私が幼稚園児だった頃。
新宿に住む父方の伯父宅を訪れた時。
伯父宅は立派な木造家屋だが、下町にありふれた風呂なしの家でしたので近くの銭湯に通うのが日常でした。
その日も私は父親に連れられて銭湯に行きました。風呂上がりの冷たい瓶に入ったリンゴジュースが楽しみでしたから。
でもね。
銭湯の湯船って子供には熱過ぎるんですよ。
だから父親が湯船に浸かっている間は洗い場でテキトーに遊んで時間潰し…そんな私の目の前に【背中に観音様】のオッサン。
私『おじちゃん、背中の絵がキレイだね。』と言いつつ、指でツツく。
オッサン『おっ?キレイか?おっちゃんの背中をゴシゴシしてくれんかぁ?』と、石鹸のついたボディタオルを私に手渡す。
私『おじちゃん…絵が消えない…もっとゴシゴシするよ…う〜ん…消えない…消えない…疲れたぁ!』と、途中で背中洗いを放棄。
その間、私の父親は湯船で他人のフリ。
まぁ…
昔の銭湯は【その筋】の方々も利用してたし。
おおらかな時代でしたよ。
うん。
風呂上がりのリンゴジュースは最高!
■子どもが風呂で“背中にお絵かき”人を見て…大センセイの冷や汗話
(AERA dot. - 10月01日 16:02)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=173&from=diary&id=5312503
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