。
現場関係者ではもちろんだが、構内全てが『まさかな…』といった感想。おまえ、そこまで人間離れしていたのか…。

仕方が無いので俺がサルEの面倒を見る。自分の作業を中断して強引に割り込む。
そんな俺が内部で奮闘中、外ではサルEがふざけていた事を同僚が俺に告げるわけだが…。
まあ、そんな事は見なくとも分かる。
気になったのは同僚の言葉だ。

同僚:『(ふざけておどけるサルEを見て)こんな姿、てぃーのさんが見たらブチ回されるなぁ…、とか思いましたよ!』

………なに? キミも俺をそんな目で見ていたワケ?

笑って反応したものの、地味にショックだった…。


《あとがき》

・犯人に手を出さないで下さい。
・霞ヶ浦に浮かばされそう。
・バラバラにされそう。
・一度轢いた人にまだ息があったから、もう一度轢いて殺した。
・アイツって、おまえがやったの?
・なんだか知らないけど、暴れたらしいじゃん。

…なんか俺って、男の目から見るとロクな印象が無いのね。今回の件も含めて…。

そういや数日前、休憩中にタバコ吸っていたら、横から姿を現した同グループの男が人の姿を見て本気の悲鳴を上げたっけなぁ…。その声に俺も驚いたが、……ショックもあったんだよなぁ…。

そんで本日…、なんか知らんがサルEが敬語化し始めたんだよな。コレもショックだ。目撃者多数のため、残念ながら聞き間違えではなかった。

同僚:『今、アイツ敬語使いませんでしたか!?』
てぃ:『……………やっぱ、そう聞こえたよね?』
同僚:『初めは普通の話し方だったけど、振り向いててぃーのさんって気付いたら言い直しましたよね?』
てぃ:『やっぱそう思った…?』

意識的で不自然な敬語は…なんかカンベンして欲しい。


・夜の帝王。
・食い散らかしていそう。
・妊娠しそう。
・まず声がエロい。
・遊んでいるでしょ!?
・3ケタ越えてる?

おまけ。
こちらは面識の少ない女性からのお言葉。…内容は雑談の中の一区切りにて。
やっぱ、ロクな印象がないようだ。


まあいいや。ふぅ〜…。
今は新人(?)の教育に意識を集中せねば。明日も一人勝手に戦争状態だな。




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